2024/06/16
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
時々、入れ歯を製作する際に、何年持ちますか?という質問を受けることがあります。
この質問には、なかなか明確にはお答えすることはできませんね。
というか、答えようがないと思います。
入れ歯そのものが壊れないかは、落とすとか交通事故に会えば壊れるかもしてませんよね。
また、入れ歯が合わなくなるかどうかは、残存歯を抜いたり、歯槽骨の吸収があったりすれば当然合わなくなるのですね。
その骨吸収というのは、歯を抜いている以上はどうしても生理的に歯槽骨はなくなっていくものです。
これは避けようがないものです。
でもその骨吸収程度は人によっても大きく違います。
だから一概にあなたはこのくらい持つとか、言えないのですね。
そのため、当院では総入れ歯であったとしても3カ月に1回は来院していただき入れ歯の調整をさせていただいております。
そうすることで、わずかな調整で済むことが多いですからね。。。
その様な観点から、新製入れ歯装着後も3カ月に1回の定期健診をお勧めしております。
2024/06/15
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
先日、片顎(上顎のみ)の総入れ歯をセットしました。
このご時世で上下顎の総入れ歯を製作することは少なくなった気は致します。
やはり8020運動が良い意味で影響しているのかもしれませんね。
歯が残るというのは本当にいことで、できれば入れ歯にさせたくないと歯科医師ならば皆、思うところです。
でも、全くいないのかというとそういうわけでもないですね。
どの時代も一定数はいるものです。
しかもその難易度は上がっていると思います。
というのも、今は超高齢者社会ですからね。
骨吸収は早くに抜歯をされていれば、歯を失ってから相当な時間が経っていますから100歳近くになった方の歯槽骨は恐ろしく吸収していることが多いですものね。
顎位も不安定だと、本当に製作することさえも困難となります。
というのも、歯茎は痩せていますし薬などの副作用でカクカク動いたり、唾液が出にくかったり。。。
本当に様々な理由が考えられます。
そうなってからの総入れ歯の製作は本当に大変なものです。
でも、なんとかかんとかフルパワーで良い入れ歯を作るように僕自身は一生懸命に頑張ります。
もし気になる方は、ご相談くださいね。
それこそ精いっぱい頑張って製作していきますね。
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歯科の医療費控除とは
2024/06/15
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院で入れ歯を作った方が久々に来院されました。
かつては3カ月ごとのメンテナンス(定期健診)にはきちんと来る方だったのですが、コロナ禍の関係で当院に来られたのは二年ぶりになります。
その方は上下顎とも歯が一本もなく、総入れ歯を5年ほど前に当院で新製し、その時の状態は良好でした。
いつもの3カ月ごとのメンテナンスでも、それほど大きな処置をすることなく、咬合の調整を少しだけして義歯の洗浄をメインに行っていました。
でも、一年経って久々にメンテナンスに来られた時はちょっと様相が違ってましたね。
歯茎が結構痩せていて、舌側の義歯の辺縁部に大きな傷が見られました。
その傷は褥瘡性潰瘍と呼んでいいほど、粘膜がえぐられており、傷は白っぽくなっていましたね。
その方は、「先生、しばらく定期健診に来れなくてごめんね。コロナが心配で来れなかったんだ。そうしたら入れ歯が痛くなってきたよ。でも、結構我慢しすぎたかな。。。やっぱり調整してもらないとダメなんだね。」と仰っていました。
僕は、「そうですね。。。どうしても歯を抜いている以上は少しずつ歯茎は痩せていきますからね。そうすると、入れ歯は緩くなり横揺れしていきます。そうすると歯茎が押されるようになったり、一か所か二か所強く当たってきたりしてどうしても調整が必要になるのですよね。総入れ歯だと自分の歯がもうないからメンテナンスに行かないという人が多いですが、それだとこういうことが起こるんですよね。でも、コロナが怖いという気持ちも解らなくはないですよ。。。」と言いました。
入れ歯を作って痛みがないと、もう歯科医院に行かなくなってしまうという人は少なくないですね。
でも、それだとまた近い将来に入れ歯の不適合が起こり、痛みを起こしたり外れやすくなったりと良いことがありません。
確かにコロナ禍でできるだけ歯科医院に行きたくなかったという気持ちはあろうかと思いますが、僕たちも万全を期して対策していますので、どうぞ安心して来ていただけたらと思います。
どうぞその旨を理解していただき、現在、使用中の入れ歯を長持ちさせるためにも3ヶ月に1回は調整させていただけたらと思います。
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歯科の医療費控除とは
2024/06/14
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯の適応としてはどんな欠損様式でも対応できると思います。
歯の1本欠損から全ての歯を失ったとしても、対応は可能です。
場合によっては顎の骨を一部失っても、製作できますからね。
ブリッジやインプラントではどうしても欠損様式や骨の状態によっては製作が無理というものがありますからね。
でも、その欠損様式で歯が1本だけないだけで入れ歯をファーストチョイスとするのかというとそんなことはないですね。
入れ歯は粘膜に乗っかっている状態ですから、ブリッジや被せ物のように完全固定にはなりえません。
そのため、自分の歯と同じように何でも食べれるというような状態にはなりにくいと心得ておく必要があります。
例えば、イチゴの種とか煎餅のカスとかは入れ歯と粘膜の間に入り込んでしまうため、そのまま嚙んでいると粘膜が痛いということはありえます。
ある意味、それは入れ歯の宿命かもしれません。
しかしながら、入れ歯の使用に慣れてもらうとそれなりにしっかり噛むことはできるようになりますよ。
どんな補綴物においても、一長一短はあります。
自分の健康だった時の歯と同じとは考えない方がいいです。
自分にとってどういったものがいいかは患者さんのお考えにもよるところがあるので、補綴物を作る際にはよく考えていただき、相談の上、決めていけたらいいと思います。
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歯科の医療費控除とは
2024/06/13
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日々の診療の中で時々、キャンセルが多くて困った人がいます。
当院では入れ歯治療のみではなく、当然、虫歯を取り除いて詰め物をしたり、被せものをしたり、根っこの治療をしたりという一般治療も行っています。
なかなか虫歯の数や歯周病の進行具合によっては、当然時間と回数をかけて治療しなければならないことが多々あります。
そのような状況は初診時に概ね説明させていただいて、治療計画を立案した後により詳しくお話をさせていただいております。
しかしながら、予約の際にキャンセルを多くして、なかなか治療が進まないという人が少なからずいますね。
こちらも、予約制を敷いていますのでその患者さんの来たいときに来れないことに関しては申し訳なくは思いますが、その治療をやるための時間を確保するためにはどうしても予約制でやるしかないものです。
しかも、スタッフの人数やデンタルユニットの数も限りがありますし。。。
その旨は、本当に解って頂きたく思いますよ。
もちろん、体調や都合が悪くなってしまったという事に関して、無理をしてでも来てほしいというわけではないのですが、診療の5分前とかのキャンセルや無断キャンセルはどうなんでしょうか。。。
僕ら歯科医療従事者は、患者さんを診て、その診療報酬で生活をしている訳です。
患者さんが来なければその時間に本来得られたであろう賃金は0になります。
早めに、言っていただければ他の患者さんを診れたかもしれませんよね。
少なくとも、当院ではキャンセル待ちしている方もいらっしゃるので早めのキャンセルであればそういうことが可能なのですが、さすがに5分前や無断キャンセルではどうしようもなくなります。
どうかその旨を本当にご理解して頂き、予約制の意味を知って頂き、キャンセルされることで歯科医療従事者やかかりたいと思っている人の時間を奪っている事実を考えて頂けたらと思います。
このような理論は大方の人には当然解って頂いていますが、このようなキャンセルを繰り返すような人とは信頼関係を構築することができないので、診療をお断りすることもあります。
その旨はご理解頂けたらと思います。
2024/06/12
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
総入れ歯はケースによっても難しいものがありますね。
それは歯茎の状態だけでもなく、上下顎の対向関係、適正な咬合関係を与えているかどうかや、嘔吐反射の有無、唾液の質と量、高齢なために認知症の有無、耳が遠いなどなど。
本当にケースとして難しい事が多々ありますね。
でも、どんな症例でも諦めずに頑張って行きたいと思います。
時間をかけて回数はかかるかもしれませんが、そうやって今まで対処してきました。
百パーセント直せるような技術は持っていないかもしれませんが、心意気だけは解ってもらいたいと思います。
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歯科の医療費控除とは
2024/06/11
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯で困ることがないという人はいなくはないでしょうが、よほど歯茎の具合が良かったりしないとなかなかいないのではないでしょうかね。
つまりは、入れ歯になって何らかの障害を感じている人が少なくはないですよね。
でないと、入れ歯の安定剤があれだけの種類があって購入する人がいますからね。
それだけ入れ歯に困っている人というのは多いのだなと思います。
実際に、自分が一生懸命に作った入れ歯でも最初は良い状態でも、1年、2年と時間が経ってくると入れ歯のくっつきは甘くなりますね。
本当に悔しい限りですが、生理現象としておこる歯槽骨の吸収にはなかなか追いつけない気がしています。
でも、だからこそ定期健診をしつつ、もし入れ歯のくっつきが甘いようならば早めに処置させていただけたらと思います。
2024/06/10
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯で困ることがないという人はいなくはないでしょうが、よほど歯茎の具合が良かったりしないとなかなかいないのではないでしょうかね。
つまりは、入れ歯になって何らかの障害を感じている人が少なくはないですよね。
でないと、入れ歯の安定剤があれだけの種類があって購入する人がいますからね。
それだけ入れ歯に困っている人というのは多いのだなと思います。
実際に、自分が一生懸命に作った入れ歯でも最初は良い状態でも、1年、2年と時間が経ってくると入れ歯のくっつきは甘くなりますね。
本当に悔しい限りですが、生理現象としておこる歯槽骨の吸収にはなかなか追いつけない気がしています。
でも、だからこそ定期健診をしつつ、もし入れ歯のくっつきが甘いようならば早めに処置させていただけたらと思います。
2024/06/09
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
過去に歯が抜けそうで困っているので何とかしてほしいという、40代の男性の患者さんが当院に来られました。
その患者さんは、右下奥歯に第二小臼歯と第二大臼歯が支えとなって第一大臼歯が欠損のブリッジが入っていました。
診てみると、そのブリッジはかなりプラプラしていて、今にも取れそうな状態でした。
レントゲンを撮ってみると、どうやら第二小臼歯の方は骨の支持があり保存が可能なようですが、第二大臼歯の方は歯根破折しており、保存は無理と判断しました。
その方に、その旨をレントゲンを見せて説明したところ、「もう抜かなければいけないのは解っているのだけれども、その後の処置が心配なのです。その後はどうなるのですか?」と尋ねてきました。
僕は、「抜歯後の右下の欠損部は入れ歯が適応だと思います。インプラントはちょっと向かないかと思います。骨量もほとんどありませんからね。。。保険の入れ歯だと金属のバネを残存歯にかけて、維持を図るものになりますが一か所だけでは不安定なので左側の小臼歯部にもバネを掛けて舌側部分に金属のバーを這わせるものが良いと思います。それが保険内でできる入れ歯での一番いい対応だと思います。」と模型を見せて説明しました。
それを見て、患者さんは「こんなに大きいんですか?これでご飯を食べられるようになりますか?」と困惑気味でした。
そこで僕は、「確かに大きいですよね。でも、保険内の義歯設計であれば、これが一番いいと思います。でも、もし、自由診療で良いというのならば、ノンクラスプ入れ歯といって金属のバネを使わずに第一小臼歯と第二小臼歯の歯肉、歯間部に軟らかい特殊なプラスチックを這わせて、もっと小さい入れ歯を作るのも可能ですし、違和感も少ないかもしれません。」と説明しました。
その患者さんは、すぐに「うん。これが良い。目立たなくてきれいだねしね。これでお願いいたします。」と仰いました。
このノンクラスプ入れ歯は保険診療ではできませんが、部位によっては小さい範囲でいわゆる片側処理の入れ歯でも維持に問題なく使用が可能と僕は思っています。
ですから、このようなケースの場合は、非常に向いていると思う旨をその患者さんに伝えました。
(注意しなければいけないのは中等度以上の歯周病を抱えていて、残存歯の動揺が大きい人には向いていないかもしれませんが。。。)
今後、その製作に4~5回ほどの来院が必要になるかとは思いますが、頑張っていきたいと思います。
(写真は説明用のノンクラスプ入れ歯です。この患者さんのものとは違うものです。)
2024/06/08
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯は咀嚼機能や発音をある程度蘇らせるための手段ですね。
あくまで人工物なので、消耗品でもありますが。。。
健康な歯があった時のように何でも食べれて違和感なく話ができるようになるまではちょっと大変ではありますね。
でも、慣れてもらうとそれほど苦も無く使用できると思います。
そうなるまでの間に努力と練習は絶対に必要ですけどもね。
多くの人が歯を失った後、入れ歯になるのですがそうやって努力しているのは事実です。
最初は違和感が強くてなかなか使用できないにしても、調整と指導をしっかりさせてもらえれば、大丈夫だと思います。
中には歯茎がそうとう痩せてしまって、くっつきが悪かったりして外れやすいという人もいなくはないです。
本当に難しくてあらゆる手法を使って何とか対応している人もいなくはないですからね。
僕らも良いものになれるように一生懸命に頑張ります。
一緒に頑張りましょう。
当院での精密入れ歯治療の案内は
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