入れ歯 新潟市

院長ブログ

新潟市の歯医者・歯科・入れ歯・スポーツマウスガードなら「りんご歯科医院」

入れ歯の咬み合わせは。。。

新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

入れ歯の咬み合わせは歯があったときとはもちろん同じではありません。

総入れ歯になったとしたならば、上下顎で人工歯を並べて咬合させます。

この咬合様式はフルバランスドオクルージョンといい人工的に与えた咬合なのですね。

そして、入れ歯は粘膜の上に乗っかっているものですので、天然歯と同じように噛めるものにはならないです。

咀嚼能力も天然歯の咬み合わせと比べたらかなり弱く、天然歯列の25パーセントにも満たないと言われています。

言い訳にはしたくないのですが、そのくらい入れ歯というものは噛みにくいものであるのですね。

もちろん、入れ歯になったならば良いものになれるように頑張りますが、期待が大きすぎるのも考えものだというのは知っておいてほしいです。

 

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入れ歯になって良かったと、心の底から思う人はいないと思います

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入れ歯になって心から良かったという人は恐らくいませんよね。

それはやっぱり、健康な歯で噛めたらいうことないですよね。

しかしながら、歯周病や虫歯、歯根破折などで抜歯をしなければならず、入れ歯で対応しなければならなくなった人は多いです。

なかなか馴染むまでも大変ですし、煩わしく思う人も少なくないのが現状ではありますね。

かといって、多数歯欠損になれば、これに変わる手法がないのも事実ですね。

入れ歯になれるまでは本当に大変かもしれませんが、諦めなければ必ず良いものになります。

調整には時間が掛かるかもしれませんが、良くなったと言ってくれるまで何度もとことん付き合う所存ですので、一緒に頑張りましょうね。

 

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入れ歯を長く使ってもらうためにも。。。

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当院には入れ歯を作ってほしいという患者さんが多く来ます。

そのこと自体は大変喜ばしいことで僕自身、入れ歯を得意として頑張ってきた経緯がありますから、大変ありがたく感じます。

でも、一度作った入れ歯は、できるだけ長く持たせていきたいと思っております。

歯科医師ならばそう思うのは当たり前だと思いますが。。。

そのためには何が必要なんでしょうかね。。。

 

多くの患者さんは入れ歯を入れるとしても、総入れ歯ではないことが多いです。

ほとんどの方が自分の歯が1本以上はある部分入れ歯であるケースが多いです。

僕が思うに短期間で入れ歯を作り直さなければならなくなるという方は、その残存歯を抜くことが最近、あったのではないでしょうか?

その残存歯を抜くことによって抜歯後の歯茎は大きく変わり、仮に増歯という処置をしても以前の安定感を再現させることは難しいのですね。。。

そうなると、作り替えた方が良いという話になってしまうのですね。

僕ら歯科医師もできるだけ作り替えはしたくないです。

でも、良い状態で入れ歯が維持できているのが理想ですからね。

そのためにも、残存歯の健康に気を使っていきましょう。

部分入れ歯のバネがかかっている歯は特に汚れが付きやすく、悪くなりやすいのはよく知られています。

その残存歯を極力、残し保存を図るためにも日常の歯磨きを重視していただきたく思います。

そして、歯科医院で行う定期健診やクリーニングにはしっかり罹りましょうね。

一緒に頑張りましょう。

 

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入れ歯が痛いならば歯科医院へ。

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入れ歯でお悩みの人は多くいますね。

そのお悩みもいろいろあって、多いのが痛い、外れやすい、発音しにくい等が挙げられます。

入れ歯は自分のものとして、機能するまでには時間がかかるものです。

でも、だからと言って痛みがあるのはそのままにしていいことはありませんね。

痛みがあったら、入れ歯に慣れようがありませんからね。

その場合は、早めに歯科医院に行って診てもらうことが必要かと思います。

当院では新しい入れ歯の調整はセット後、必ず1回以上は設けるようにしています。

決して自分で削って解決しようとはしないでくださいね。

見当違いの所を削ると、取り返しがつかなくなることがありますからね。。。

もし、痛みが取れないのであれば何度でも付き合う所存でいますよ。

もし不都合なことがあれば遠慮なく言ってもらえたらと思います。

 

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新しい入れ歯を良いものにするために必要な調整。

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新しい入れ歯が全く痛くなく、何でも食べれるというのは本当にいいことですね。

こういう方達ばかりならば、本当にいいなと思いますが。。。

現実はそんなに甘くないですね。

新しい入れ歯というのは、なかなかその方の歯として機能するには時間がかかるものなのですね。

特に大きな入れ歯が入ると、口の中の環境がガラッと変わってしまうため、神経・筋機構が上手く行かず頬や舌を噛んでしまう、発音しにくい、飲み込みにくいという現象が起こりがちではあります。

また、食事をすると粘膜面が当たって痛いということもあり得ます。

実際に物を食べてみないと、入れ歯が痛くないかどうかというのは解りにくいものですからね。

当院では新しい入れ歯をセットしてから1週間後には来ていただき、入れ歯の調整は必ずやるようにしていますよ。

場合によっては、全く何ともないのを確認するために2~3回ほど調整に来ていただくことをお願いすることもあります。

患者さんにとって、本当に良いものになるように頑張りたいですからね。

通うのが煩わしく感じるかもしれませんが、良いものになるために必要なリハビリだと解っていただけたら幸いです。

一緒に頑張りましょうね。

 

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できれば歯を残した方がいいのは言うまでもないですが。。。


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たまに、虫歯や歯周病で悩むのは嫌だから全部歯を抜いてほしいという人がいます。
でも、そのようなことは普通はしません。
普通、歯科医師ならば健康な歯を削るようなことはしませんし、ましてや抜くようなことは絶対にないと思います。
患者さんにとって、虫歯や歯周病は怖いものですし、それを予防するためには歯を磨くことは大切です。
そして、歯科医院での定期健診は必須だと思います。
確かに、歯を抜けば虫歯にも歯周病にもならないです。
歯を抜くと全ての口の中の問題点から救われるという錯覚に陥ることはあるようですね。
でも、入れ歯になることによってまた違う問題が多く出やすいものです。
その問題は歯が残っていた時よりも切実で治しにくいものでもあります。
また、総入れ歯になって良かったっていう人はいないと思いますよ。
あくまで、入れ歯は対処療法の一つなのではないでしょうかね。
できるだけ自分の歯を残し、もし、どうしても抜かなければならなくなったときに適応されるものと認識していただけたらと思いますよ。
 
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訪問診療にも力を入れていますよ。

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当院では、要介護者に向けての訪問診療も行っております。

この訪問診療は予約制となっておりますが、こちらから介護を要する方のお家や介護保険施設に出向いて治療を行うことができます。

最近では訪問診療でできることして、今まで多かった抜歯や入れ歯製作のみならず歯のクリーニングの要望も多くなってきましたね。

やはり誤嚥性肺炎を防いだり他の全身疾患の予防のためにも、お口の中を清潔にしておくという重要性にお家や施設内の介護者に浸透してきたからだと思います。

そのためのポータブルの超音波スケーラーや歯面清掃装置機もあります。

設備面での充実によりいままで外来でしか、なかなかできなかったこともできるようになりましたね。

そのため、治療のみならず予防に関しても積極的にできるようになったという自負がありますね。

歯の治療全般におけることと、入れ歯製作、そして歯の歯石取りやクリーニングなどもしっかりやることが可能ですよ。

もし、ご家族やお知り合いの方に要介護者がいて、どこに相談したらいいのかお悩みであるならばご相談いただけたら幸いです。

当院にお近くの場合は、歯科医師と歯科衛生士で歩いて伺いますし、遠いところにおいては車で向かいますよ。(医院から半径16キロメートル以内の場所ですが。。。)

 

訪問診療の詳しい案内
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即時入れ歯で対応する場合は。。。

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ほとんど全ての歯が重度の歯周病に侵されているため、抜歯を希望して来られる方がいます。

でも、歯がない時間があると人前にも出れないし、ご飯も食べれないので困るから何とかしてほしいという依頼がよくあります。

 その依頼者の診査をしてみると確かにその方の歯はブリッジや連結冠が入っているにもかかわらず、動揺が大きく歯周ポケットもかなり深くて抜歯の適応であるなと感じることが多いものです。

レントゲン診査でも骨の吸収が激しく保存は見込めない歯が多数、存在していました。

しかしながら、その方は、今まで入れ歯をしたことがないため、イメージが全くつかめていないようでしたので、入れ歯になるとどういう不便さがあって慣れるのに凄く時間がかかる旨を説明させていただきました。

また、抜歯後すぐに装着する入れ歯は、即時入れ歯と言って歯があるときに型を取って、咬み合わせも取ります。

それで模型を起こして、咬合器というものに装着します。そして、その模型上の歯を削り、そこに人工歯を並べて入れ歯を完成まで持っていきます。

そして患者さんの歯を抜歯して適切な処置をして、その入れ歯をセットするわけです。
 

本来であれば、歯を抜いてから歯茎が固まったのを確認してから入れ歯を作るのが一般的であります。

細部にわたって、注意深く入れ歯を作ることが可能ですからね。

でも、これはあくまで抜歯後の治る様子を予想の範囲で作るものなので、後から不調和がほぼ間違いなく出ると思われるのです。

しかも、困ったことに保険診療でこれをやると、歯茎が固まっても半年は再製作ができない決まりなのですね。(自由診療であれば、もちろん半年待つ必要はありませんが。)

ですから、患者さんにはそのあたりをよく考えてもらってから実行しなければならないと常々思いますよ。

でも、まずは極力入れ歯にならないためにはどうしたら良いかを、歯茎が健康なうちによく考えていただけたらなと思います。

(上記の写真は下顎の歯を多数抜歯後、即時入れ歯をセットしたものです。)

 

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新しい入れ歯に調整は必須だと思います。

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当院では入れ歯を入れて、完全に痛みや違和感がなくなるまでは徹底的に調整を行っていくように心がけています。

もちろん一回で何でもないと言われる人は少なくはないと思いますが、中には何度も来ていただいている人もゼロではないですね。

これは、その人の元々の顎堤の吸収状態、唾液の量や質、口腔周囲の筋圧の問題、舌の動きや圧の問題、どのようなものをよく食べるかなどのことが考えられますね。

お口の中の条件が悪い人になれば、それこそ回数と時間はかかるような気がいたしますね。

でも、諦めないで何度か調整させてもらえれば、良いものになっていくのは経験的に解っています。

どうか一緒に良いものになれるように頑張っていきましょう。

 

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入れ歯の経験値がない人は、保険で入れ歯を作った方が良いかもしれませんね。。。

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入れ歯の経験がほとんどなく、欠損歯数が多い人に自由診療の入れ歯をお勧めすることはほぼないです。

それは、なぜかというと入れ歯の経験値がほぼない人に、入れ歯は自分の歯とは違うことを懇切丁寧に説明したとしても、期待感が大きいがためにその異物感に耐えられないで、結局使用しなかったということをたまに聞きますからね。。。

やはり、どんなに良い材料を使用して丁寧に作っても異物であるには変わりがないのですからね。

入れ歯というものがどういうものかわかっていない人に、自由診療の入れ歯の良さを分かってもらうことは本当の意味で困難でしかないわけですから。

先日もそのような人が来ました。

その人はノンクラスプ入れ歯を希望していましたが、欠損の範囲も大きく両側の下顎奥歯が欠損しておりましたが、それでも今まで入れ歯を入れていなかった人です。(残存歯の歯周組織が安定していて、欠損範囲が1~3歯ぐらいならば、ノンクラスプ入れ歯がファーストチョイスになる場合もありますが。。。)

僕はそのメリットとデメリットをしっかり話しました。

そして、一度保険で入れ歯製作をしてみたらどうかと提案しました。

(もし、自由診療で入れ歯を製作したとして、合わないから返金してくれと言われてもそれはできないことですからね。。。)

 

使用している入れ歯の痛みを取ることはできると思います。

しかしながら、入れ歯に慣れるように努力をしてもらわなければ、保険の入れ歯も自由診療の入れ歯も良いものにはならないということは知っておいてほしいと思います。

自由診療の入れ歯をお求めならば、まずは保険診療で入れ歯を製作・使用してからの判断が大切だと思います。

その保険診療では解決できない問題点を解決したいという希望を持ったとき、例えば金属のバネを見えないようなノンクラスプ入れ歯にしたいや、入れ歯が丈夫で壊れにくいものにしたいので金属床入れ歯にしたいなどの希望を持つことがあるのならば、初めて自由診療を考えてみるというスタンスで良いのではないかと思います。

入れ歯は自分の歯とは違うとはどういうことなのか、先ずは入れ歯とはどういうものかを経験して、知ってもらってから作りましょう。

そして、その上でさらに良い入れ歯を求めるのならば自由診療を考えていただけたら幸いです。

 

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