2017/12/26
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
年末となり、毎年のことですが急患で飛び込んで来られる方が少なくないです。
しかも、今年中に何とかしてほしいと言う方もいます。
詰め物の単純な脱離とかであれば、できるかもしれませんが、根の治療や多数歯に渡る虫歯の治療、入れ歯の製作などはほぼ無理といえます。
歯はそんなに簡単には治らないことは、ご承知下さい。
ただ、これから年末やお正月を迎えるに当たって、痛みや腫れを抱えて行くのはもちろん不安があるでしょうから、お薬を浸けてもらうことや、内服薬をもらうこと、入れ歯であったら調整してもらうこと等はしてもらうべきでしょう。
でも、通常は歯科医院は予約制を敷いている医院がほとんどだと思うので、痛みが強くてお急ぎでもお電話で問い合わせをしてみましょうね。
そして、しっかりと治療に務めて下さい。
そうでないと、また繰り返しますよ。。。
2017/12/25
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
上顎総入れ歯の場合、保険診療内の入れ歯だとどうしても口蓋部分が厚くなり易いものです。
基本的にピンク色した部分はプラスチックなので、強度をしっかり得るためにはある程度、厚くせざるを得ないのです。
この厚みは、発音のしにくさや物を飲み込む際に違和感となりやすいのですね。
そのような方が、自由診療となりますが金属床の入れ歯に変えると、そのような違和感はかなり薄れます。
その他にも、この金属床の入れ歯にはメリットが多いです。
例えば、金属であるために食材の温度が伝わりやすいので、温かい物は温かく、冷たい物は冷たく食べることができます。
料理を美味しく食べるには温度感覚も重要ですよね。
是非、そのような悩みを持っていて、今後、新しい入れ歯を作られるようならばご一考下さい。
「生活の質」の向上という意味では、非常に意味があることだと思います。
(この入れ歯はもう何年も使い込んでいますが、今のところ作り替えは不要です。上顎の総入れ歯の場合、金属部分は口蓋のみとなるので、他人に見えることはありません。)
2017/12/24
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
メリークリスマス!今日は日曜日のクリスマスイブですね。
今日のブログは、診療とはあまり関係のないものとなりますが、お許し下さい。
つい先日、当院のスタッフ達と忘年会を兼ねて旅行に行きました。
いつも、患者さんに真摯に向き合って頑張ってくれるスタッフの皆に、少しでもリラックスしていただきたいなと思ったので、2ヶ月前ほどから僕からのクリスマスプレゼントとして企画しました。
場所はロイヤル胎内ホテルです。
ここは温泉も料理も凄く良くてスタッフ達も、喜んでくれたみたいです。
当院は開院して、今年の9月で7年目を迎えました。
まだまだ発展途上の医院ではありますが、皆の力で何とかここまでやってこれました。
でも、もっともっとこの医院を良い「入れ歯」製作と残存歯をこれ以上抜かないための「予防」に特化した理想の歯科医院を作ることに関して強い気持ちを持っています。
その夢の実現のためにも、スタッフ達の力を100パーセント発揮させることと、さらなるスキルアップをさせることも、院長である僕の役目であります。
でも、時には皆でワイワイガヤガヤと騒ぎながら(いつもワイワイガヤガヤですが。。。)、お酒を飲んで楽しむこともストレス発散のためには必要なことだと思います。
この日ばかりは、堅いことは抜きにして皆で美味しい料理と温泉、観光を楽しめましたよ。
仕事では見れない、皆の輝いた笑顔を見れて本当に嬉しかった~。
スタッフの皆、本当にいつもありがとう。
理想の医院を構築させるためには、医院だけが良い思いをしても成り立ちません。
まして患者さんだけが良い思いしても成り立ちませんし、スタッフだけが良い思いをしても成り立ちません。
患者さん、スタッフ、医院の3者全てが良い思いをすることによって、良い循環ができるのですね。。。
そのため、僕の懐はいつも寂しいです。
お金は貯まりませんし、余裕もあまりありません。。。
でも、そこは夢の実現のためには必要経費だと僕は思います。
どうせお金はあの世までは、持って行けませんからね~。
お金は必要なときに必要な分だけあれば良いのでしょう(と言っても借金してます。。。)。
夢の実現の方が遙かに大切です。
来年早々には、ちょっと大規模な院内の改装工事を始めていく予定です。
夢の実現にさらに近づけるように、スタッフと力を合わせて盛り上げていきます。
(上の写真は、宴会後のスタッフ達と僕の家族です。下の写真は、胎内観音様との記念写真です。皆、美女ばかりです。)
2017/12/23
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯が合わなくて、痛みがあるのでずっと使わなかったという人をたまに聞きます。
入れ歯をしばらく入れていないと、残存していた歯が動いたり倒れ込んできたりすることがよくあります。
そうなるといざ、入れ歯を使用しようとしても入らなかったり、無理して入れると取り外せなくなってしまったりします。
そうなる前に、合わないなと思ったら、早めに歯科医院に行って調整してもらいましょうね。
そうでないと、また初めから作り替えをしなければならなくなることが多いですから。
是非、そうなる前に早めの処置をしてあげましょう。
2017/12/22
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
今まで、入れ歯を入れたことがない人が入れ歯を装着して生活するのは非常に大変だと思います。
特に30,40代の人にしてみたら抵抗を感じると思います。
若い世代で入れ歯という現実に耐えられないのでしょうね。
そのような方に、「インプラントというものもありますが。。。当院では行っていないので、大学病院に紹介しましょうか?ただインプラントは保険診療が利かないですが。」と伝えると、「お金を貯めてインプラントを入れられるようにします。」と言う方もいます。
でも、2~3回調整していくと、それほど違和感も感じなくなるようで、「この入れ歯でいいと思います。」と言われる方がほとんどです。
今までの抵抗感は何だったのかな?と思うことがよくありますよ。
でも、これ以上、歯をなくしたらそれこそもっと大きな入れ歯になってしまうので、しっかり予防していきましょうね。
※医院研修のため、本日の診療時間は、午前の部のみ(10時~13時まで)となります。ご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。
2017/12/21
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯の調整で一番気をつけているのは、咬み合わせです。
総入れ歯に近い状態になれば、特にそうなのですが奥歯で嚙んだときに臼歯部でしっかり咬み合っていることが大切で、前歯部は少し空きます。
これには意味があって空かしています。
人の下顎は前後左右に動きますよね、その際にすべての人工歯が接触していて、離れるときは一緒に離れる咬み合わせを作るためです。
それを専門用語で両側性平衡咬合といいます。
その咬み合わせが総入れ歯に近い状態の場合、安定感を得られるわけです。
その咬合理論を基にしていくと、奥歯で嚙んだときだけは前歯が少し空くことになっています。
また、前歯がもし強く当たると上顎の入れ歯の後縁部から空気が入りやすくなり、外れる原因にもなるからなのですね。
そのせいか、患者さんはお蕎麦を食べるとき前歯で啜れないと言う方がたまにいます。
全く啜れないことはないと思うのですが、天然歯よりは難しいでしょうね。。。
これから年末に向けて年越し蕎麦など、蕎麦を食べる機会が増えるかと思いますが、そのような時はできるだけ奥歯を使って食べるようにしましょうね。
きっとその方が、総入れ歯に近い状態の方には食べやすいですよ。
2017/12/20
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院は入れ歯を作るために一時間以上も時間をかけて来てくれる方が少なくないです。
本当にありがたいことであります。
それこそ、こちらのモチベーションは凄く上がります。
そういう方は、その後の定期健診にもしっかり応じてくれる方が多いですね。
人は近いとか、安いという価値観で歯科医院を選ぶ事が多いですが、そういう価値観は歯を大事にしなくなる前兆なのかもしれませんね。
信頼を置ける先生ならば、多少遠くてもそちらを優先した方が絶対にいいはずです。
歯科の場合は特にそう言える科なんです。
例えば根の治療をして、神経の代わりになる薬を入れて被せ物を他の医院で作ろうとした場合、その神経が存在していた部分の所もいじることが多いのですが、その神経のあった部位や本数、直線なのかカーブしているのか正確には解らないですから。。。
やはり根の治療をしている先生の方が、その内情をよく知っているはずなのでその先生に土台作りや被せ物をしてもらった方が、良いものができるはずだと思います。
もちろん諸事情があって、他院に転院することもあるかとは思います。
その際は、かかりつけの先生に紹介状を書いてもらって、次の先生が、どの点に注意すればいいのかを解りやすいように書いてもらった方が、良いと思いますよ。
くれぐれも歯を大切にする気持ちを持っていただき、自分の勝手で歯科医院をあちらこちらに変えて行くのは、患者さんにとって良いことは何一つないと思います。
2017/12/19
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯を装着して、その入れ歯を良い状態で維持するためには何が必要でしょうか?
日常のホームケアはもちろん大切ですが歯が一本以上残存していたり、例え総入れ歯であったとしても定期健診と調整が必要なのですね。
入れ歯が乗っかっている歯茎は少しずつ吸収、変化をしてきます。
それは生理学的に起こってしまうものなのですね。
そのために、入れ歯が緩くなっていく感じが出てくるのですね。
早めにそれに気づき調整してあげることができれば、多分大がかりな修理や再製はいらないと思います。
新しい入れ歯を作って、また慣れるまでは大変ですよ。
まして、部分入れ歯で歯がある人はその残存歯を残していくことを考えると、3ヶ月に1回は定期健診とクリーニングが必要だと思います。
今ある歯を良い状態で残し入れ歯も点検をして、悪いところがあれば早めに調整してもらうことは、本当に大切です。
2017/12/18
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
たまに予約を入れる度にキャンセルを当日にしてくる方がいます。
一度や二度ではなく、何度もです。
ある意味、一種の嫌がらせかと思いますよ。
大変言いにくいですが、そのような人の口の中の状態を良い方向に持って行くことは難しいですし、こちらもモチベーションが下がります。
僕たち歯科医師も人間ですからね。
僕たちも仕事で、やることです。
師走の忙しい時期に、何かと諸事情があることは理解いたしますが、何度も繰り返すのはどういうことでしょうか?
まだ前日ならばキャンセル待ちの患者さんもいるので、そのような方達に連絡の取りようもありますが、当日の予約直前に言われてもどうしようもないですから。。。
飲食店やホテルならばキャンセル料は100パーセントの割合で、支払いさせられてもおかしくないですね。
僕たちも、その方のためにその時間を確保しているのですから。
もちろん保険診療をベースにしているため、そんなことはできませんが。。。
自分の健康を守るには、自分の意思が最重要です。
歯のことをもっと思いやっていただきたいです。
もし来れそうもないなら、予約は取らない方がいいですよ。
その方が親切だと思います。
キャンセルされたその時間に、予約を入れたかった他の患者さんが、居たことを知ってほしいです。
2017/12/17
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
3ヶ月ごとのメンテナンスにしっかりかかられていても、なかなか歯周病がコントロールされていない患者さんや、虫歯が新たにできてしまう患者さんはいます。
本人も一生懸命、歯を磨いている努力を継続しているのにも関わらず、歯周病が急性化したり、小さい虫歯ができたりするのです。
考えられる原因はただ一つ、ブラシが届かない部位の細菌や歯周ポケット内の細菌の塊が作るバリヤー(バイオフィルム)を破壊することができないからなのですね。。。
日常の歯磨きによるブラッシングだけでは歯周ポケット内には入らないため、どうしても不十分になりがちです。
例えば、毎日、歯科医院に行き専用の機械で洗浄してあげることができれば、バイオフィルムの再生を止めることができるのかもしれませんが、現実には不可能ですよね。
皆さん仕事もあれば、学校もありますし。
そうなると、考えられることは歯周ポケット内やブラシが入りにくい部位に入るもので、バイオフィルムに直接作用するものはないか検討していました。
僕の中の一つの結論として、POIC研究会が発行するPOICウオーター(タンパク分解型除菌水)が最適だと思います。
これは市販されている次亜塩素酸水とはちょっと意味合いが違っており、電解質分解された次亜塩素酸イオンが口の中の汚れに反応して次亜塩素酸に変わるため、結果的に強い消毒効果が期待されます。
しかも、濃度的には食品添加物の規定にある次亜塩素酸の上限濃度より遙かに低い濃度設定のため、副作用の心配もありません。
実際、自分も使用しています。
最初、口に含んだときはその味に抵抗を感じましたが、消毒効果は抜群にあると思います。
これを使用してからというもの歯磨き後の歯面のつるつる感を感じますし、オーラループ4+という歯磨き粉も併用すると、コーティング作用もあるためかなり持続します。
事実、自分にも歯根破折した歯が存在し、何度か急性化して抜かなければならないかと思いましたが、このPOICウオーターを使うことにより、腫れは完全に治まり、痛みもありません。
もちろんこの部位の洗浄は歯科医院で月に一回、専用の器具で洗浄してもらっていますが。。。
完全なリスクの回避はもちろんできていませんが、そのリスクを低下させるには凄く効果のあるものと身にしみて感じています。
歯を歯周病により抜いたことがある人、虫歯ができやすい人、部分入れ歯なのだけれど、これ以上歯を抜きたくない人、口臭が気になる人などには積極的に勧めていきたいと思います。
(写真はPOICウオーター精製機です。これにより電解質分解されたタンパク分解型除菌水を作ります。有料となりますが、日常のホームケアに使用していただくために患者さんに提供することは可能です。当院で詳しい説明をさせていただきます。味のお試しも可能です。)