2016/10/14
入れ歯の相談で特に多いのが、重度歯周炎のため本人も歯を抜かなければならないのはわかっているのですが、入れ歯ができるまでの時間まで抜けたままでいるのが嫌だとよく言われます。奥歯ならそれほど目立つことはないのですが、前歯だと確かに困りますよね。本来であれば抜歯後、傷の治りをしっかり待ってそれから作るのが理想です。でも、抜歯した傷が治るまで、1~2月ほどかかることもあります。それから、製作するとなると週に一回のペースで来ていただいても5回ほどはかかります。期間にして言うと1カ月ちょっと。合計2~3月半くらいですかね。。。
従って歯が抜けたままの期間が少しでもあるのが嫌だという場合は、歯を抜く前に型を取らせていただき、模型を起こし模型上で入れ歯を先に作ってしまい、抜歯と同時に即時セットという手段を使用することがあります。しかしながら、この方法は口で言うほど簡単ではなく、あくまで予想で作っているので抜歯した傷の治り具合というのも人によって違うため調整は困難です。従って、この手法を使う場合はこの即時入れ歯を仮入れ歯とさせていただき、傷が治ってから本入れ歯をつくるという2段階方式がいいのではないかと思います。でも、保険適応させるとこの即時入れ歯が入ってから半年たたないと作り替えができないのがルールとして存在します。
正直、自由診療で本入れ歯を考えていただければなあと思うこともしばしばあります。そのほうが、患者さんとしても即時入れ歯という仮入れ歯から解放される時間が短縮されますよね。
(写真は抜歯と同時に即時入れ歯をセットしたものです。この方は、この即時入れ歯を入れて傷が治るまでの1か月間だけ使用し、その後は自由診療で金属床の適合の良い入れ歯を製作しセットさせていただきました。)
2016/10/13
2016/10/12
2016/10/11
2016/10/10
2016/10/08
写真は銀歯を白い歯に代えてほしいとの依頼で、メタルインレーという部分的な金属の詰め物からハイブリッドセラミックインレーというものに代えました。銀歯から白い歯への変更も可能なのですね。しかしながら、この方が悔やまれていたのは、治療した歯は銀歯しかないものかと思っていたらしく、最初から白い歯にすればよかったと仰っていました。患者さんの中には、奥歯は銀歯しかないものだと思っている方は多いようですね。確かに、このセラミックは保険適応外で高額ですが、銀歯を後から悔やむよりも安定した色調のセラミックを装着した方が見た目も綺麗ですし、新たなコンプレックスを抱えることはないと思いますよ。是非、白い歯になって皆の前で思いっきり笑ってほしいものです。
(左側下顎臼歯の奥歯3本をハイブリッドセラミックインレーに代えました。)
2016/10/07
2016/10/06
2016/10/05
歯科医院は、基本的に虫歯の治療や、歯周病の治療が多いとは思いますが、その他にも親知らずの抜歯、入れ歯の製作なども少なからずあります。すべての分野が歯科という一言で終わってしまいますが、やる内容は根本的に違います。口の中の組織は歯のみならず、歯肉、頬粘膜や唾液腺組織、顎骨、顎関節等と対象となるものが複雑に絡んでくるのですね。よって、我々歯科医師も、すべての治療分野に精通して完璧にこなせる人というのは少ないと思います。
僕は大学を卒業後、歯科補綴学という入れ歯の講座に勤め、入れ歯の勉強と研究を10年間してきました。その間に、スポーツ歯学も積極的に勉強してきました。大学を離れた後も、研鑽を続けてきました。入れ歯やスポーツマウスガードに関しては自信がありますが、例えば難しい親知らずの抜歯や、歯周外科、歯科インプラントには自信が持てません。そのような症例に出会った場合は、大学病院やその処置を得意としている先生に紹介をいたします。それが、患者さんの本当のメリットにつながると思うからなのです。仮に先生からそのようなことを言われたとしても、それはその先生の勇気がいる決断と患者さんの事を思っての指示だと思います。間違っても、見放されたと思うことはしないで下さいね。
2016/10/04