入れ歯 新潟市

院長ブログ

新潟市の歯医者・歯科・入れ歯・スポーツマウスガードなら「りんご歯科医院」

噛み合わせを直すための入れ歯



歯牙の欠損で上下顎と咬み合う歯をなくした場合は、その状態が長く続くことでどこで噛んでいいのかがわからなくなり、いざ入れ歯を作ろうとしたときに患者さん自身でも良い位置が解らないため、咬み合わせを採得するのに非常に困難なケースがあります。

昨日来られた患者さんもそのような状態にあり、咬み合わせを取る作業に難渋でした。また、この方は自由診療で金属床の入れ歯を入れたいとの希望がありました。僕は1回の義歯製作で満足いくものを作るのは困難と考え、まずは咬み合わせを修正するための治療、入れ歯の製作を提案させていただきました。保険診療内で咬合関係を修正しやすい入れ歯を作り、安定したところで再度金属床の新義歯を製作するものです。時間はかかりますが、この方がさらに良いものができて咬合の安定が図れます。なかなかこの提案を理解してくれる患者さんは少ないですが、この患者さんは入れ歯を過去に何度作っても噛み合わせがうまくいかなくていろいろな歯科医院を渡り歩いていたようです。提案をすんなり理解していただけましたよ。仮にこの入れ歯で満足してしまい、金属床の入れ歯はやっぱりいいやということになるかもしれません。リスクはいろんな意味でありますが、患者さんが喜んでくれるよう頑張りたいです。
(写真はこの患者さんが初診時に来られた時の入れ歯を入れて撮影したものです。前に診ていた先生も一生懸命咬み合わせを直していこうとした跡が見受けられます。相当な努力をされていたのだと思います。僕も当初はこれを治療義歯にしようとしましたが、来る度に咬合力が強いため上顎の入れ歯が正中で割れてきます。やはり咬合治療のための入れ歯が必要と思い、製作に踏み切ることにしました)

金属のバネのない入れ歯の着け心地



昨日、金属のバネがない入れ歯をある患者さんに装着しました。ちょっときつい感じがあったので調整し、問題なく着脱できることを確認してこの日の診療は終わりました。その後、待合室でアンケートを記入してもらいましたが、そこに嬉しいコメントが書いてありましたよ。「未来が開けたような気がします」と書いてありました。僕らの仕事で患者さんが明るい気持ちになり、前向きで笑顔が輝いている姿を見ることができて、本当に嬉しかったです。

金属のバネがない入れ歯は笑っても金属が見えず、笑顔に自信がもてるようです。特に残存歯が前歯しかない人は、保険診療だとどうしても前歯に金属のバネをかけなければならないため、あまり審美的ではありませんからね。どのような症例も適応できるわけではありませんが、気になる方は是非、ご相談していただきたく思います。
(写真は見本用の金属のバネがない入れ歯です)


震災が僕に与えた影響

 

いつもはブログであまりプライベートのことを書きませんが、今日は当院のルーツはここから始まったことを思い出したので、書かせていただきます。

東日本大震災から丸5年が経ちましたね。当時、僕は亀田のある歯科医院で勤務医をしていました。その頃の僕は開業するかしないかもやもやした気持ちを抱えていました。午後2時46分頃レントゲン室で患者さんのレントゲン写真を撮ろうとしたところ、激しい揺れを感じました。患者さんもビックリして慌てていたことを思い出します。この時は、僕はまた中越地震かと思ったのですが、患者さんがいなくなったところでテレビをみてみると、東北の海岸地域が壊滅状態だと知りました。あの時の映像は、まるで映画でも見ているのではないかと思いましたよ。津波に飲み込まれる人、家、車。本当に信じられないものでした。そして、原発が危ないということになり、あの爆発。。。それからの1ヶ月間程はテレビの中の話題は震災のことでしたね。

この1ヶ月間で僕の中の人生観も変わったと思います。今まで当たり前だと思っていたことが、あの津波で全てを変えられてしまう現実があるのだなと知りました。
当時勤めていた医院は大好きな場所で凄く働きやすかったのですが、もし、このまま一生を終えてしまったら、僕は後悔するなと思い始めていました。開業して自分がどこまでやれるかを凄く知りたくなりましたよ。それで開業に踏み切ることにしたのです。そしてこの年の9月に開院したのですね。今はまだこの選択が本当に良かったのかは解りませんが、やらないよりは良かったのではないかなと思います。でもまだ道半ばなので、もっともっと自分の理想とする歯科医院を目指して頑張りたいです。

僕は、この時の教訓を今でも継続しています。やりたいなと思ったら、何はともあれやってみる。結果はついてこないかもしれないけど。。。全ての責任は自分にありますからね。でも、やりたいことをやらない方が悔いは残りますものね。人生は思ったより長くないですからね。それが後悔しない秘訣なのではないでしょうか。

金属床義歯の快適さ



当然ですが、総入れ歯に近いものほど入れ歯が歯の欠損部分の粘膜を覆う面積は大きくなります。粘膜との接触面積が少なくなると、入れ歯は簡単に外れてしまいますから致し方ないところです。でも、口蓋部分の長さや厚みが気になって発音しにくかったり、食べ物を飲み込みにくい方は少なくないです。もし、この部位が金属床というものにできたら、そのような不快はかなり改善できると思いますよ。保険診療の適応外で高額ですが、メリットは大きいと思います。患者さんは、口の中が広くなった、舌が動かしやすくなった、口蓋部分の違和感が少なくなったと喜んでくださる方が多いですよ。


当院のアロマ



患者さんにリラックスしていただきたいという気持ちを込めて、当院では芳香浴を取り入れています。
3月のブレンドは春らしさをイメージしたもので、
1.緊張した心をほぐしてくれる
2.体のバリア機能の向上
3.代謝を活性化してくれる
などの効能があります。
受付にアロマランプがありますので、是非、香りを楽しんでみてくださいね。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 C.K)

歯ブラシもいろいろですね

           

皆さんは、どんな歯ブラシを使っていますか?
歯ブラシといっても、硬さや大きさ、毛の切り方など様々な種類があり、好みは人それぞれだと思います。ですが、そんな多くの歯ブラシの中で、どんなものを使えば良いのかわからない方は多いのではないでしょうか?
自分の口の中の状況にはどんな歯ブラシが合うか迷った時は、是非衛生士に相談してみてください。一緒にお口の中を見ながら、自分に合った歯ブラシがどんなものなのかお話しましょう。良い歯ブラシを使って、毎日歯磨きをして清潔な状態を保てると一番良いですね。
それでは、また。。。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.T)

医院を楽しい場所にしたいです



先日、ご卒業されていった患者様のお話です。
最初の頃は、歯医者が苦手ということで来院される度に震えていらっしゃいました。それでも治療を諦めることなく、先日遂にご卒業されました。
「勇気を出して来て良かった」とおっしゃられていました。感動しました。
苦手意識をお持ちの方にも「怖い場所」→「楽しい場所」と思っていただけるよう笑顔溢れる環境を大切にしていきたいです。
(りんご歯科医院 歯科助手 Y.H)

入れ歯のメンテナンス



入れ歯は歯茎が吸収したら作り替えなければならないと思い込んでいる方は多いと思います。確かに一度作ったから半永久的に使用できるものではないです。消耗品という考えがなくもないです。でも3~6ヶ月に一度くらいの割合(当院では個人の歯茎の吸収度により変わります)でメンテナンスに来ていただいて、咬み合わせや粘膜面の適合をチェックしてわずかな調整で長持ちさせることは可能だと思いますよ。是非、新義歯を作製したらその後もかかりつけの歯医者さんで定期的なメンテナンスや指導を受けることをお勧めします。どこの歯医者さんだってできれば作り替えをしたくないです。わずかな調整で長持ちさせることを考えているはずですよ。


本日午後は院内セミナーのため休診です



今日の午後は、当院スタッフに向けた院内セミナーを行います。外部講師としてフリーランス歯科衛生士の沢口由美子さんをお招きしていますよ。今日でこのスタッフセミナーも4回目で最終回になりますが、スタッフと共に頑張って勉強していきたいと思います。
従って、今日の午後の部は休診になりますが、何卒ご了承ください。
(写真は前々回のセミナーで、沢口さんをスタッフが囲んで記念撮影したものです)


当院の歯面清掃器具

 

当院の清掃器具にハンディージェットがあります。
これは、水圧とエアー圧とアミノ酸成分が入っている粉を歯面に直接噴射して、ステインやバイオフィルムを除去し、歯面を清掃します。
ハンディージェットを使用させていただいた患者様は「隅々まできれいになった」と話される方もいましたよ。皆様も是非、一度お試ししてみませんか?
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.M)