入れ歯 新潟市

院長ブログ

新潟市の歯医者・歯科・入れ歯・スポーツマウスガードなら「りんご歯科医院」

嘔吐反射を持つ人の、入れ歯の対応



嘔吐反射を持つ人の入れ歯の装着は困難なケースが多いです。部分入れ歯であればバネなどをかけて、維持を歯牙に持っていけるので何とかなるケースがありますが、歯が1本もない総入れ歯の場合、維持を口腔粘膜に持っていくため、それなりに床というピンク色のブラスチックで口蓋を覆わなけばならないのです。この粘膜面と接する床がある程度ないと、総入れ歯の場合は安定せずすぐ外れてしまいます。
従って、当院で新義歯を装着する場合は、まず小さい入れ歯を装着し(入れてもらえなければ話になりませんからね)、少しずつ使って慣れてもらい、その後改造して床の後縁部を伸ばしていく方法を取ったりしています。でも、なかなか時間がかかりますし、患者さんの協力が必要ですね。


今日は一日、診療です



毎週水曜日は半日で終わりますが、昨日が祝日であったため、今日は一日中診療いたします。最近、年末に近づいているからなのか、予約が入りにくい状況になってきました。でも、風邪を惹かれる方が多いようで、当日のキャンセルが増えてきた感じがありますね。歯に痛みがあって辛いようなら、電話で予約状況を確認してもらえたら幸いです。皆様、体調には十分気を付けましょうね。


飛び石連休の中日の診療



医院は新潟駅から近く、新潟市でビジネス街と呼ばれる場所です。従って、この飛び石連休の中日は休みにしている方が多いですね。でも、当院は通常通りの診療日です。
恐らく会社員の方はそれほど多く予約が入っていませんが、近くに住居を構える患者さんでほぼいっぱいになってますね。今日一日頑張れば、明日はまた休みです。しっかり診療していきます。


今年もあと2ヶ月ですね

 

今日は日曜日で、医院はお休みです。でも、明日マウスピースセットの患者さんがいるので、朝から製作しています。
今気づいたのですが、早いもので今年もあと2ヶ月ですね。常に全力で頑張ってきたせいか、本当に早く感じます。でも、まだやり残していることがあるので、やり切って今年が終われたらいいなと思います。そのために、今日の午後は僕にとっての聖地、高龍神社に行って必勝祈願してきまーす。皆様も良い休日をお過ごしください。


焦らないで診療したいです



当院のデンタルユニットは3台です。その3台をフル稼働する時間帯が増えてきた気がします。土曜日以外は。。。
昨日、患者さんが込み合う時間帯に、入れ歯セットの患者さんが2人並びました。もう1人の患者さんはメンテナンスで歯科衛生士が診ていました。入れ歯の患者さんは1人が上顎総入れ歯で、フラビーガムというブヨブヨした粘膜を持っていて、なかなか維持安定が得られにくい人です。もう1人は上顎総入れ歯で、下顎が部分入れ歯です。この方は上下顎共に金属床ですが、嘔吐反射が強いため上顎の床後縁部を短く設定してます。しかしながら、維持安定がなかなか得られにくく苦慮しました。この方たちのためにそれなりに時間を取っていましたが、急患が入り込んだりして本当にバタバタしてしまい、自分の中で焦りがありました。できるだけ難しい入れ歯の患者さんは1時間で予約を取るようにしているのですが、どうしても混み合う時間があり、そこに集中するのですね。
対応策として、やはり入れ歯外来日を作ってその日は入れ歯専門の日とした方がいいと思います。でも「来られるときは皆来られるが、来られないときは皆来られない」とある同僚の先生が言ってましたが、このジンクスを何とか変えていけるよう努力したいです。


入れ歯の人工歯



入れ歯に使用する人工歯は素材的にも形態的にも色的にもさまざまなものがあります。どれを使用するかの基準は一応の目安がありますが、実際は患者さんとの相談になります。その人の個性に深くかかわるので、選ぶ際は慎重に行い、仮合わせの時によく見てもらうようにしておりますよ。


入れ歯の修理のこと



入れ歯は人工物であるため、永久にもつものではありません。場合によっては誤って落下したり、枕元に置いていて踏んで壊してしまうこともよく聞きます。
その場合は、大至急で歯科医院に連絡を取り、直してもらうことをお勧めします。粉々に壊れたら修理は無理かもしれませんが、そうでもなければ可能かと思いますよ。間違っても瞬間接着剤で自分で直すことはやめましょうね。かえって直しにくくなることが往々にしてありますからね。


当院の歯科治療コンセプト

 

当院で主に力を入れているのは、入れ歯治療とマウスピースを用いた咬み合わせ治療、そして予防です。予防に関しては患者さん個人に歯科衛生士の主担当と副担当を置き、担当制で患者さんに対応するようにしました。彼女たちは積極的にセミナーや勉強会で実技を磨いております。
一見、入れ歯を得意とする歯科医師のもとで予防を頑張っているのは患者さんにとって矛盾があると思う方がいるかもしれません。しかしそうではありません。私自身、入れ歯でどのような症例においても、絶対入れ歯の方が良いと言えることはないのです。(あまりにも歯周病が酷く歯がプラプラ動いている場合は別ですが。。。)もともとの天然歯と比較すると、それに勝るものはないのです。ですから、極力入れ歯にはしたくありません。でも、入れ歯になってしまったらできるだけ違和感がないよう、よく噛めるように頑張る所存です。
この考えは私の中でいわば歯科領域の中の攻めと守りを強力なものとして、患者さんの診療に当たるのがベストと思うからなのです。この両立が図れれば、患者さんにとって本当に頼りになる歯科医院になると思うからなのです。
(先日の院内セミナーで、外部講師の沢口由美子さんを招いてスケーリング・クリーニングのデモを行ってもらいました。彼女の周囲で当院の歯科衛生士が技術を学んでおります)


入れ歯専門外来日時の設定を準備してます



私は入れ歯治療が大好きで得意としています。今まで精いっぱい研鑽を積んできた自負があります。最近は、遠くから入れ歯治療に通われる方がいて、僕自身も凄くありがたく本当に嬉しく思います。しかしながら、日常の診療は虫歯治療や根管治療に追われることが多く、落ち着いて入れ歯にお困りの方に時間を割くことが難しい時があります。(もちろん虫歯治療や根管治療も誠心誠意を込めて行っていますが。。。)
もっと入れ歯治療に時間を費やせるように、土曜日午後は入れ歯治療の専門外来としていこうと思います。信頼できる方とよく相談してその設定日時や、やり方を明確にして皆様に報告していきたいと考えております。


医院のカレンダー



年末に近づいてきて、今年も来年用の新しいカレンダーができました。リコールに来ていただいた患者さんや、長く当院に通っていただいた患者さんを中心にお渡しします。
例年の傾向を見ていると、患者さんも凄く喜んでくれているかなと思います。これを渡したからといって必ずしも当院のファンになってもらえるわけではありませんが、患者さんの喜ぶ顔を見ているとこちらまで嬉しくなります。今年もあと2ヶ月ちょっと、頑張っていきます。
(写真は今年のカレンダーですが、このタイプの来年バージョンを作りました。去った月は取り外しが可能なので見やすいですよ)