入れ歯 新潟市

院長ブログ

新潟市の歯医者・歯科・入れ歯・スポーツマウスガードなら「りんご歯科医院」

セミナーに参加してきました



今日は、医院内のマネジメントのためのセミナーに参加してきました。
心に残る言葉を頂きましたよ。
歯科医院は、歯科医師の頑張りだけで患者さんに良い治療を提供できるわけではないのです。衛生士、アシスタント、受付の方が一生懸命に同じ方向を見て動かなければいけないのですね。明日から、また課題を一つひとつこなしていこうと思います。


医院の家訓

 

当院では、あるビジネス本から習ってこの4つを家訓とすることにしました。

1.雰囲気は自分で作る
(常に明るく、ポジティブな気持ちで仕事を始めよう)

2.遊び心を持つ
(院内が活気に溢れるような遊びをしよう)

3.患者さんを喜ばせる
(患者さんや、同僚に対してエネルギッシュで楽しい雰囲気で接しよう)

4.注意を向ける
(患者さんや同僚があなたを必要としている瞬間を逃さぬよう、いつも気を配ろう)

この心構えでいけたら良い医院になるでしょうね。なかなか難しいですかね。でも、少しでも近づけるように頑張りたいです。
(写真は、そのビジネス本です。FISHといって、早川書房から出版されてます)


総入れ歯の型取りの重要性

 

総入れ歯に限らず、部分入れ歯も型取りは非常に重要です。でも、部分入れ歯の場合は残存歯にバネをかけて維持を図れるので、全く歯のない総入れ歯の方が深刻ですかね。従って、総入れ歯を作る過程で、少なくとも2回以上は当院では型を取りますよ。

総入れ歯の場合、粘膜面で維持させるので、型取りによってできた入れ歯の安定度は違いますよ。(型取りが悪いから外れやすいという意味ではありません。咬合が深く関与していることもありますので)
(写真は、総入れ歯のための精密な型取りです。これに石膏を流して、作業模型を作ります)


歯科医院のコミュニケーション



当院で患者さんに気を付けている事は多々ありますが、一番気を付けているのは会話です。
4月頃の新人衛生士は人と話をすることに不慣れで不安を感じていた部分がありましたが、今ではみんな立派に患者さんの困っている事やニーズを聞くことができるようになった気がします。でも、患者さんが本当に欲していること(want)を聞くことができているのかと問われると、僕を含めてまだまだかなという気はします。
単なる接遇だけでなく、そのあたりを突き詰めていくことが医院の繁栄につながるのではないかなと思います。(もちろん症例に対してできることと、できないことはありますが。。。)


新しい入れ歯に慣れるためにすること



新しい入れ歯になって慣れるまでの時間はちょっと苦痛が伴うかもしれません、とセット時にお伝えしています。古い入れ歯はかなり長い時間使用していたため違和感は少ないですよね。でも、新しい入れ歯は古い入れ歯の改善したモノであるはずなので、是非慣れるように極力使用してほしいです。でも、ご飯を食べるときに痛くて大変ならば、その時は無理をせず古い入れ歯で一時的に食べていただいて結構ですが、お話するときはそれほど痛くないと思いますので、使用するように当院では言ってますよ。(もちろん就寝時は外していただきますが)
使用しなければいつまで経っても慣れませんからね。そして次回の診察の時に、その旨を先生にお伝えして調整してもらうのがいいと思います。決して諦めずに、一緒に頑張りましょうね。


総入れ歯の安定について



総入れ歯は粘膜の上に入れ歯が乗るだけで、入れ歯が外れないという人はまずいないです。部分入れ歯は、残存している歯にバネをかけるので、歯が生えている向きによってかなり取れにくいことは考えられますが。
総入れ歯は、その歯がないがために安定を図ることがかなり難しいのですね。では、どうやって安定を図るかというと、まずは粘膜面に入れ歯が適正な範囲まで覆っているかが大切です。そして、咬合の安定です。この2つが重要な因子ですね。でも、口で言うほど簡単ではなく、僕もあらゆる手段を使って毎日頑張っていますよ。


歯と口の健康フェアを終えて



昨日、新潟市のイオン南で行われた歯科医師会のイベントに来てくれた皆様には大変感謝いたします。また、応援を多くいただいて大変感謝いたします。本当に嬉しかったですよ。
僕ら歯科医師会は学術医療団体ですが、イベントを通して僕らのやっていることが一般の方々にも理解していただくよう努力していきたいです。
きっと、これからの時代は歯科医師も積極的に皆様と交流して、口腔内のケアの重要性を理解していただくことが必要なんだと感じています。これからも、一生懸命アピールしていきますよ。
(写真は昨日のフェア告知のポスターです)


健口フェアの準備



今日の午前10時半から午後5時まで、新潟市の南イオン1階マリンコートで新潟市、新潟市歯科医師会の主催で各団体の協力を得て、健口フェアが開催されます。僕たちは昨日の夜遅くまで準備をしてきました。皆様も、今日はお口の健康を考える一日にしてみませんか?よろしければ遊びに来ていただけたら幸いです。
口臭測定、歯科無料相談、歯磨き指導等たくさんのブースを設けております。何卒よろしくお願いいたしまーす。
(写真は、昨日の準備中の写真です) 


入れ歯のメンテナンス



入れ歯を入れて使用するのに苦でなくなってしまい、メンテナンスに足が遠のく人はかなり多いような気がします。総入れ歯なんだからメンテナンスなんて関係ないと仰る方は多いですしね。。。
でも、実は長く入れ歯を使うためには、メンテナンスで適合をチェックしてもらうことが重要です。そのようなデータもありますし。

入れ歯になるということは、歯が欠損したわけですよね。歯は欠損すると、そこの部位の歯槽骨は必ず痩せてきます。そうなると入れ歯の適合は甘くなるのです。また、人工の歯も摩耗します。さらに咬合関係に狂いが出ます。咬合の高さは摩耗により低くなります。そうなると、顎関節に影響が出ることがあります。
僕ら歯科医師が一生懸命作った入れ歯です。できるだけ作り直しは避けたいです。患者さんの思いも同じだと思います。是非、3~6ヶ月に1回は入れ歯の調整に行かれた方がいいですよ。


総入れ歯の咬合関係の採得



総入れ歯の咬み合わせを決める作業に、垂直的咬合関係(咬み合わせの高さ)と水平的咬合関係(左右前後の位置関係)を決める段階があります。これらの作業が、総入れ歯を製作するうえで特に難しい作業になります。咬み合わせを決める作業を終えて次の人工歯を並べるのですが、咬合関係の採得を誤るとそれを基準に歯が並ぶので、仮合わせの時に凄く大変なことになってしまいます。仮合わせの時にズレに気づけば、まだでき上がっているわけではないので直しようがあるわけですが、完成された状態だと調整程度で直すことはほぼ困難です。
だから、僕たち歯科医師は総入れ歯を作る際に、咬合採得に特に注意を払っていますよ。
(写真は咬合高径を決めた後の、咬合床という咬み合わせを決める装置です)