2023/10/20
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯の歯が取れてしまい困っているという方が先日、来られました。
その人は「歯がないままでは人前に出られない。先生、作り替えなきゃダメ?」と仰るので、その入れ歯を見てみると右側の上顎前歯部が1本だけ取れていました。
僕は、「この入れ歯を直すのは、そんなに大変ではないですよ。取れた歯もお持ちなので今日、すぐに直せますよ。」と言いました。
その人は、「え、そうなの?そんなに早く治るの?、よかった~。」と喜んでいましたよ。
入れ歯の人工歯が脱離することは、地面に落としたりして脱落することが往々にしてあります。
どうしても人工の歯と入れ歯の床と言われるピンク色の部分は異種材料ですから、その結合は弱いのですね。
ですから、落とした時の衝撃に対しては簡単に取れたりします。
でも、その場合の修理はそんなに大変ではないです。
やり方としては、取れた人工歯をズレのないようにあてがい歯科用の接着剤で仮固定をし、その後にその人工歯の周りを削除してプラスチックの材料を流し込みます。
そして調整研磨をして、お渡しすることができるかと思います。
ただ何回もその人工歯が外れてしまうようなことが、もしもあるのならば違う要因が考えられるので、ご相談くださいね。
その場合は、一筋縄ではいかないこともありますから。。。
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歯科の医療費控除とは
2023/10/19
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むし歯や歯周病で歯が抜けてなくなると、食べたり、話したりすることが不自由になり、前歯だったりした場合は見た目も悪くなります。
また、咬み合わせが変わってしまうため、顎が痛くなる、口が開かない、あるいは相方の歯が伸び出したり、無くなった歯の隣の歯が倒れてきたりして歯に無理な力が加わって揺れてくる、といったことが起こる場合もありますね。
そのような状態になってから、初めて入れ歯を製作したいという人がたまにいますが、そうなってしまうと入れ歯を入れるのは非常に困難です。
例えば相方の歯が飛び出しているのならば、いざ、入れ歯を入れようとしてもその飛び出している歯を削ったり、場合によっては神経を取る作業からやらなければならなかったり、抜歯しなければならないこともありえます。
また、残存歯が欠損部分に傾斜してしまい、入れ歯そのものを入れることが困難なこともあります。
先日もそのような状態になってから、入れ歯を作りたいということで製作に入る前にその失った歯の相方を大きく削って神経の処置をしてから、冠を被せなおしたその後に、入れ歯が入るスペースを確保した人がいました。
そのため、入れ歯の製作に入るのはかなり後になりますね。。。
入れ歯を入れる目的は失われた機能の回復と口の中を安定した状態に保つことにあります。
そのためには歯科医院での定期的なチェックが欠かせません。是非、かかりつけの歯科医院を持つことをお勧めします。
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歯科の医療費控除とは
2023/10/18
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先日、新しい入れ歯を作ってほしいという依頼で当院に来られた人がいます。
その人は、入れ歯を現在も使用していますが、金属のバネ(クラスプ)という所が歯に全くあっておらず、適合そのものが悪い状態でした。
当院では、あまりにも適合が良くないのであれば作り替えを勧めることが多いですね。
その時は、その方にどういったものが良いのかを含めていろいろお話させてもらっています。
その際には、その患者さんがどういったものを期待していて、それが入れ歯で可能かどうかということからお話をさせていただいていますね。
正直、入れ歯で、天然歯と同じ機能性を求められても無理なことはありますからね。。。
それは、やはり事実として言わなければいけないと思っていますからね。
そういうと、あまり耳障りの良いことを言ってもらえないと思われる方もいるかもしれませんが、極力は患者さんの希望を叶えたいとは思っていますよ。
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歯科の医療費控除とは
2023/10/17
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
ほとんど全ての歯が重度の歯周病に侵されているため、抜歯を希望して来られる方がいます。
でも、歯がない時間があると人前にも出れないし、ご飯も食べれないので困るから何とかしてほしいという依頼がよくあります。
その依頼者の診査をしてみると確かにその方の歯はブリッジや連結冠が入っているにもかかわらず、動揺が大きく歯周ポケットもかなり深くて抜歯の適応であるなと感じることが多いものです。
レントゲン診査でも保存は見込めない歯が多数、存在していました。
しかしながら、その方は、今まで入れ歯をしたことがないため、イメージが全くつかめていないようでしたので、入れ歯になるとどういう不便さがあって慣れるのに凄く時間がかかる旨を説明させていただきました。
また、抜歯後すぐに装着する入れ歯は、即時義歯と言って歯があるときに型を取って、咬み合わせも取ります。
それで模型を起こして、咬合器というものに装着します。そして、その模型上の歯を削り、そこに人工歯を並べて入れ歯を完成まで持っていきます。
そして患者さんの歯を抜歯して適切な処置をして、その入れ歯をセットするわけです。
本来であれば、歯を抜いてから歯茎が固まったのを確認してから入れ歯を作るのが一般的であります。
細部にわたって、注意深く入れ歯を作ることが可能ですからね。
でも、これはあくまで抜歯後の予想の範囲で作るものなので、後から不調和がほぼ間違いなく出ると思われるのです。
しかも、困ったことに保険診療でこれをやると、歯茎が固まっても半年は再製作ができない決まりなのですね。(自由診療であれば、もちろん半年待つ必要はありませんが。)
ですから、患者さんにはそのあたりをよく考えてもらってから実行しなければならないと常々思いますよ。
でも、まずは極力入れ歯にならないためにはどうしたら良いかを、歯茎が健康なうちによく考えていただけたらなと思います。
(上記の写真は下顎の歯を多数抜歯後、即時入れ歯をセットしたものです。)
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歯科の医療費控除とは
2023/10/16
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯はある意味、人工臓器ですね。
何の違和感もなく、特に咀嚼や嚥下に問題がないという人は少ないかもしれませんが、歯科医院で何回か調整をしていくとそうなっていくかと思います。
でも、最初からそうだったという人は少ないのではないでしょうか。
特に初めて入れ歯を入れるという人にとっては、苦痛以外の何物でもなかったりします。
しかしながら、入れ歯を使用しないで食べようとしても、硬いものはおろか、それなりの硬さのあるものも咀嚼が困難であったりします。
そうなると、栄養バランスの偏りが出てしまったりして良いことがありません。
それを続けていると、年齢を重ねるにつれてオーラルフレイルという虚弱体質になっていく人が多いようです。
そうならないようにするには、欠損歯を放置しないことと、もし、入れ歯になったにしてもよく噛めるように調整し慣れていただくことが本当に大切だと思います。
最初は異物だとしても、リハビリを繰り返し調整することで良いモノになっていきますから。
一緒に頑張りましょう。
2023/10/15
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
過去に、数本の歯が残存していますが、全部歯を抜いて総入れ歯にしたいという患者さんが来院されました。
その方の口腔内を見てみると、確かに何本かは抜歯を要するとは思われるのですが、全部歯を抜く必要性はないと思いました。
その旨を説明すると、とたんに「私、歯のことでもう悩みたくないのよ。全部抜いてすっきりしたい。正直、邪魔に感じる。」と仰いました。
僕は、「そうなんですね。。。でも、もし総入れ歯にしたら今度は違う問題がでますよ。。。総入れ歯になればもう口の中は安泰だというのはありえないのですね。歯を抜いた以上歯茎はどんどん痩せていきますし、一時的にはしっかりくっついていても、そういった意味では時間の経過とともに緩くもなります。そうすると、今度は入れ歯が外れるとか、発音しにくいとか、横揺れして痛いなどの問題が予測されます。粘膜だけで維持しているよりも健康な歯にも負担してもらう部分入れ歯の方がまだマシかと思いますが。。。抜くほど悪くないような歯も何本かあるかと思いますよ。できるだけ残る歯は残すのが僕の心情でもありますし。。。」と伝えました。
でも、その患者さんは全部抜いてしまいたいという気持ちが強いようでした。
その方の予約の時間もあるので、先ずはどこを抜いてどこを残して、治療をしていった方がいいのかをもう一度よく精査し、治療計画を提示していく時間を取ることにしましたが、この人の押しの強さから、なかなか先行きが難航しそうな予感がしました。
僕は入れ歯を得意としているつもりですが、保存できると思う歯を抜くのは絶対に賛成しませんよ。
そうでなくても、歯科医師であれば基本的には歯を残すことを前提に頑張っているものですからね。
総入れ歯になってよかったという人は、本当の意味ではありえないのではないかとさえ思いますよ。
当然ながら、自分の歯が健康でっている方が、良いに決まっていますからね。
健康な歯には入れ歯が勝てることは何もないですからね。
やむを得なく作るのが入れ歯ですからね。
1本でも2本でも歯が残りそうならば残していくのが筋なのは知っておいてほしいです。
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歯科の医療費控除とは
2023/10/14
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入れ歯でお困りの人は少なくないです。
当院では、毎日必ず入れ歯の調整や製作などの治療をやらない日はないですね。
入れ歯製作を希望して、新患の人も多く入って来てくれます。
僕自身、入れ歯診療に常に情熱を傾けて生きてきたので、本当に嬉しい限りではあります。
しかしながら、歯を失って、自分の歯と同じように入れ歯を機能させるというのは本当に簡単なことではないです。
神様が作ってくれた本来の自分の健康な歯と同じように作ることは絶対的に無理なのです。
だからこそ、今ある自分の歯は本当に大事にしてほしいです。
ここの医院はいわゆるオフィス街にあるので、若い人も多いです。
それこそ、目立たないノンクラスプ入れ歯製作を希望して来る方もいます。
でも、先ずはそれ以上歯を悪くさせないことが大切です。
そのためにも、定期健診をしてクリーニングは必須です。
当院では、入れ歯診療のみならず、それ以上歯を悪くさせないという意気込みで、予防にもしっかり取り組んでいます。
是非、日常の歯磨きを第一とし、歯石除去、歯のクリーニングにもきちんといらしてくれたらと思います。
一緒にあなたの歯を守っていきましょう!
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歯科の医療費控除とは
2023/10/13
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以前、まだお若い女性が上顎右側の犬歯から第二小臼歯までの三歯が欠損されている方が来ました。
現在の部分入れ歯は保険診療内で作られていて、欠損部の前後の歯にクラスプという金属のバネが掛かっています。
これは、もちろん保険診療内では問題ない設計で金属のバネを使用しないわけにはいきません。
僕は、その旨を患者さんに伝えました。
患者さんは「出来れば、金属のバネを使用しない入れ歯を作っていただきたいのですが。。。でも、保険が利かないというのを聞いたことがあるので、実際どんなものでしょうか?」と言われました。
当院では、金属のバネを使用しないノンクラスプ入れ歯をお勧めしています。
これは保険診療で製作することはできません。
しかしながら、金属床の入れ歯に比べたら割と安価ではないかと思います。
(金属床とノンクラスプをハイブリッドしたものだと、さらに高額になりますが。。。)
僕は、その患者さんに「このノンクラスプ入れ歯は今まで金属のバネが掛かっていた部位に金属のバネに変わってピンク色の床と言われるものが残存している歯の歯茎を覆います。保険で使用されているものと違って、柔らかい素材で弾力があります。出し入れする時は弾力があるためそれが維持にも役立ったり、外すときにも楽に外せます。」と言いました。
その患者さんには、非常に魅力的に感じられたのでしょう。
すぐにこのノンクラスプ入れ歯を決断してくれましたよ。
しかしながら、このノンクラスプ入れ歯が全ての症例で適応ということはありません。
歯周病がある方には、この弾性が裏目に出てしまい着脱する際に歯を揺さぶって引き抜きの力が働いてしまうこともあります。
そのため、歯茎の点検は必須であるかと思いますし、動揺がすでにある方には不向きなものと思います。
ご希望の方は、その辺りもしっかり診査してから、製作に入るようにお勧めいたしますよ。
2023/10/12
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新しい入れ歯が、義足や義手のように慣れて使いこなせるようになるまで、相当の時間がかかります。
中には、最初から全く違和感もなく使いこなす方もいなくはないですが、一般的ではありません。
新しい入れ歯を装着してからの食事は、最初は柔らかい食物をゆっくりと食べていただきたく思います。
早く食べようとすると、筋神経機構がまだうまく機能せず、頬を噛むとか舌を噛むということが起きやすいですからね。
馴染ませるようにゆっくりと食べてみましょう。
そして、慣れてきたら徐々に固いものをチャレンジしていただきたく思います。
その際に、もし痛いなら古い入れ歯に代えて食べられても私は良いと思っています(痛い思いをしての食事じゃ、おいしくないですものね。)。
でも、お話をするときは恐らく痛くはないはずなので、慣れていただく意味を込めて、使用していただくよう説明をしております。(就寝時は、もちろん外して寝ていただきたく思います。)
なかなか煩わしくて不便な所もある入れ歯ですが、諦めないで調整をさせていただければ、良いものになると思っています。
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2023/10/11
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院の場合、自由診療で製作する総入れ歯は主に金属床入れ歯というものになります。
保険診療ではピンク色のレジンというプラスチックを床部分全面に敷きます。
どうしてもプラスチックですので、強度は強くないですし、強度を保つために上顎であれば口蓋部分は厚くなりますし、下顎の舌側部分も厚くなります。
一応、補強線というものが口蓋部分のレジン床の中に入りますが、それ程の強度は見込めないため、床部分が厚くなってしまいます。
自由診療とはなりますが金属床の場合、そこが金属になるため、強度は保証されますし薄くできます。
そうすることによって、舌の自由度が増して発音にもいい影響が出ますし、飲み込みもしやすいとよく言われますね。
よく見るケースで、上顎が総入れ歯やそれに近い状態で下顎の歯がほぼ残存している人がいます。
そのような方は大抵、咬合力も強い方が多いです。
歯があった時からも、この咬合力が強すぎてしまったため咬合性外傷というものを引き起こし、歯周病も手伝って歯が抜けてしまったか、歯を抜かなければならない状況になっていったのだと推測します。
それは、上顎の場合、欠損歯茎の唇頬側から骨が吸収されるため、もともと歯が並んでいたものより幅が狭くなり小さくなってしまうのですね。。。
そうなると総入れ歯を製作する際に、下顎の歯に対して正常咬合配列を施そうとすると、歯茎の一番高い部分より外れて、歯を並べなければならなくなります。
これを防止するためには、人工臼歯の咬み合わせを変えて交叉咬合配列にするなどの工夫が必要になります。
でも、この金属床で、チタンを使用したものであれば、入れ歯そのものも軽いですし、貧弱な顎堤にも対応できます。
そして強度もかなり強く、入れ歯が正中で割れるようなことはないと思います。
もし、そのように入れ歯がしょっちゅう壊れてしまうため、困っているという方は一度検討していただけたらいいと思います。
入れ歯は毎日の生活の中で、天然歯の代わりとして日常の食事や会話に関わっているわけです。
その負担を担う入れ歯がしょっちゅう壊れてしまっては、良い入れ歯とは言えませんからね。
咬合力や顎堤の状態によっては、大変いいにくいことではありますが、保険診療で決められている材料で入れ歯を作っても限界が来るのは早いですよ。
そのため、入れ歯が割れて、その度に修理をして、また割れるというようなサイクルでいるのならばこの金属床で解決することをお勧めいたします。
貧弱な上顎の顎堤だったとしても、チタンを使用したものならばそれほど重くなることもないですから、使用に問題はないかと思います。
生活の質を高めるためにも、お勧めですよ。
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