2023/06/02
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯だとわかりにくいものを作るとなると、総入れ歯のほうが見た感じはわかりにくいですね。
なぜなら歯並びはきれいですし、歯肉の部分も歯肉に似たピンク色で作るので形態的にはきれいです。
しかも、維持は完全粘膜負担なのでクラスプという金属のバネを使用しませんからね。。。
でも総入れ歯は維持を粘膜に求めるので、お話をするときや食事をするときに適合が悪かったり、咬合が悪く不安定だと外れやすいのですね。
つまり、入れ歯が落ちそうになって初めて、他人にばれるということが総入れ歯には起こりやすいのですね。
外れやすいか外れにくいかという点では、部分入れ歯の場合は、維持を残存歯牙に求めます。
残存している天然歯牙に金属のバネをかけることによって維持するので外れる心配は総入れ歯と比較すると少ないです。
でも、部分入れ歯の場合は、その歯牙に金属のバネをかけるため、それが前歯だったりすると、形態的に他人から見えやすくなってしますいます。
そのような、お悩みのある方は、ノンクラスプ入れ歯と言われるものをお勧めすることがあります。
この入れ歯は自由診療となりますが金属のバネが見えることはなく、形態的にも他人からはわかりにくいものと思われますよ。
前歯しか自分の歯がなくて、そこにどうしても金属のバネがかかる場合は特にお勧めですね。
前歯に金属のバネがかかるとどうしても見えてしまい、入れ歯だと思われてしまいますから。
でも、歯周病が中等度以上あるのなら、かえって悪化させてしまうこともあるので注意が必要ですね。
その辺りはしっかり診査をしてから製作に入るようにしています。
(写真は上顎両側臼歯部にノンクラスプ入れ歯が装着されていますが、金属のバネを使用していないため目立ちません。金属の代わりに特殊なプラスチックで糸切り歯の歯茎を覆って維持を図っています。ノンクラスプ入れ歯は自由診療となります。)
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歯科の医療費控除とは
2023/06/01
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯をすべて失った人には総入れ歯が適応されます。
その際に自由診療で金属床の入れ歯を選択される人もいます。
金属床の総入れ歯にして、良かったという意見をまとめてみると、一番多いのが話しやすくなったということですかね。。。
よく「口の中が広くなったようで、舌が動かしやすい。」と言われる方が多いですよ。
金属床は上顎の場合は、口蓋部分を金属で覆うことになるため、かなり薄くなります。
口蓋部分をすべて覆わないと吸着しないので床面積は大きくならざる負えないですからね。
保険診療で行うレジン床というピンク色のプラスチックだと、強度を保つために厚みをそれなりに確保しなければなりません。
厚みはわずか0.5~1ミリの僅かな差かもしれませんが、入れ歯をしている人にはもの凄く厚く感じてしまうようですね。。。
この厚みが薄くなることによって、舌が動きやすくなり発音がしやすくなるということは多くの症例からたくさん見受けられますね。
また、食べ物が美味しくなったような気がすると言われることも多いです。
金属床入れ歯で味が変わるわけではないのですが、味が伝わりやすくなる理由があります。
例えば、おでんのように熱が伝わらないと、美味しく思えないような料理がありますよね。
この金属床入れ歯は熱の伝導性が良いため、温かい食材は温かく、冷たい食材は冷たく感じることが大きいですね。
その他にも、入れ歯が壊れにくくなるということも言えますね。
そして、プラスチックで作られた入れ歯は、どうしても壊れやすいというデメリットがあります。
プラスチックなので、強度的にはどうしても弱いですからね。
その強度を得るために、厚くしなければならないから、違和感も大きくなりやすいのです。
また、上顎が完全に歯を失っていて、総入れ歯が入っていて、下顎がほとんど残存しているようなケースの場合、上顎の歯茎は頬側から生理的に骨吸収してきます。
そうなると、入れ歯を入れて咬合した場合、入れ歯の真ん中に応力が集中し、真っ二つに割れてしまうことがあります。
このようなことを防止するためにも、金属床の入れ歯の方がそのような心配は無くなりますね。
この金属床の総入れ歯は自由診療となりますが、保険診療で製作されたものよりもメリットが多く、長く使用することが可能と思われます。
もちろんセット後の、3ヶ月に1回程の定期健診は必要となりますが、「生活の質」を向上させることができると思います。
特に、チタンという金属を使用したものは、軽くて丈夫ですし、生体親和性も良いとされているので、金属アレルギーのある方でもほぼ大丈夫と言えます。
保険診療で入れ歯を製作したは良いですが、毎月のように壊れてきてしまうために何度も何度も歯科医院に行って修理をしてもらっている方も実際はいるようです。
もし、そのようなことであるならば、金属床の入れ歯で極力壊れにくくした方が長い目で見て、医療費も安くなるかもしれませんからね。
金属床入れ歯は自由診療のため、セット時には安いものではありませんが毎日、自分の歯として機能させるものです。
後悔することなく、生活の質の向上のためにも最良の選択をするべきかと思いますからね。。。
気になる方は、是非、ご相談下さい。
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歯科の医療費控除とは
2023/05/31
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入れ歯を入れることに抵抗を感じる人は少なくないかもしれませんね。
でも、かといって欠損した部位がそのままでいいと言えるようなことはほぼないです。
永久歯である以上は、親知らずの歯以外なくていい歯はほぼ存在しませんからね。
ないままでいると、対合の歯や隣接の歯が移動してしまいますね。
そうなると咬み合わせの位置や顎運動をしたときに問題が起きやすくなりますね。
また、他の残存歯にも悪影響を及ぼし、良いことがありません。
噛める歯がなくて胃や食道などの消化器系の疾患を起こしやすいという報告もありますからね。
よって、欠損した部位は入れ歯やブリッジ、インプラントが適応されるわけですね。
欠損した範囲や部位によっても、何が一番いいかは一概に言えません。
その人の口腔内の状況や骨質、歯茎の吸収度、そして患者さんの考えなどにもよりますからね。。。
その旨はかかりつけの歯科医師とよく話し合って、決められるのがいいかと思いますよ。
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歯科の医療費控除とは
2023/05/30
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当院では新しい入れ歯を製作し、完成するのに、それなりに長いステップを踏んでいきます。
入れ歯の型取りは当院は最低二回は必要ですし、咬み合わせ取りも二回必要なことが多いです。
型を取る際には概形印象というものと精密印象というものがあります。
概形印象は既成のトレーでおおむねの型を取り、それから模型を起こして精密印象用のトレーを製作し、型を取ります。
また咬み合わせ取りは、咬合床というものを用いて行います。
一回目は高さを決定し、二回目は水平的な位置関係を決めていきます。
入れ歯の高さというのは適正な位置で噛んだ時の下顔面の高さです。
水平的な位置とは、ある起点から前方、左右に動ける位置です。
これらの処置は、精密な入れ歯を作るという意味必要不可欠ですね。
そして、仮合わせをして良ければ完成へとなります。
ここまで、だいたい6回はかかるのですね。
技工操作もかかるので、その時間もかかるので出来上がるまでは週に一回来てもらったにしても、1月半はかかるのですね。
中には、この説明をしても一回目の型を取ったら次回はもうできていると思う人が少なからずいます。
そんなに簡単に入れ歯はできませんし、しっかりと良いものを作るにはステップを踏んで長い時間がかかることを知ってほしいものです。
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歯科の医療費控除とは
2023/05/29
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入れ歯でお困りな方は多いですね。
特に痛みがあると使用そのものができないですものね。
その様なことがあれば、できるだけ早めにかかりつけの歯科医院で診てもらいましょう。
自分で、入れ歯安定剤を買って何とかしようとする人がいますが、それでは根本的に解決はしませんし、使い方によっては入れ歯が不潔になりやすく、また違う問題が出ますからね。
我慢することなく早めの処置が必要だと思います。
また、患者さん自身の憶測でこの辺りが当たっているから痛いのだろうと、その部分をやすりなどで削る人がいます。
これも実は見当違いの所が多く、そこを削ってしまったがために入れ歯がカパカパに緩くなってしまい、再製作を余儀なくされる方がいます。
絶対に自分で削るのは止めましょうね。
できるだけ早く、入れ歯の調整を歯科医師の下でしてもらいましょうね。
2023/05/28
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新しい入れ歯を入れて何も違和感なく食べれるというのは、非常に素晴らしいことですね。
でも、多くの人はそうはいかないものですね。
新しい入れ歯は、慣れるまでもそれなりの時間はかかりますからね。
でも、しっかり調整をしていけば、いずれ慣れてしっかり噛めると思います。
ただその時間は人によってまちまちで、長くかかる人も少なからずいますね。
その様な人の特徴としては、初めて入れ歯を装着する人、過去に入れていた経験はあるけどここ数年使用していない人、追加の抜歯をしてから新しく入れ歯を製作した人が多い気がしますね。
これらの人はどうしても違和感が先に立ってしまい、なかなか使用が難しいということが挙げられますね。
でも、ここで諦めても何の解決にならないです。
しっかり調整を歯科医院で歯科医師のもと、行えばいいものになると思います。
経験的にそう思います。
なかなか最初は辛いかと思いますが、一緒に頑張りましょう。
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歯科の医療費控除とは
2023/05/27
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総入れ歯のケースでよく見かけることですが、上顎の歯が全部無く、下顎の歯はほとんど残存しているようなケースを見かけます。
恐らくこれは、元々、歯周病はあったのでしょうがそれだけが原因でなく、恐らく強い咬合力があったのでしょうね。
これを咬合性外傷と言いますが、咬み合わせる際に動くのは下顎です。
顎運動する際の力が強くて上顎の歯が揺さぶられてしまい、歯が動き、そして歯周病も手伝って歯が抜け落ちてゆく。。。
このような人は割と咬筋という筋肉が発達していてその顔貌はエラが張っているように思われることが多いものです。
この場合、総入れ歯になると非常にやっかいですね。
歯を抜くと歯槽骨という歯を支えていて骨は吸収し、痩せていきます。
上顎の場合、口唇頬側の方から吸収が起こります。
しかしながら、下顎はほとんど歯が残っているためその吸収があまりないです。
そのため、下顎の残存歯を基準に正常咬合にしようと歯を並べていくと本来咬合圧を請け負ってくれている歯槽頂よりも頬側に外れて歯を並べることになります。
そうなると、咬んだときに上顎総入れ歯の中央部分に応力がかかるようになり、真ん中で割れます。
そうならないようにするためには、臼歯部の咬合関係を下顎臼歯の内側に人工歯を排列する交叉咬合排列をしたりして対応します。
しかしながら、この排列方法で歯を並べると舌の感覚が正常咬合と違うということがあって発音や嚥下に問題が出たりすることもあります。
やはりできることなら、正常咬合で並べてあげた方が舌感は良いかとは思いますが、保険診療では以上の理由からこの入れ歯が割れてしまいやすいという問題が必ず出ますね。
それを回避するために、口蓋部分の入れ歯の床部分を厚くしたり補強線という物を入れ歯の内部に入れたりしますが、それで問題が無くなることもほぼないですね。。。
口蓋部分の厚みが増すと、それこそ違和感の方が大きくなりますから。
このような人には、自由診療とはなりますがチタンという金属を使用した金属床入れ歯がお勧めではあります。
チタンという金属は非常に軽く、強度も強いです。
生体親和性も高く、アレルギー反応も出にくい素材です。
金属床入れ歯でよく使われるコバルトクロムだと重さがあって、上顎に使用すると落ちやすくなり貧弱な顎堤には不向きかと思うことが多くあります。
このようなケースの場合は、チタンを使用した入れ歯でかなり解決できると思いますので気になる方は、是非、ご相談くださいね。
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歯科の医療費控除とは
2023/05/26
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入れ歯を入れて、痛みを感じるのならば無理に使用しないで早めに歯科医院に行って調整してもらいましょう。
また、入れ歯の歯が取れてしまっていたり、バネが壊れているようならば、それは修理が必要です。
そのまま使っていると、さらにひどく壊れてしまい良いことがありませんからね。
また、バネが壊れることによって入れ歯が緩くなってしまい、カタがってしまったりすることが多くありますね。
そうなると、他のバネがかかっている歯に過剰な負担を強いてしまい、その歯が揺れてしまったりしやすいですからね。
注意していきましょう。
場合によっては修理も利かないほど壊れてしまう可能性もありますから、本当に注意が必要です。
いずれにしても、入れ歯に痛みを抱えていたり、不調和があるのならば、早めに歯科医院で調整なり修理をしてもらいましょうね。
そして、作り替えるのであれば壊れにくい金属床の入れ歯なども検討してみたらいかがでしょうか?
2023/05/25
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
金属床総入れ歯のメリットは、保険内でレジン床という入れ歯を使用後に、自由診療で金属床入れ歯にした人にはわかっていただけるのではないかと思います。
保険で作ることが可能な総入れ歯は、主にレジンというピンク色のプラスチックで作られています。
このレジン床入れ歯は非常に壊れやすいですし、壊れないようにするためにそれなりの厚みを要しますね。
例えば、上顎であれば口蓋部分を厚くし、その口蓋部分に補強線というものを埋め込んだりします。
でも、この厚みは発音に関わってきます。
厚いと「サ」音や「タ」音が発音しにくいと言われています。
僅か1~2ミリの厚みの差かもしれませんが、相当違うようですよ。
金属床入れ歯は、そこを薄くすることができます。
金属なので、薄くてもまず、壊れることはないと思います。
もちろん、口蓋部分を覆わないという訳ではないですが、保険のレジン床の入れ歯に比べると遥かに薄くできるというのは大きなメリットと言えますね。
デメリットとしては、保険診療の入れ歯に比べて高額です。
また、初めて入れ歯を入れるような人にはその良さをなかなか理解してもらえないかと思います。
(あくまで、保険のレジン床入れ歯と比べてのことを言ってますので。。。)
でも、毎日使用するものでもあるので、できればより快適なものの方がよいのではないかと思います。
その方が生活の質は上がるのではないでしょうかね。。。
もし、気になる方はご相談くださいね。
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歯科の医療費控除とは
2023/05/23
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院には入れ歯を作ってほしいという患者さんが多く来ます。
そのこと自体は大変喜ばしいことで僕自身、入れ歯を得意として頑張ってきた経緯がありますからありがたく感じます。
でも、一度作った入れ歯は、できれば長く持たせていきたいと思っております。
歯科医師ならばそう思うのは当たり前だと思いますが。。。
そのためには何が必要なんでしょうかね。。。
自分なりの答えは、以下の通りです。
多くの患者さんは入れ歯を入れるとしても、総入れ歯ではないことが多いですよね。
ほとんどの方が自分の歯が1本以上はある部分入れ歯であるケースが多いです。
僕が思うに短期間で入れ歯を作り直さなければならなくなるという方は、その残存歯を抜くことが最近、あったのではないでしょうか?
その残存歯を抜くことによって抜歯後の歯茎は大きく変わり、仮に増歯という処置をしても以前の安定感を再現させることは難しいものですからね。。。
そうなると、いっそ作り替えた方が良いという話になってしまうのですね。
本当は、僕ら歯科医師もできるだけ作り替えはしたくないです。
自分が作った入れ歯なら、なおさらにそう思いますよ。
良い状態で入れ歯が維持できているのが理想ですからね。
そのためにも、残存歯の健康に気を使っていきましょう。
残存歯においての、定期健診やクリーニングはそのためにあるものですからね。
一緒に頑張りましょう。
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