2022/11/12
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
部分入れ歯を作る際に、残存歯の残っている状況で難しさが変わることがあります。
どういいうことかというと、例えば上顎の右半分が残存していて、左半分が欠損している。そして、下顎は逆に右半分が欠損していて、左半分が残存しているような場合ですね。
上下顎の歯が咬合するような歯が一歯もなく、咬合の安定が得られない場合ですね。
このような咬合関係をすれ違い咬合といいます。
先日もこのような咬合関係の人が来ました。
このような方は、全部歯がない人よりも難しく感じます。
なぜなら咬合は不安定ですし、義歯を作って咬ませようとすると粘膜負担の義歯床部分は咬合力によって沈み込み、咬合平面が崩れやすいからです。。。
対応策としては、クラスプのかけられる歯牙にはクラスプを極力かけて対応していますが、咬合力の強い人にはあまり意味がないかもしれません。
なんとか調整を繰り返し、対応を図っていますがまだまだ満足いく方法を保険診療では見いだせないのが現実です。
(自由診療であれば、やりようはあるのですが。。。)
このあたりの説明を患者さん個人に説明しても、なかなか理解はしてもらえないことの方が多いですが、一生懸命に説明して理解を得られるように頑張っています。
もし、お困りであるならばご相談くださいね。
2022/11/10
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入れ歯を入れて痛みがある場合は、極力、使用を控えて早めに歯科医院で診てもらうことをお勧めします。
違和感だけなら使用を促したいのですが、痛みがある場合は無理して使っていると、粘膜に傷を作ったり歯が動かされて、歯の動揺が大きくなったりしますからね。
本当に注意が必要です。
入れ歯の乗っている歯茎は天然の歯を抜いている以上、どんどん痩せてしまうものです。
これは生理学的な骨吸収のため、致し方ないことでもあります。
そうなると、入れ歯が乗っている歯茎と入れ歯の間に隙間ができますよね。
本来、咬合した時にかかる入れ歯の圧力を受け持つ歯茎が痩せることによって、受け持てなくなります。
そうすると、他の部位に過剰な力が加わるため、傷を作ったり残存歯が揺さぶられたりするのですね。
大きな傷ができる前には少なからず予兆があったと思います。
少し痛みや違和感を感じるようならば、早めに調整や裏装という処置を歯科医院でしてもらいましょうね。
2022/11/09
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新しい入れ歯を入れて何も違和感なく食べれるというのは、非常に素晴らしいことですね。
でも、多くの人はそうはいかないものですね。
新しい入れ歯は、慣れるまでもそれなりの時間はかかりますからね。
でも、しっかり調整をしていけばいずれそうなると思います。
ただその時間は人によってまちまちで、長くかかる人も少なからずいますね。
その様な人の特徴としては、初めて入れ歯を装着する人、過去に入れていた経験はあるけどここ数年使用していない人、追加の抜歯をしてから新しく入れ歯を製作した人が多い気がしますね。
これらの人はどうしても違和感が先に立ってしまい、なかなか使用が難しいということが挙げられますね。
でも、ここで諦めても何の解決にならないです。
しっかり調整を歯科医院で歯科医師のもと、行えばいいものになると思います。
経験的にそう思います。
なかなか最初は辛いかと思いますが、一緒に頑張りましょう。
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2022/11/08
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当院で入れ歯を希望する患者さんは非常に多いと思います。
でも、歯が全部無くなってしまい総入れ歯になるという人は少なくなってきたような感がありますね。
もちろん一定数はいるのではありますが。。。
その一定数の中に、若い時期に全部歯を無くしてしまい、しばらくそのままの状態でいてそれから10年程経って当院に来て「総義歯を作ってください。」と言う人が先日、来られました。
その人の歯茎は非常に痩せていて貧弱です。
下顎の骨吸収も大きいながら、上顎の骨吸収も大きいです。
吸着させるのに非常に困難だろうなと感じました。
また、今まで入れ歯を使用したことがない人が、いきなり大きな総義歯が上下顎に入ってそうそう使いこなせられる物ではないのですね。
その旨はしっかり説明させてもらってから、総義歯製作には入ろうと思います。
でも、なかなかこの入れ歯の経験値がない人にじっくり説明しても理解を得にくいことは僕の経験的にも解っています。
もちろん、できるだけ良い入れ歯を入れるように最大限は頑張りますが、そのリスクは本当に解ってほしいなと思いますよ。
それだけ、本当は自分の歯を大切にしてもらえたらと入れ歯予備軍の人には伝えたいものです。
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2022/11/07
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先日、入れ歯が痛いので新しい入れ歯を作ってほしいということで来られた患者さんがいました。
その方は、上下顎とも総入れ歯で遠いところから来院されました。
85歳越えでかなり高齢のおばあさんですが、口腔内を見てみると顎堤は上下顎ともに貧弱で、使用している入れ歯の咬合も不安定です。
何とか咬合調整を繰り返し、入れ歯の粘膜が接触する面も裏打ちしてそれなりの安定を得たつもりではありますが、家に帰ってみて食事をするとなかなか思うようには食べれないようです。
かといって、この口腔内の様相で新しい入れ歯を新製するのは、ちょっとためらいました。
なぜなら、高齢なため唾液の分泌量も少なく、特に下顎顎堤は貧弱なため吸着が得られにくいであろうという予測が成り立ちます。
また、上顎前歯部分にはフラビーガムが見られます。
顎位も不安定で、超難症例といえるかと思います。
でも、その方の強い希望もあり、新製することにしましたよ。
これから、自分の持てる力を発揮して、良いものになれるように頑張っていこうと思います。
こんな時こそ、基本に戻って丁寧に作製していこうと努力していきます。
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2022/11/06
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先日、拒食症の既往を持ち、当院に来られた40代の女性患者さんがいます。
その方の現在のお口の中の状況は多数歯に及ぶ虫歯と重篤な歯周病のため動揺の大きい歯が多数ありました。
元々の歯並びも悪く、本人は「こんなひどい歯にしてすいません。」と謝っていました。
僕らは「そんなことないですよ。大丈夫ですよ。」とは言ったものの、この人にとって何が良いのかを頭の中で考えていました。
上顎の歯はほぼ抜歯で、残るのは数本。。。下顎も前歯が残るくらいかなという感じの歯周病の状況です。
僕は正直に、「今、ある歯で残るのはこの歯とこの歯です。」と伝えました。
その患者さんは、「あ、少しは残るのですね。良かった。でも、その後はどうなりますか?」と恐る恐る聞いてきました。
僕は「残念ながら、部分入れ歯となりますね。」と言いました。
その方は「部分入れ歯でも大丈夫です。ここでやっていただけるんでしょうか?」というので、「それは大丈夫です。」と伝えました。
そして、僕は「歯を抜いたまましばらく何もないのは、見栄え的にもお困りだと思うので抜歯をする前に型と咬み合わせを取らせていただき、入れ歯を作っておいて抜歯と同時にるというやり方がいいのではないかと思います。ただ、これは抜いてすぐ入れる部分入れ歯なので抜歯部の傷の治りをあくまで予想して模型を策して作ります。だから当院ではあくまで仮入れ歯のような存在ですね。傷が落ち着いて安定したら本入れ歯を作り直すつもりでいてください。また、それを作り直すには保険のルールに乗っ取っていくとなると、半年は了承くださいね。」と言いました。
その方は、「そうなんですね。了承しました。ここでやれるというのならばお願いしたく思います。」との回答を受けました。
この方は、どうやら自分の歯があまりにもひどいので大学病院に行ってやらなければならないのではないかと思っていたようですね。
全身疾患などがなく、服用中の薬などに問題がなければ歯を抜くのは問題ないかと思いますし、入れ歯は診療の中でも得意としているところなのでしっかりやれると思いました。
最終的な入れ歯がしっかり入った暁には、この人の性格も明るくなると思って良いものを提供したいと思います。
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2022/11/05
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入れ歯を必要としない人というのは歯の欠損がない人ということができます。
それは非常にいいことで、健康な歯がしっかり存在しているのならば、それを維持するように努めることが必要です。
残念ながら、歯を何本か失っていた場合は、そのままにしているようなことはあってはならないと思います(親知らずは話が別ですが。。。)。
少数歯欠損であればブリッジが可能かもしれませんが、大きな欠損の場合は無理なケースもあります。
また、ブリッジは欠損歯の前後を削らなければならない事実があります。
その際は、入れ歯かインプラントかということになりますが、なかなか決めにくいということもありますよね。
もし判断に困るようなら、診査をさていただき、その旨を説明させていただけたらと思います。
(インプラントは当院では行っていないので、ご希望の際は大学病院を紹介させていただくことになります。)
その辺りは、しっかりと説明しますので安心していただけたらと思います。
もし、入れ歯が適応ということで、入れ歯製作に踏み切るようであれば、その際はしっかり製作させていただきたく思います。
もし、そうなったのならば、もうそれ以上に歯を失くさないようにブラッシングと定期健診に励み、入れ歯製作を一緒に頑張りましょうね。
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2022/11/04
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先日、当院で入れ歯を作った方が久々に来院されました。
3カ月ごとのメンテナンス(定期健診)にはきちんと来る方だったのですが、今回の来院は1年ぶりになります。
その方は上下顎とも歯が一本もなく、総入れ歯を4年ほど前に当院で新製し、その時の状態は良好でした。
3カ月ごとのメンテナンスでも、それほど大きな処置をすることなく、咬合の調整を少しだけして義歯の洗浄をメインに行っていました。
でも、一年経って久々にメンテナンスに来られた時はちょっと違ってましたね。
歯茎が異様に痩せていて、舌側の義歯の辺縁部に大きな傷が見られました。
その傷は、粘膜が傷になっており、その傷は白っぽくなっていましたね。
その方は、「先生すいません。しばらく調子が良かったのでさぼってしまった。。。そうしたら入れ歯が痛くなってきたよ。やっぱり総入れ歯でもきちんと来ないと痛くなるんだね。」と仰っていました。
僕は、「そうですね。。。どうしても歯を抜いている以上は少しずつ歯茎は痩せていきますから。そうすると、入れ歯は緩くなり横揺れしていきます。そうすると歯茎が押されるようになり、どうしても咬み合わせと粘膜面の調整が必要になるのですよね。総入れ歯だと自分の歯がもうないからメンテナンスに行かないという人が多いですが、それだとこういうことが起こるんですよね。」と言いました。
入れ歯を作って痛みがないと、もう歯科医院に行かなくなってしまうという人は少なくないです。
特に総入れ歯の人はその傾向が強いですね。
入れ歯の痛みがないことはいいことですが、それを維持するにはメンテナンスがいるということですね。
でも、それだとまた近い将来に入れ歯の不適合が起こり、痛みを起こしたり外れやすくなったりと良いことがありません。
できるだけ、今、使用中の入れ歯を長持ちさせるためにも3ヶ月に1回は調整させていただけたらと思います。
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2022/11/03
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入れ歯が自分の思うようにならない人は少なくないです。
特にいきなり大きな欠損に対して、大きい入れ歯が入る場合は慣れるのに相当時間がかかります。
中には入れ歯を入れることを諦めてしまう人もいます。
本来はそうなる前に少しずつ歯がなくなったはずかと思いますが。。。
その際に小さい入れ歯から入って、最終的に大きな欠損ができた場合は、既存の入れ歯を修理したりして使うようになったはずなので大きな入れ歯にも対応しやすいということはあると思います。
だからこそ、1、2本の欠損があって入れ歯を作るのは面倒だからとそのまま放置している人は絶対に良くないです。
もちろん入れ歯になることを前提として言っているわけではありません。
ならない方がいいのですが、放っておけばもっと大きい欠損になりますから要注意です。
是非、歯の欠損をそれ以上大きくしないためにも、歯科医院で相談しケアをしてもらうようにしましょう。
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2022/11/02
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歯をすべて失った人には総入れ歯が適応されます。
その際に自由診療で金属床の入れ歯を選択される人もいます。
金属床の総入れ歯にして、良かったという意見をまとめてみると、一番多いのが話しやすくなったということですかね。。。
よく「口の中が広くなったようで、舌が動かしやすい。」と言われる方が多いですよ。
金属床は上顎の場合は、口蓋部分を金属で覆うことになるため、かなり薄くなります。
口蓋部分をすべて覆わないと吸着しないので床面積は大きくならざる負えないですからね。
保険診療で行うレジン床というピンク色のプラスチックだと、強度を保つために厚みをそれなりに確保しなければなりません。
厚みはわずか0.5~1ミリの僅かな差かもしれませんが、入れ歯をしている人にはもの凄く厚く感じてしまうようですね。。。
この厚みが薄くなることによって、舌が動きやすくなり発音がしやすくなるということは多くの症例からたくさん見受けられますね。
また、食べ物が美味しくなったような気がすると言われることも多いです。
金属床入れ歯で味が変わるわけではないのですが、味が伝わりやすくなる理由があります。
例えば、おでんのように熱が伝わらないと、美味しく思えないような料理がありますよね。
この金属床入れ歯は熱の伝導性が良いため、温かい食材は温かく、冷たい食材は冷たく感じることが大きいですね。
その他にも、入れ歯が壊れにくくなるということも言えますね。
そして、プラスチックで作られた入れ歯は、どうしても壊れやすいというデメリットがあります。
プラスチックなので、強度的にはどうしても弱いですからね。
その強度を得るために、厚くしなければならないから、違和感も大きくなりやすいのです。
また、上顎が完全に歯を失っていて、総入れ歯が入っていて、下顎がほとんど残存しているようなケースの場合、上顎の歯茎は頬側から生理的に骨吸収してきます。
そうなると、入れ歯を入れて咬合した場合、入れ歯の真ん中に応力が集中し、真っ二つに割れてしまうことがあります。
このようなことを防止するためにも、金属床の入れ歯の方がそのような心配は無くなりますね。
この金属床の総入れ歯は自由診療となりますが、保険診療で製作されたものよりもメリットが多く、長く使用することが可能と思われます。
もちろんセット後の、3ヶ月に1回程の定期健診は必要となりますが、「生活の質」を向上させることができると思います。
特に、チタンという金属を使用したものは、軽くて丈夫ですし、生体親和性も良いとされているので、金属アレルギーのある方でもほぼ大丈夫と言えます。
保険診療で入れ歯を製作したは良いですが、毎月のように壊れてきてしまうために何度も何度も歯科医院に行って修理をしてもらっている方も実際はいるようです。
もしそのようなことであるならば、金属床の入れ歯で極力壊れにくくした方が長い目で見て、医療費も安くなるかもしれませんからね。
金属床入れ歯は自由診療のため、セット時の安いものではありませんが毎日、自分の歯として機能させるものです。
後悔することなく、生活の質の向上のためにも最良の選択をするべきかと思いますからね。。。
気になる方は、是非、ご相談下さい。
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