2018/01/16
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院で多くの患者さんが、入れ歯治療に励んでおられます。
入れ歯治療が大好きで、これを生業としている自分にとっては本当に嬉しい限りです。
でも、ほとんどの方は部分入れ歯です。
つまり、歯が一本以上は残存しているのですね。
と言うことは、その歯が抜けてしまったり、抜かなくてはならない状況になるのは非常に嫌な思いがあります。
どんなによい入れ歯ができたとしても、それを長く維持できなければ、天然歯が抜けたことでまた入れ歯を作り替えるか、増歯といって人工歯を足さなければならない事になりますから。。。
もっと大きくて、味の感じることのできないモノがその人の口の中を支配するのですよ。
もちろん抜かなければならない状態の歯を残していくことはできませんが、そうならないように日常のケアと定期健診と入れ歯の点検には来て頂きたく思います。
入れ歯になってしまった人の多くは、よい入れ歯を入れたいという関心があるのは確かですが、それ以上悪くならないようにする事に関心をあまり置かない気がいたします。。。
言い方は悪いのですが、自分の歯がしっかりあったうちに口腔内の衛生を保つことに関心がないから、入れ歯になってしまった。。。とも言えるのですね。
もし、部分入れ歯が装着されているのならば、これ以上歯をなくさないために、ほんの少しだけ頑張ってみませんか?
日常のホームケアと定期健診、プロフェッショナルクリーニングで歯の健康維持は変わります。
それを受けるようになって、部分入れ歯を装着しているけれども、これ以上歯を何年も抜かないで済んでいる人をたくさん知っています。
是非、今ある歯を守るために一緒に頑張りましょう。
2018/01/13
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
総入れ歯が痛いと言うことで、新製希望の方がいます。
口腔内を見てみると、重度虫歯による歯冠部がない残根(根っこだけの状態)が何本かありました。
この残根は、よほどしっかりしたものでないと、保存する意味はないように感じます。
よって、抜歯をその際はお薦めするのですが、本人の了解が得られなければできないです。
無理して残して、結局数ヶ月後に抜歯という方を僕は何人も見てきました。
できれば、保存不可能な歯は早めに抜いてあげて良い入れ歯を作り、その入れ歯を長くよい状態に保つためにも、保存可能な歯を定期健診とプロフェッショナルケアおよびホームケアで、維持していくのが本来のあるべき姿かなと思います。
気になる歯があって、入れ歯を作るのであればよく歯科医師の説明を聞いていただきたく思います。
2018/01/08
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
若い世代で入れ歯を装着しなければならないような人も少なくないです。
中には30,40代の方でほとんど歯がないというような人も当院にかかられています。
ただ、そのような若い人に入れ歯を装着すると、痛みがないからという理由でメンテナンス(定期健診)に応じるケースは少ないかもしれません。
ほとんどの方が決まって仕事が忙しく、歯科医院に行けないと言うのですね。。。
そのような方にはもう一度考えていただきたいのですが、そもそも歯をなくした原因は重度虫歯や重度歯周病であるかと思うのですが、30代や40代で歯を失うほど酷くなったという既往をよく知ってほしいです。
恐らく虫歯菌や歯周病菌に抵抗できる免疫力は、元々低いのでしょうね。。。
これは生まれつきのモノですから、それを変えることはできませんよね。。。
そのような方達には、ただ歯を磨いていればもう抜かなくても大丈夫だとは言えません。
よっぽど注意深く歯を磨くのはもちろん、歯科医院の歯石除去やクリーニングに応じるべきだと思うのです。
そうでないと、そのような方達の今後が本当に心配です。
あと40年、50年と生きるわけですよね。
その間に歯を失って、ご飯が美味しく食べられないのは本当に酷なことだと思いますよ。
仕事が忙しくて行けないという気持ちがわからなくはないですが、また歯を失えばもっと大きな入れ歯になってしまいますよ。
そうなると、それに慣れるまでの時間はまた必要ですし、どんどん食物の味が解りにくい人工物(入れ歯)が口の中を支配していくわけです。。。
また、入れ歯の咀嚼力は、どんなに良いモノでも天然の歯の25パーセントにも届くかどうかという報告もあります。
食物が良く噛めないということは、内臓にも負担がかかりますし、脳にも悪影響があることが認められています。
入れ歯が入っている若い人は、それこそ歯科医院での定期健診に行き、入れ歯の点検と残存歯のブラッシング指導と歯石除去をしてもらいましょうよ。。。
僕は、良い入れ歯を入れたならそれが長持ちすることが、凄く大切だと思っています。
そのためにも、残存歯が抜けないことが第一だと思います。
一緒に頑張りましょう。
2018/01/04
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
部分入れ歯を長持ちさせるには、残存している歯をいかに良い状態で維持するかが大切です。
恐らく、歯を失った原因として考えられるのは歯周病か虫歯だと思います。
それに感染してしまった以上、口の中に存在している虫歯菌や歯周病菌は確実に存在しているのですね。
それに抵抗するための、日常のホームケアは非常に大切ですが、それだけでは万全とはいえないです。
細菌は単体では非常に弱いですが、層をなしバイオフィルムというバリアを張ります。
これは薬液だけでは完全に破壊することはできないのですね。
そのために器械的に除去する必要があるのですが、これは歯周ポケット内にある細菌は歯ブラシなどでは届きにくいため、崩すことができないモノです。
そうなると、歯科医院での歯周ポケット内を洗う専用の機材で掃除することが大切になります。
歯周病や虫歯になったことがあり、定期的な健診を受けていない方はそのリスクは非常に高いと思います。
今一度、これ以上虫歯や歯周病で歯を失わないようにするためにも、歯科医院での定期健診とブラッシング指導、プロフェッショナルクリーニングを受けましょう。
もう、歯科医院は痛くなってから行くところと考えるのは時代遅れだと思います。
予防が本当に大切です。
部分入れ歯だからと、諦める必要もないです。
それ以上、歯を失ってしまえば、さらに大きな入れ歯になり、慣れるのにもっと苦労しますよ。
良い入れ歯を作ってもらうことよりも、良い入れ歯を長持ちさせることが大切です。
2018/01/03
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
新年明けまして、おめでとうございます。
本年もりんご歯科医院を、何卒よろしくお願いいたします。
新年となり、皆様は目標を立てましたか?
当院の目標は、以前からお伝えしておりますが、「入れ歯」と「予防」に長けた医院となるために最大限、努力することです。
そのために何をしたら良いのか考えていますが、
1、セミナーや講習会に出席して、スタッフ各自のスキルを上げること。
2、患者さんと徹底的に向き合い、予防の大切さを伝えること。
3、それを成し得るために、設備の充実やシステムの改善を図ること。
を挙げています。。。
患者さんの中には、入れ歯と予防の両立って何か変だと思う方が多いようです。
そのためか、入れ歯を作って痛くないなら、もう通院しないという人が少なくないです。
そして、何年かしてまた歯が抜けたから、入れ歯を作り直してほしいという人が本当に多いです。
入れ歯製作を一生懸命にやっているからこそ、その前処置として重度歯周病や重度虫歯で抜歯しなければならない歯はもちろん抜きますが、一度、作った入れ歯はできるだけ作り替えをしたくはないものです(即時入れ歯は、仮歯のようなモノなので話が別ですが。。。)。
そのためには、患者さんのブラッシングによるホームケアと、歯科衛生士によるブラッシング指導、並びにプロフェッショナルクリーニングが大切なのですね。
それが、一番患者さんのためになるモノと信じていますし、実際、そうすることによって喜ばれています。
良い入れ歯を作ったら、それを持たせるために定期健診に応じて、チェックをしてもらう。。。
それが一番大切なことと考えています。
是非、今一度、患者さんにも考えていただきたいなと思いますし、その目標を達成できるように精進していきたいです。
※1月4日(木)から仕事始めとなります。
2017/12/30
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
昨日の急患対応と、大掃除で当院は年末年始の休暇に入ります。
先日、当院のスタッフ達に医院全体の目標を鑑みて、個人の目標をそれぞれ書いていただきました。
今、それをどうやって遂行させるべきか、一人で考えています。
当院は「入れ歯」治療と、それ以上歯を抜かない「予防」に長けている歯科医院になることを大目標にしています。
この目標は以前から変わっていませんが、今年一年間で満足な結果は得られていないような気もしています。
これを成し遂げるのには、僕達だけの努力だけでは絶対に成し得られないものです。
患者さんの協力、つまり日常の歯磨きをきちんとしてもらう事や、正しいブラッシング方法を習得してもらうこと、きちんとした入れ歯の手入れをしてもらわなければならない事が挙げられます。
また、定期健診にはしっかり来てもらって、プロフェッショナルクリーニングを受けて頂き、歯周ポケット内のバイオフィルムの除去を定期的に受けて頂くことが本当に大切です。
入れ歯の方でも、噛み合わせや粘膜面の調整は3ヶ月に1回は必要なことだと思います。
実際にこれを守ってくれる方が、重篤な症状が出ることはほぼありません。
入れ歯も作り替える必要がなくなっているのですね。
是非、今ある歯を大切にしていただき、仮に何本か歯を失って入れ歯であったとしても、入れ歯を極力、作り替えなくてもいいようにしましょうよ。
良い入れ歯を作ったら、それが長持ちできるようにすることが一番です。
そうなるように、こちらも様々な協力や努力をいたしますよ。
もうすぐ、新しい年が来ますね。
この大目標を成し遂げるためにスタッフ全員で努力していきますね。
今年、最後になりますが、一年間ありがとうございました。
ブログの方も読んでいただいて本当にありがとうございます。
また、来年から見ていただけたら幸いです。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
当院での精密入れ歯治療の案内は
自由診療 料金表の案内は
歯科の医療費控除とは
※平成29年の診療は終了となりました。新年は1月4日(木)から、通常の診療体制で行います。
2017/12/20
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院は入れ歯を作るために一時間以上も時間をかけて来てくれる方が少なくないです。
本当にありがたいことであります。
それこそ、こちらのモチベーションは凄く上がります。
そういう方は、その後の定期健診にもしっかり応じてくれる方が多いですね。
人は近いとか、安いという価値観で歯科医院を選ぶ事が多いですが、そういう価値観は歯を大事にしなくなる前兆なのかもしれませんね。
信頼を置ける先生ならば、多少遠くてもそちらを優先した方が絶対にいいはずです。
歯科の場合は特にそう言える科なんです。
例えば根の治療をして、神経の代わりになる薬を入れて被せ物を他の医院で作ろうとした場合、その神経が存在していた部分の所もいじることが多いのですが、その神経のあった部位や本数、直線なのかカーブしているのか正確には解らないですから。。。
やはり根の治療をしている先生の方が、その内情をよく知っているはずなのでその先生に土台作りや被せ物をしてもらった方が、良いものができるはずだと思います。
もちろん諸事情があって、他院に転院することもあるかとは思います。
その際は、かかりつけの先生に紹介状を書いてもらって、次の先生が、どの点に注意すればいいのかを解りやすいように書いてもらった方が、良いと思いますよ。
くれぐれも歯を大切にする気持ちを持っていただき、自分の勝手で歯科医院をあちらこちらに変えて行くのは、患者さんにとって良いことは何一つないと思います。
2017/12/17
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
3ヶ月ごとのメンテナンスにしっかりかかられていても、なかなか歯周病がコントロールされていない患者さんや、虫歯が新たにできてしまう患者さんはいます。
本人も一生懸命、歯を磨いている努力を継続しているのにも関わらず、歯周病が急性化したり、小さい虫歯ができたりするのです。
考えられる原因はただ一つ、ブラシが届かない部位の細菌や歯周ポケット内の細菌の塊が作るバリヤー(バイオフィルム)を破壊することができないからなのですね。。。
日常の歯磨きによるブラッシングだけでは歯周ポケット内には入らないため、どうしても不十分になりがちです。
例えば、毎日、歯科医院に行き専用の機械で洗浄してあげることができれば、バイオフィルムの再生を止めることができるのかもしれませんが、現実には不可能ですよね。
皆さん仕事もあれば、学校もありますし。
そうなると、考えられることは歯周ポケット内やブラシが入りにくい部位に入るもので、バイオフィルムに直接作用するものはないか検討していました。
僕の中の一つの結論として、POIC研究会が発行するPOICウオーター(タンパク分解型除菌水)が最適だと思います。
これは市販されている次亜塩素酸水とはちょっと意味合いが違っており、電解質分解された次亜塩素酸イオンが口の中の汚れに反応して次亜塩素酸に変わるため、結果的に強い消毒効果が期待されます。
しかも、濃度的には食品添加物の規定にある次亜塩素酸の上限濃度より遙かに低い濃度設定のため、副作用の心配もありません。
実際、自分も使用しています。
最初、口に含んだときはその味に抵抗を感じましたが、消毒効果は抜群にあると思います。
これを使用してからというもの歯磨き後の歯面のつるつる感を感じますし、オーラループ4+という歯磨き粉も併用すると、コーティング作用もあるためかなり持続します。
事実、自分にも歯根破折した歯が存在し、何度か急性化して抜かなければならないかと思いましたが、このPOICウオーターを使うことにより、腫れは完全に治まり、痛みもありません。
もちろんこの部位の洗浄は歯科医院で月に一回、専用の器具で洗浄してもらっていますが。。。
完全なリスクの回避はもちろんできていませんが、そのリスクを低下させるには凄く効果のあるものと身にしみて感じています。
歯を歯周病により抜いたことがある人、虫歯ができやすい人、部分入れ歯なのだけれど、これ以上歯を抜きたくない人、口臭が気になる人などには積極的に勧めていきたいと思います。
(写真はPOICウオーター精製機です。これにより電解質分解されたタンパク分解型除菌水を作ります。有料となりますが、日常のホームケアに使用していただくために患者さんに提供することは可能です。当院で詳しい説明をさせていただきます。味のお試しも可能です。)
2017/12/07
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
最近は、新潟市内でも雪が降り、予約のキャンセルをされる患者さんが少なくはないです。
雪のため交通事情でキャンセルされるのは、致し方ありませんね。。。
でも、その他の理由で当日にキャンセルされるのは、正直困ります。
よく「仕事で。。。」や、「会議で。。。」ということを大前提に言う方がいますが、それって理由になるのでしょうか。。。
厳しいことを言うようですが、僕らも仕事ですからね。。。ボランティアではないですから。
もし、急なものだったとしても前日までには連絡があってしかるべきだと、僕は思いますが。。。
当院はその方のために準備を徹底しておりますし、その方の時間を確保することに努めているのを理解していただきたいなと思います。
歯には自然治癒力がなく、一度、虫歯になった歯は元には戻りませんからね。
それを痛みがないからといって放っておいて、痛みが出たから急患で見てくれと入ろうとされても、こちらでは対応が難しくなります。
他の患者さんも予約を取って、来てくれています。
急患の方だけ、特別扱いはできませんし、当院は限られた人材と限られたデンタルチェアしかないことは知ってほしいです。
歯は簡単には治りません。
歯を大切にするということは、予約を大切にすることや定期検診を大切にすることに通ずると思います。
この当院の方針は、ご理解いただきたいです。
2017/11/30
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯を装着されている人は、少なくても一本以上は歯を抜いているわけですね。
それは何ででしょうか?
恐らく重度の歯周病か重度の虫歯だったという人が多いですよね。
ということは、その歯以外にも虫歯や歯周病になっている可能性は、全部歯がある人に比べて高いでしょうね。。。
そうなっていなくても、虫歯や歯周病の高リスクの人と言っていいでしょうね。
別に脅かすつもりはないのですが、そのリスクを完全にゼロにすることは今の歯科医学では無理なのですね。
ゼロにはできないけど、確実にそのリスクを減らすにはやはり定期健診に通い、歯科衛生士からブラッシング方法のチェックをされて指導を受け、プロフェッショナルクリーニングを受けることが大切だと思います。
部分入れ歯になった方にも、自分の歯の大切さは伝えているのですが、なかなか残存歯を守るということに対して、一生懸命になってる人は多くはないです。
そのため、1年後にはまた1~2本歯が抜け、入れ歯に人工歯を付け足すような処置を繰り返す人がかなりいると思います。
正直、入れ歯になっている人ほど、一生懸命に歯を残す努力をしていただきたいです。
でないと、悪いサイクルから抜け出せないようになります。
結局は近い将来に、総入れ歯やそれに近い状態になる人をどれだけ見てきたことか。。。
もちろん抜かなければならない歯であれば、抜いた方が良いのでしょうが、そうなる前にやれたことはあるはずなんですね。。。
どんなに良い入れ歯でも、自分の健康な歯に勝ることは絶対にないのですから。
できるだけ歯が残るように、歯を抜かなくてもいいように一緒に頑張っていきましょう。