2021/11/18
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
先日、入れ歯が痛いということで来られた患者さんがいました。
その方は、総入れ歯で長野県から引っ越してきたようです。
90歳越えのおばあさんですが、何とか外来に来ていただき、口腔内を見てみると顎堤は上下顎ともに貧弱で、咬合も不安定です。
何とか咬合調整を繰り返し、入れ歯の粘膜が接触する面も裏打ちしてそれなりの安定を得たつもりではありますが、なかなか思うようには食べれないようです。
かといって、この口腔内の様相で新しい入れ歯を新製するのは、ちょっとためらいました。
なぜなら、高齢なため唾液の分泌量も少なく、顎堤も貧弱なため吸着が得られにくいであろうという予測が成り立ちます。
しかしながら、その方の強い希望とご家族の協力も得られるという運びにもなり、新製することにしましたよ。
これから、自分の持てる力を発揮して、良いものになれるように頑張っていこうと思います。
こんな時こそ、基本に戻って丁寧に作製していこうと努力していきます。
2021/11/17
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯は食べたり、話をしてみてどうなのかが一番大切です。
歯科医院でセットされたときに何ともなくても、ご飯を食べると痛いとか一日使っていると痛みがあるとか、いろいろ出ることが多いです。
そのため、僕達はセットの時に何でもなくても必ず1週間後には来院していただき、どんな感じか聞くようにしていますよ。
もし、痛みや違和感が強いようならばそこで大きく調整することもあります。
入れ歯の良し悪しは、セットの時だけでは測れないのが現実ですよね。。。
歯科医院でテストフードのようなものを試食してもらうことはたまにありますが、それではあまり参考にならないような気がいたしますよ。
実際に入れ歯を入れて、いろんな食材を食べてみないと解らないものです。
逆に最初はピッタリし過ぎて、違和感が強かったのだけれども、使っていくうちに何ともなくなったという方も多いものです。
この辺りは、本当に難しく判断に迷います。
でも入れ歯の良し悪しを決めるのは結局は患者さんなので、患者さんの意見は最大限に汲み取るつもりではいますよ。
なかなか思うように使えなくて、諦めてしまう人もいなくはないようですが、是非、そこを頑張って調整に来ていただけたらと思います。
一朝一夕に入れ歯が馴染むようになることはないとは思いますが、一緒に頑張りましょう。
当院での精密入れ歯治療の案内は
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歯科の医療費控除とは
2021/11/16
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
様々な理由により、入れ歯を新しく作りたいという希望で当院に来られる人は多いです。
しかしながら、入れ歯はどんなに良いものを作ったとしても患者さんが頑張って使用しなければ、なかなか慣れませんし本当に良いものにはなり得ません。
自分の健康な歯には正直、勝てっこないわけですからね。
慣れるためには、どうしてもリハビリは必要だと思います。
また、入れ歯が良いものになったとしてもメンテナンスにしっかり罹らなければ、それを維持することも難しいです。
過去に、当院で新しい入れ歯を製作して、それを良いものにしてもなかなか定期健診にしっかり罹ってもらうことができないため、残存している歯が抜けてしまったり、入れ歯が乗っかっている歯茎がやせてしまったために入れ歯が簡単に外れるようになったという人がいなくもないです。
そのために作り替えたほうがいいケースというのも多くありました。
でも、ある程度、定期健診にしっかり罹っていただければ、それほど大きな処置をせずに良い状態で入れ歯を保つことは可能だと思います。
是非、日常のホームケアのみならず、しっかり定期健診に来ていただきプロフェッショナルケアも併せて管理していくようにしましょうね。
そして咬み合わせや、粘膜面の適合を確認していくようにしましょう。
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歯科の医療費控除とは
2021/11/15
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
40代、50代の若い世代で入れ歯を必要なほど歯を欠損している人は少なくはないです。
当院にも割と多くの若い方が入れ歯の製作や調整に来られていますよ。
この世代の特徴として、上下顎ともに完全に総入れ歯という方はほぼいないです。
少なからずは歯が何本か残存している方が多いものです。
できるだけ健康な歯は残せるようにしていきましょう。
そのために必要なことは正しいブラッシングと、歯磨きをきちんと毎食後行うことが絶対的に必要です。
そのためには、まず、歯科医院で正しいブラッシング方法を知る必要があります。
そして、残りそうもない歯を見極めて、保存が困難な歯は諦めてもらった方が良いかとい思います。
残りそうもない歯を無理に残して入れ歯製作をしても、早い段階で抜歯することになり、また入れ歯を作り替えなければならないことが多いですからね。
(その旨を理解した上で製作するという希望があるのならば、それはそれで考えたいとは思います。)
僕は入れ歯診療には特に力を入れているつもりであるので、自分の作った入れ歯を再製作は極力、したくはないです。
でも、それを達成するには、患者さんの協力と3ヶ月に一回の定期健診と歯科衛生士によるプロフェッショナルクリーニングは絶対に必要です。
これをしなければ、また、歯が早い段階で抜けて入れ歯の再製作をすることになるのは経験的に解っています。
実際、部分入れ歯の方で、3ヶ月に1回定期健診に来ていただいている患者さんで歯を抜くことになったという人はほとんどいませんからね。
是非、そのことを理解して、定期的に入れ歯と残存歯の管理をさせてくださいね。
2021/11/14
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院では入れ歯診療においてはかなり力を入れていると思います。
そのため、入れ歯の新製を希望して来られる患者さんは多いですね。
その中には、年配の方のみならず、若い世代の人も少なからずいますね。
歯を抜くことになった原因としては、多くの場合、重度の歯周病か重度の虫歯です。
そうなるまでには、一度ならずとも歯科医院に行っていた形跡があることが多いです。
ほとんどの人が、治療途中で歯科医院に行かなくなり、その後の必要な処置を受けずにその歯を放置してしまったがために起こるのでしょうね。。。
歯や歯茎の疾患、つまり虫歯や歯周病に自然治癒はないです。
なんかしらの処置が必要になるのですね。
それを怠ってしまったということが言えるのではないでしょうかね。。。
つまりは、自己管理が悪いというケースがほとんどだと思いますよ。。。。
僕達、歯科医療従事者としても本当は歯を抜きたくはないです。
極力は、歯を残していく保存処置を先ずは第一に考えます。
どうか、治療をしている方はそのまま最後まで治療を受けていただき、治療が終わったら定期健診に罹り、歯のクリーニングをしてもらうようにしましょう。
そして日常の食後のブラッシングもしっかりやっていきましょう。
後で後悔することのないように一緒に頑張りましょうね。
2021/11/13
入れ歯 新潟市, 唾液検査 虫歯 歯周病 口臭 リスク 予防
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院では僕も副院長の笹川先生も補綴と言われる処置で、入れ歯やブリッジ、冠などを得意としています。
しかしながら、この処置は半永久的な処置とは言えません。
入れ歯はある意味、消耗品でもあります。
いずれは作り替えを余儀なくされるということは理解していただく必要がありますね。
また、被せ物もずっとそのままでいられるという訳にはいかないですね。
それこそ、手入れを怠ればダメになる可能性は高いです。
それこそ、入れ歯や被せ物が短期間に悪くなってしまう最大の要因は何だかわかりますか?
それは一言で言えば管理が悪いと言えると思います。
というのは、多くの入れ歯やブリッジを必要としている人は、部分入れ歯や少数歯欠損であります。
つまりは、残存歯が残っているのですね。
もし、その残存歯を抜歯しなければならないことになると、入れ歯やブリッジの再製作を要することが多いです。
そうなると、また最初から、やり直さなくてはならない可能性が強くなります。
でも、その入れ歯を入れなければならない部位は何で抜歯になったのかを知っている人は少ないのが現状です。
虫歯で歯を抜いたのか、歯周病で歯を抜いたのか。。。
もしくは、その両方が併発していたために抜かなければならなくなったのか。。。
それを知らずに、歯磨き指導等のケアをしてもあまり良い結果が出ませんね。
そうであるならば、より歯磨きの効果を発揮させるために、当院のSMTという機械で唾液を採取させていただき、そのリスク判定を知ったほうが良いと思います。
患者さんの唾液を採取し、その成分から細菌の質、タンパク、緩衝能、酸性度、アンモニア、白血球の性状が解ります。
それにより、虫歯や歯周病、口臭のリスクが解ることによって、使用するべき歯ブラシや歯磨き粉、その他のデンタルグッズの提案ができます。
そのリスクを知って日常の歯磨きを考えてもらえたら、再度、入れ歯やブリッジを短期間に再製しなくても良いかと思いますよ。
気になる方は、当院スタッフに気軽にお尋ねください。
☆写真は唾液検査用のSMTのキットです。
SMTの唾液検査は1000円(税込み)でできます。
2021/11/13
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
むし歯や歯周病で歯が抜けてなくなると、食べたり、話したりすることが不自由になり、抜けた場所によっては見た目も悪くなります。
また、咬み合わせが変わってしまうため、顎が痛くなる、口が開かない、あるいは相方の歯が伸び出したり、無くなった歯の隣の歯が倒れてきたりして歯に無理な力が加わって揺れてくる、といったことが起こる場合もありますね。
そのような状態になってから、初めて入れ歯を製作したいという人がたまにいますが、そうなってしまうと入れ歯を入れるのは非常に困難です。
例えば相方の歯が飛び出しているのならば、いざ、入れ歯を入れようとしてもその飛び出している歯を削ったり、場合によっては神経を取る作業からやらなければならなかったり、抜歯しなければならないこともありえます。
また、残存歯が欠損部分に傾斜してしまい、入れ歯そのものを入れることが困難なこともあります。
先日もそのような状態になってから、入れ歯を作りたいということで製作に入る前にその失った歯の相方を大きく削って神経の処置をしてから、冠を被せなおしたその後に、入れ歯が入るスペースを確保した人がいました。
そのため、入れ歯の製作に入るのはかなり後になりますね。。。
入れ歯を入れる目的は失われた機能の回復と口の中を安定した状態に保つことにあります。
そのためには歯科医院での定期的なチェックが欠かせません。是非、かかりつけの歯科医院を持つことをお勧めします。
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歯科の医療費控除とは
2021/11/12
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯の歯が取れてしまい困っているという方が先日、来られました。
その人は「歯がないままでは人前に出られない。先生、作り替えなきゃダメ?」と仰るので、その入れ歯を見てみると右側の上顎前歯部が1本だけ取れていました。
僕は、「この入れ歯を直すのは、そんなに大変ではないですよ。取れた歯もお持ちなので今日、すぐに直せますよ。」と言いました。
その人は、「え、そうなの?そんなに早く治るの?、よかった~。」と喜んでいましたよ。
入れ歯の人工歯が脱離することは、地面に落としたりして脱落することが往々にしてあります。
どうしても人工の歯と入れ歯の床と言われるピンク色の部分は異種材料ですから、その結合は弱いのですね。
ですから、落とした時の衝撃には簡単に取れたりします。
でも、その場合の修理はそんなに大変ではないです。
やり方としては、取れた人工歯をズレのないようにあてがい歯科用の接着剤で仮固定をし、その後にその人工歯の周りを削除してプラスチックの材料を流し込みます。
そして調整研磨をして、お返しすることができるかと思います。
ただ何回もその人工歯が外れてしまうようなことが、もしもあるのならば違う要因が考えられるので、ご相談くださいね。
その場合は、一筋縄ではいかないこともありますから。。。
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2021/11/11
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯は自分の器官として機能するまではなかなか大変なものです。
特に欠損している歯が多く、それをそのまま放置していて、いきなり大きな入れ歯が入った場合はその異物感は非常に大きいものです。
そのため、なかなか調整は困難を極め、終いには入れ歯を使わなくなって入れ歯を放置している人をたまに見かけます。
でも、入れ歯も使用しなければ使えなくなり、いよいよもってまた歯が抜けた時はその入れ歯を修理して使うにしてもまた辛い状況が待っています。
入れ歯は確かに異物ですから、自分のモノとして機能するまでは時間もかかりますし、患者さん自身に精神的負担を与えてしまう所があるかもしれませんね。
でも、それ以外の方法でそれを補えるのであればまだいいですが、高齢者にインプラントを提供するというのは果たして良いものでしょうかね。
僕はそこまでのリスクを負ってお勧めすることはできませんね。。。
若い方だったら、まだいいかもしれませんけども。。。(当院ではインプラント治療はやっていませんが、希望する方には大学病院に紹介しています。)
いすれにしても多数歯に渡る欠損の場合は、入れ歯を第一選択と考え一生懸命に作らせていただいています。
しかしながら、大切なことはそれに慣れるように患者さんにも、努力していただかなければならないです。
神様が作ってくれた自分の歯とは違います。
他人が作った入れ歯で咬合咀嚼に関与するものですから、それに慣れるまでにはそれ相応の時間も必要なことは理解していただきたく思います。
2021/11/10
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院の場合、自由診療で製作する総入れ歯は主に金属床入れ歯というものになります。
保険診療ではピンク色のレジンというプラスチックを床部分全面に敷きます。
どうしてもプラスチックですので、強度は強くないですし、強度を保つために上顎であれば口蓋部分は厚くなりますし、下顎の舌側部分も厚くなります。
一応、補強線というものが口蓋部分のレジン床の中に入りますが、それ程の強度は見込めないため、床部分が厚くなってしまいます。
自由診療とはなりますが金属床の場合、そこが金属になるため、強度は保証されますし薄くできます。
そうすることによって、舌の自由度が増して発音にもいい影響が出ます。
よく見るケースで、上顎が総入れ歯やそれに近い状態で下顎の歯がほぼ残存している人がいます。
そのような方は大抵、咬合力も強い方が多いです。
歯があった時からも、この咬合力が強すぎてしまったため咬合性外傷というものを引き起こし、歯周病も手伝って歯が抜けてしまったか、歯を抜かなければならない状況になっていったのだと思います。
それは、上顎の場合、欠損歯茎の唇頬側から骨が吸収されるため、もともと歯が並んでいたものより幅が狭くなり小さくなってしまうのですね。。。
そうなると総入れ歯を製作する際に、下顎の歯に対して正常咬合配列を施そうとすると、歯茎の一番高い部分より外れて、歯を並べなければならなくなります。
これを防止するためには、人工臼歯の咬み合わせを変えて交叉咬合配列にするなどの工夫が必要になります。
でも、この金属床で、チタンを使用したものであれば、入れ歯そのものも軽いですし、貧弱な顎堤にも対応できます。
そして強度もかなり強く、入れ歯が正中で割れるようなことはないと思います。
もし、そのように入れ歯がしょっちゅう壊れてしまうため、困っているという方は一度検討していただけたらいいと思います。
入れ歯は毎日の生活の中で、天然歯の代わりとして日常の食事や会話に関わっているわけです。
その負担を担う入れ歯がしょっちゅう壊れてしまっては、良い入れ歯とは言えませんからね。
咬合力や顎堤の状態によっては、大変いいにくいことではありますが、保険診療で決められている材料で入れ歯を作っても限界が来るのは早いですよ。
そのため、入れ歯が割れて、その度に修理をして、また割れるというようなサイクルでいるのならばこの金属床で解決することをお勧めいたします。
貧弱な上顎の顎堤だったとしても、チタンを使用したものならばそれほど重くなることもないですから、使用に問題はないかと思います。
生活の質を高めるためにも、お勧めですよ。
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