入れ歯 新潟市

院長ブログ

新潟市の歯医者・歯科・入れ歯・スポーツマウスガードなら「りんご歯科医院」

チタンで作られた金属床入れ歯はお勧めです。

新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

自由診療で総入れ歯(歯が一本もない入れ歯)を作ってほしいという方も、最近は増えてきたような気がいたします。

患者さんからよく聞かれることで、発音を良くしたいとか、壊れにくいようにしたいという希望をお持ちならば、僕は絶対的に金属床の方が良いと言っております。

この金属床というのは、上顎では口蓋部分が金属で覆われますし、下顎では舌が接する歯茎の面が金属で覆われるようになります。

この総入れ歯で、金属床にするメリットとしては金属にすることによって、熱の伝導性は良くなりますし、保険で使われるレジンと言われるピンクのものよりも薄くすることによって嘔吐反射も出にくくなりますし、発音もしやすいです。

落として、壊れるということもほぼないですからね。。。

このように、金属床入れ歯のメリットは多いものですが、デメリットもあります。

保険診療ではできないため、金額が高いという所でしょうか。。。

使用される金属もゴールド、チタン、コバルトクロムなどがあります。

当院では総入れ歯の場合、チタンが金属アレルギーも出にくく、軽いという観点からお勧めすることが多いです。

ただ技工操作がちょっと難しく、技工士さんにとっては扱いにくい金属なのですが。。。

金属床入れ歯にすることによって、今までの入れ歯の概念が一変したという患者さんも多くいられます。

快適で壊れにくく、物が食べやすいということはよく耳にしますよ。

それこそ生活の質を高めるという意味では、本当に良いものと思います。

ただ、あまりにも歯茎がやせすぎている場合は不向きな人もいますので、気になる方はご相談ください。

当院での精密入れ歯治療の案内は
自由診療 料金表の案内は
歯科の医療費控除とは

☆8月予定の移転開院時のタイミングで、一緒に働いてくれる新しいスタッフも正社員として若干名募集いたしております(もし、ご興味のある方は、当院HPの求人・採用情報https://www.ringo-dental.jp/recruit-dh/を見ていただき、お電話を頂けたらと思います)。

新しい医院の目的とコンセプト、そして目標は。。。

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今日は日曜日で当院はお休みです。

いつもの診療とは違った話にはなりますが、ご容赦ください。

 

当院は、今年の8月に移転開院予定です。

場所は現在の医院のビルから30メートルほど新潟駅方向に行った所の白いビルです。

そのビルの名前は、タチバナビルと言い、そこの1階のテナントです。

そのテナントの広さは71坪あります。

この広さは現在の医院の広さの2.8倍ぐらいあるわけですね。

移転する目的としましては、スタッフ数と患者数が増加して手狭になったということもありますが、一番の大きな理由は自分の理想の歯科医院を作り上げるということです。

しかしながら、昨今のコロナ禍で、この移転に関してかなり不安がありましたし、少なからず反対意見もありましたが自分の信念を押し通すことに決め、現在進行中です。

今現在の医院はビルの2階にあり、エレベータなどもないため足腰の弱い患者さんには大変入りにくいものとなっています。

そして医院全体の大きさとしても25坪ほどで、広くないです。

その程度の広さなのに、診察ユニットは4台を無理して導入しています。

スタッフ総数は正社員が9人、パート社員が3人、アルバイトの歯科医師が1人で総勢で13人となっております。

スタッフルームはありますが、さすがにこの人数だと入り切りません。

そのため、昼食やミーティング、勉強会の時には非常に困ります。

そして、今の時代は設備にも新しいものを取り込む努力は欠かすことはできません。

よって、新しい医院はこれらの手狭さ改善と、最新設備を導入したものとなります。

 

新しい医院のコンセプトとしては二つほどあります。

その一つは、「クリーン」です。

これが意味するところは、昨今の新型コロナウイルスにより歯科医院での飛沫感染がテレビや週刊誌で取りざたされるようになってきました。

実際の所は、歯科医院での歯科医療従事者が患者さんに感染させた報告はないのですが、心配されてメンテナンスに来られない患者さんが多くいました。

できるだけの清潔な医院はもちろんですが、飛沫感染や空気感染にも配慮した空間除菌機を天井に配備し、口腔外バキュームを全診察ユニットに導入するつもりでいます。

また、滅菌機も新しいものにしていく予定です。

そして、もう一つのコンセプトとして、「院内完結型」でできるものを増やしていこうと思います。

現在の医院では被せ物やブリッジなどはほぼ全て外注としており、セットまで、どうしても1週間以上の時間がかかってしまいます。

であるならば、光学印象を用いて型を取り、ミリングマシーンで形成されるものを目指し、短時間で患者さんにセットできるものを提供できたならば良いのではないかと思います。

それこそ自由診療であるならば、ONE DAYでセラミックの被せ物も提供できるようにしたいと思います。

その為にも常勤で歯科技工士も配属される予定です。

その為、歯科技工室を小さいながらも持ち、そこで技工操作も可能なものとします。

 

そして、新しい医院で目指す目標としては、今現在も代り映えはないですが、義歯(入れ歯)と予防です。

それは、僕自身が元々、義歯を得意として勉強してきたからなのですが、多くの患者さんは歯が一本もない総入れ歯ではなく、歯が数本残存している部分入れ歯の方がほとんどです。

総入れ歯というのは、歯科の中では最も深刻で重篤な状態ですね。

なんせ、歯がないわけですからね。。。

でも、部分入れ歯の方はその予備軍ということになります。

数本でも歯が残っているのならば、極力、歯を残す努力をするべきですし、そのためには、予防に努めることが最重要だと思います。

それこそ、今まで以上にこの両輪を持ち合わせることが、当院においては最重要課題だと考えています。

 

これまで、この医院の移転開業をかなりの時間をかけて考え、実行できるように努力してきました。

それこそ、僕だけの努力ではなくスタッフの皆も一緒に取り組んできました。

皆の医院としてどう機能させるべきかや、コンセプトを成功させるためにはどうしたらいいのかなどを考えてきたつもりです。

本当に一人一人に感謝していますし、今はここを離れてしまった元スタッフの人にも感謝しています。

様々な出会いと別れは、僕を強くしてくれましたからね。

本当に良いスタッフ達に今まで恵まれてきました。。

僕にとっては今までこの医院でやってきたことが全て、自分の理想とする新しい医院を作るために必要なことだったと思いますからね。。。

思い起こせば、この医院には9年ほど居たことになります。

その思い出は数多くあります。

良かったこともあれば、悲しかったこと、辛かったことも。。。

でも、良いことの方が多かったなと思っています。

今は、早くこの古くて狭い診療室から離れたいという思いもありますが、いざ、離れる時にはちょっと感傷的になってしまうかもしれませんね。。。

でも、新しい医院を作るのが目標ではなく、そこで自分達の目標を達成できるかが大切なので、本気で頑張って行こうと思います。

まだまだ、8月までには時間がありますが、良いスタートが切れるように今から準備して行きたいと思います。

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入れ歯がしょっちゅう割れて困るのならば。。。

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先日、当院で作った入れ歯が割れてしまったので、相談したいという方が来ました。

その方の口腔内は下顎前歯部と小臼歯部に数本歯があって、上顎は左側の犬歯のみです。

その方は、咬合力が強く、以前の入れ歯もそこから亀裂ができてしまったため、作り直しをした既往があります。

欠損の状態から、下顎の前歯、小臼歯の突き上げと上顎左側犬歯が残存していることにより、ここにバネを掛けるためどうしても応力がそこを支点としてかかるのですね。

また、歯を失った歯茎はドンドン痩せてくるため、義歯と粘膜の密着度も甘くなります。

そうなるとその、上顎左側犬歯の位置から亀裂ができてしまい、割れるということを繰り返しています。。。

まだ、若い方で、咬合力もかなり強くあります。

補強線という、金属のワイヤー様のものを入れ歯の床内面に入れて補強を図ることはよくやりますが、それもあまり大きな効果は期待できないです。。。

であるならば、口蓋面を金属床という全て金属にしてしまうのが最善の策だとは思います。

金属であるならば、そこが割れるということはほぼないと言っていいと思います。

特に、チタンという金属で作らせていただけるのならば、軽いですし、強度は抜群に良いです。

生体親和性も良いですから、アレルギーの問題もほぼないですからね。

これは自由診療にはなるので高額にはなりますが、その方がそのような悩みは無くなるかと思うのですよね。。。

是非、このようなお悩みを抱えているのならば、ご一考ください。

 

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金属床入れ歯のメリットの一つとしては。。。

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保険診療で製作された入れ歯は痛みもなく良く食べれたとしても、総入れ歯に近いケースになればなるほど上顎は口蓋部分を大きく覆いますし、下顎の場合は舌に当たる歯茎を覆います。

そのため、温度感覚がかなり鈍ると言えます。

また、どうしてもレジン床と言われるものはピンク色のプラスチックでできているため強度が保ちにくいです。

それ故に入れ歯の床の厚みはかなりあると言えます。

そうなると、熱が口蓋粘膜や舌に伝わらないのですね。

熱が伝わらないというのは食物の味を感じることにもかなりの影響があります。

例えば、おでんのような温かく食べるべき食物は温かい方が美味しいわけですよね。

そういう意味では、その食物の温度というのは非常に大切になるものです。

その点、金属床入れ歯は金属部分がしっかり温度の冷温感覚を伝えてくれます。

このことからも生活の質の向上に寄与してくれるものだと思います。

味そのものというよりも、冷温感覚で美味しさが変わるということは大きなメリットだと思います。

この金属床入れ歯は自由診療となりますが、ご興味のある方は、是非、ご相談くださいね。

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入れ歯の金属のバネは気になりませんか?

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入れ歯でお悩みの人が当院には多いです。

その悩みも人によって様々ですが、最近、多く聞かれるのが金属のバネを見えないようにしたいと言うことです。

これは30~50代の若い世代の人に多い気がします。

若い人が入れ歯だと、他人に知られたくないのは当然と言えば当然ですね。。。

金属のバネが見えると、他人に解ってしまいやすいですからね。。。

でも、保険の入れ歯だと残存歯が前歯にしかない場合は、どうしてもその前歯に金属のバネをかけなければならず、他人に解らないようにするのは無理があります。

でも、自由診療となりますが金属のバネの代わりに、ノンクラスプ入れ歯と言って弾力のあるプラスチックで、残存歯の歯肉に這わせ歯間部の段差にはめ込むものがあります。

これは、金属のバネを使わないので審美的ですし、弾力のある歯肉色のプラスチックがしっかり残存歯を把持するため、維持力も良いです。

当院は、医院の立地上、会社員が多いためこの入れ歯の製作を依頼される方が多いと思います。

耐久性という点では、金属床の入れ歯と違って弱いですが、審美的な部分入れ歯として人気がありますよ。

丈夫さを求められる場合は、ノンクラスプ入れ歯のプラスチック素材とコバルトクロムやチタンを使った金属床入れ歯の製作も可能ですよ。

ただ、残存歯が重度歯周炎のためグラついているような場合は、このノンクラスプ入れ歯の弾力に引っ張られてしまうため、その動揺度が増してしまい歯周病を悪化させてしまう可能性もあるため、診査は注意して行わなければなりません。

気になる方は、是非、ご相談ください。

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骨隆起は入れ歯製作に厄介だったりします。

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骨隆起という骨の出っ張りがある方がいます。

主に口蓋正中部や、下顎舌側部、頬側部にある方が多いですね。

先天的にある方もいれば、後天的にできる方もいます。

後天的な場合に関して言えば、歯ぎしりなどが原因している可能性が高いです。

そして、この骨隆起が大きく存在していて、歯の欠損を抱えている場合の方の入れ歯製作は大変ですね。

入れ歯の縁がどうしてもその骨隆起に当たって痛いという事もありますからね。

極力その骨隆起を保存的に残し、入れ歯を製作するように努力はしますが、場合によっては手術して骨隆起を取ることをお勧めすることもあります。

無くなってしまえば、入れ歯製作の支障になることはありませんからね。。。

もし、過去に入れ歯製作をしてその骨隆起が原因で、入れ歯が当たって痛いという方は結構多いのではないかと推測いたします。

もし、気になる方は、ご相談いただけたらと思います。

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入れ歯を作るのに、1回目の型取りは特に大事です。

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総入れ歯の型取りは基本的に2回以上必要です(部分入れ歯も当院では2回以上の型取りをしています。)。

この作業は保険診療でも自由診療でも当院は変わりがなく行います。

1回目は概形印象として、これで模型を起こし、その模型を研究用模型として、患者さんの口腔内の情報を得ます。

ここは、粘膜がブヨブヨだから、緩衝腔(リリーフ)を設けた方がいいなとか骨隆起があるから、痛みが出ないようにブロックアウトした方がいいなとか、仮想の咬合平面は恐らくこのぐらいになるだろうなとか、人工歯の排列位置はこのくらいになるなとかのおおよその見当がつきます。

この研究用模型が、良いものでなければ、その後の精密印象を採得するための個人トレー(患者さんの口腔内に合ったトレー)の製作も良いものにはならないため、良い作業模型は作れませんね。

そのため、当院ではこの概形印象の採得はかなり慎重にやっていると思います。

この概形印象は既成のトレーを使って型を取るので、それなりのテクニックが必要です。

口の中の様相は患者さん一人一人、違いますからね。

必要なところまで取れていないと良い印象にはなりませんから。

従って、場合によってはその既成トレーを削ったり、曲げたり、辺縁にワックスを盛り足すこともありますからね。。。

患者さんの中には、頬の筋の圧力や舌圧が強かったり、入れ歯が乗る歯茎が極端に痩せてしまったために、なかなか良い印象が取れない人がいます。

でも、ここは非常に大切なところなので、上手くいかないときは患者さんに謝って、もう一度取らせてもらう事があるかもしれません。

この概形印象が総入れ歯の成否を決める第一歩になるので、当院では一番大切にしている作業ですよ。

この概形印象が上手く取れれば、その後の個人トレー製作や、いわゆる2回目の型取りの精密印象採得が、かなりスムーズに行きますからね。

当院の入れ歯作りでは、「勝負は概形印象にあり。」を心がけています。

 

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移転に向けての工事が始まりました。

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今日は日曜日で当院はお休みです。

今日は日常の臨床とは違う話になりますが、ご容赦ください。

 

以前、この院長ブログで当院は移転に向けて準備に入っているお話をさせていただきました。

そしていよいよ先日、移転先の配管工事と電気の引き込み工事が始まりました。

いろいろな材料がその敷地に置かれ、いよいよ始まるのだなという気がしてきましたよ。

その様子を往診に行く際にちょっとだけ寄り道して、見てきました。

一緒に同行した歯科衛生士も、「わー、いよいよですね。楽しみです。」と喜んでいましたよ。

当院は、今年の9月で開院して丸9年となります。

現在は全員で13人のスタッフで、当院を切り盛りしています。

流石に25坪ほどで診察ユニットが4台の小さい医院では手狭です。

移転先は71坪あり、デンタルユニットも8台置ける配管を取るようにしています。

でも、最初は6台で始める予定でいます。

スタッフルームや待合室も広く取ることができ、患者さんやスタッフにおいてもリラックスできる空間になるかと思います。

また、新しい医院は1階にあり、足腰の弱い方にも通いやすい医院になると思います。

 

医院のコンセプトは「クリーン」と「院内完結型」を掲げ、目指していこうと思います。

昨今の新型コロナウイルスで院内感染の可能性が歯科医院にはあるということから、当院では今もエコシステムで殺菌水を各診察ユニットに流していますので飛沫感染という点では、クリアできていると思いますが、空間除菌という点から見てみると、まだ甘いと思いますので、新しい医院には、天井にウイルス除去や花粉などの除去もできる大型の空間除菌機を配置します。

そして各診察ユニットには口腔外バキュームが、据え置かれる予定です。

これで、ほぼ飛沫感染と空気感染というものにおいては、網羅できると考えます。

また、機材の滅菌機も新しいものに変え、最高峰の滅菌処置ができるようにしますよ。

そして、最新設備としてCTや半導体レーザーが新しく導入されます。

さらに、型取りの時に印象剤を使わずに光学印象で対応し、CADCAMなどの製作ができるミリングマシーンも配置されます。

また、セラミックなどもONE DAYで製作可能な装置も置きます。

そのため、歯科技工士も常駐する予定です。

自分としても、患者さんにとっても本当に良いものを提供できるようにするため、今まで一生懸命にこれらの設備と人員を揃える努力をしてきました。

患者さんにとって、そしてスタッフにとっても安心安全な環境下で歯科処置ができ、被せ物においても今までほぼ全て外注で製作だったのですが、新しい医院ではCADCAM冠等は、短時間で院内での製作が可能になります。

今まで僕が夢に描いていた歯科医院が、もうすぐ出来上がります。

今から、その日が待ち遠しいです。

予定では、7月末の週か、8月最初の週からの開院予定です。

医院の移転場所は、現在のビルから新潟駅に向かって30メートルほど離れた白いビルです。

後日、詳細は追ってお知らせいたしますね。

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残根を残して入れ歯を製作することがあります。

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ちょっと前ですが、入れ歯を製作希望で来られた新患の方がいました。

欠損している部位が多いとのことでしたが、入れ歯を装着したことはないとのことでした。

口腔内を見させていただくと、重度虫歯による残根(歯根だけが残っている)状態の歯が数本あり、上下顎ともに健康な歯は前歯しかない状態でした。

臼歯の残根は6本ほど。。。

そして、できれば早目に、入れ歯を入れてゴールデンウイークを迎えたいとの希望を言われました。

しかしながら、がんの既往もあり全身状態も良くはなく糖尿病も良い状態ではなかったです。

抜歯もなかなか困難が予想されました。。。

そのため、抜歯と同時に入れ歯をセットするような即時義歯も向いていないと思いますし、この残根を残して製作していく残根上義歯が良いかと思いました。

患者さんには、「この残根は痛みはないようですね。レントゲン上では数本、根っこの先に膿の袋を抱えている歯もあるようですが。。。ゆくゆくはこの残根は抜歯しなければならないとはおもいますが、この残根に入れ歯が乗るようにして作らせてもらい、それからお医者さんに連絡を取りながら抜歯していきましょうか。ただ、いずれはこの入れ歯は抜歯を行うことにより歯茎の変化に対応していくことはなかなか難しいでしょうから、ゆくゆくはもう一度、入れ歯を新製していくようにしましょうね。」と言いました。

患者さんは、取りあえず抜歯をせずに、入れ歯を作ってもらえるということにほっとした表情でした。

あまり、この残根を残して入れ歯を製作することはしませんが、全身状態により抜歯が難しくリスクがあるような方には、このように対応することもあります。

もし、自分の口腔内にそのような歯があるようでしたら、早めにご相談ください。

場合によっては対応が可能かもしれませんよ。

(写真と上記の内容は関連がございません。)

入れ歯において、歯科医師側と患者さん側の認識の差がありますね。

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先日、入れ歯を作ってほしいという依頼で来られた患者さんがいました。

60代の男性で、上顎は左右の大臼歯部が欠損していて、部分入れ歯が入っており、下顎は全歯が欠損していて、総入れ歯が入っています。

上下顎ともに前に作った入れ歯を二組、持っておりました。

一組は、かなり前に作った古い入れ歯で口を開けると、かなりカパカパしており、咀嚼するのはままならないような感じです。。。

もう一組は最近作ったようで、かなりピッタリしているようですが、本人は気に入らないとのことでした。。。

その理由を尋ねてみると、「痛みはないしピッタリしているのだけれど、歯の大きさが小さくて内側に入っているのが気になる。」ということでした。

下顎の欠損している顎堤はかなり吸収しており、かつ、口腔周囲の筋圧はかなり強いようなので、それを避けるためには上顎の歯列に対して、ちょっと内側に入るこの配列位置が僕には妥当だと思いました。

また、人工歯は天然の歯よりも小さくなってしまうものです。

そうしないと、咬合圧や口腔周囲筋肉の圧力をもろに受けてしまい、入れ歯の脱離の原因になりやすいですからね。。。

実際、この入れ歯の配列位置や人工歯の大きさは妥当で、文句のつけようがないような気がしました。

本当に上手で、非常に感心しましたよ。

その旨を説明しましたが、患者さんにはうまく伝わっていないようです。

患者さん自身も、何かその入れ歯の悪い所を粗探ししているような感じも致しました。

今現在、装着している入れ歯はもっと前に作ったというその辺りを完全に無視して作った入れ歯です(患者さんは歯並びはこちらの方が良いと思っているのです。)。

その結果、患者さんの意見をかなり取り入れて入れ歯を作ることになりましたが、作っていく段階で出来ることと、出来ないことは存在しますし、天然の歯と入れ歯の歯は全く同じということにならないことは知っておいてもらいたいと思います。

審美を追究しすぎて、機能を損なわせることは入れ歯の世界では結構あることです。

そうなったら、元も子もないです(もちろん、審美も追求しますが患者さんの思う審美と歯科医師が思う審美が違うことは多いものです。。。)。

製作に入る前の段階で、その辺りは患者さんとよく話し合って折り合いをつけていきたいと思います。

 

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