入れ歯 新潟市

院長ブログ

新潟市の歯医者・歯科・入れ歯・スポーツマウスガードなら「りんご歯科医院」

医院のスタッフは本当に大切です。

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新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。 

歯科医院の仕事ってなかなか解りにくいですよね。

この仕事は、患者さんを迎えて口の中で行われる作業な訳ですが、なかなかその仕事内容を患者さんは見ることができませんから、仕方ないですね。。。

一般内科や外科などのお医者さんや看護師さんとも違いますからね。。。

でも、実際に治療に当たるときは医療行為として行うわけですから、かなりの緊張感を感じてやるわけです。

また、歯科医院を取り巻く社会環境も一昔前と比べて、かなり厳しく言われています。

本当に必要なことなのかエビデンスがハッキリしていないものまでの消毒や滅菌の徹底や、保険点数は条件をつけて変更する等など。。。

本当に歯科医療そのものの発展よりも、社会環境の変わり様は目まぐるしいです。

保険などは解釈の仕方でも変わりますので、それについて行くのも大変です。

また、サービス業としての一面も持ち合わせているので、それに対しての工夫を行ったりします。

診療の内容としても、抜歯や根管治療、歯周病治療、入れ歯、ブリッジ、冠、虫歯治療、予防処置、その他諸々たくさんあります。

本当にいろいろなことがある毎日で、全てを高いレベルでこなそうとするには大変で難しい面があります。

また、患者さんに快く思ってもらうために様々なアイデアを出して、環境を整えたり、サービスを提供するのです。

それもかなりの手間と経費がかかります。

医療に関わる機材や商品は、高額なのが一般的な相場です(一般の人が買うことがないため、需要が少ないですからね。。。)。

だから、歯科臨床の勉強はもちろんですが、サービス、接遇、患者心理、患者教育、モチベーション維持、目標設定などの様々なことを考え、行動しています。

でも、実際にこれらのことはスタッフの協力がないとできないのですね。。。

自分一人では何もできないのが、歯科医院の長である歯科医師の仕事です。

全てをたった一人で、満足にやりきっている歯科医院というのは僕は知らないですし、恐らくないのではないでしょうか。。。

患者さんが、痛みを抱えて歯科医院に電話したときもおそらく最初に電話に出るのは、スタッフの女性でしょうし、帰り際に「お大事にしてください。」と言うのもスタッフですものね。

器具の消毒・滅菌もスタッフでしょうし、ユニフォームの洗濯も、患者さんを迎えるための準備もスタッフがしてくれます。

歯科医院に来る患者さんは痛みを抱えている人が多いため、なんとかその日に診てほしいという思いから、電話をかけてきて「今日、診てほしい。」と言われたり、医院の方へ飛び込みで来たりもします。

当院は、基本的に予約制のため、急な対応はできないこともあります。

でも、患者さんは希望通りにならないと、不満の声を挙げてくる人もいなくはないです。

そのような患者さんは、それを院長である僕に言うのではなく、受付や衛生士のスタッフに言う人が多いような気がします。

もともと、いろいろな仕事があって患者さんを迎え入れるための努力をしてくれている歯科医院のスタッフのストレスは、かなり大きいはずです。

それを考えると、本当に頭が下がります。

働き方やそのスタッフの勤務体制・勤務時間は、医院によっても個人によってもいろいろあるかと思いますが、僕はスタッフを本当に大切に考える医院環境が作れないと、発展はないと思っています。

これは、単なる個人の当院の問題でなく、歯科業界全体に言えることだと思うのです。

歯科医院の長である院長さんが、歯科医療に生き甲斐を感じ、スタッフを大切にして女性スタッフにやり甲斐を持たせることができなければ歯科衛生士の離職率は高いままでしょうし。。。

そうなると、歯科業界全体の疲弊、衰退に繋がるでしょうね。

僕も、偉そうなことが言えるような立場ではないですし、実際に当院を離れてしまったスタッフもいます。。。

僕はこの医院を企業にするつもりはなく、家業のままでいいと思っています。

企業って言うと、なんか冷たく感じます。

家業っていうのは、あくまで一家でやっている感じなのですが、僕はスタッフ達を本当の家族のように思っています。

皆にも「りんごファミリー」という、意識を持たせているつもりでありますからね。

でも、今の自分はまだまだ未熟で、スタッフ皆のモチベーションを高いまま維持することは多分、できていません。

それどころか彼女たちを幻滅させるようなことも言ってしまっていますね。。。

医療人として、彼女たちに尊敬されるように生きていけたらと真摯に思います。

いくら考えても難しいことなのかもしれませんが、スタッフ皆に向き合って生きていきたいと思います。

これからも、全力で頑張りますよ~。

ノンクラスプ入れ歯で審美性の向上へ。

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 多くの患者さんは、入れ歯はできればあまりしたくはないですよね。

僕ら歯科医師も、極力は入れ歯を避けるような処置を進めることが多いです。

一本だけの欠損ならば、ファーストチョイスはブリッジだと思います。

ブリッジは、固定性の補綴物なので咬んだ感触は天然歯に近いです。

保険診療で製作が可能ですし。。。

実際、よく咬めます。

でも、問題点がないわけでもないです。

欠損した両隣在歯を削らなければならないデメリットがあります。

欠損した両隣の歯にもし虫歯があれば、それを削ってかぶせると言うことに強い抵抗はそれほどないのですが、もし、健康な歯ならば気分はいやなものです。

ですから、そのような人には歯科インプラントも勧めることがあります(当院では歯科インプラントはしていないので、必要な方には大学病院か近くの一生懸命に歯科インプラントを勉強している先生に紹介させていただいています。

もちろん保険診療ではないのでかなり高額ですが。。。

それに変わるものというと、やはり入れ歯でしかないというのも現状であります。

ただ、保険診療となると金属のバネ(クラスプ)を使用したものになります。

それ以外のものとなると、考えられるのはノンクラスプ入れ歯なのではないかと思います。

これも保険診療ではできないものではありますが、歯科インプラントと比べると安価だと思います(ただ咬み心地は歯科インプラントの方が遙かに良いとは思います。)。

また、このような少数歯欠損のケースは若い世代の人が多く、金属のバネを見えてしまうのを極端に嫌う方が多いため、ノンクラスプ入れ歯(金属のバネを使用しない入れ歯)を選択する人が多いです。

この入れ歯は、審美的には非常に良いものになります。

金属のバネは使用しないわけですので、入れ歯維持を他に求める必要があります。

そのため、残存歯の歯間部の歯肉に床と言われるピンク色の材料を這わせて作ります。

ピンク色の床材料は、保険で使用するものに色的には似ていますが、保険で使用するものよりも柔らかく弾力もあります。

そのため、維持力も優れています。

ただ残存歯を挟むようにして維持を図るため、残存歯の歯周病の程度はかなり注意して診ていかないといけないですし、動揺のある歯には使いたくないものであります。

場合によっては歯を揺らしてしまう力が加わってしまいやすいですからね。。。

でも、このノンクラスプ入れ歯の適応はかなり多く、患者さんからも非常に喜ばれています。

当院では、このノンクラスプ入れ歯の症例も多く行っています。

ブリッジや歯科インプラントに抵抗を感じる方は、是非、考えていただけたら良いと思います。

その際にはまず、残存歯の状態を確認してからノンクラスプ入れ歯の製作を行いたいと思います。

もし、気になる方はご相談いただけたら幸いです。

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歯科の医療費控除とは

当院はPOICウオーターとエコシステムで除菌に努めます。

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 当院では、治療やメンテナンスの際にデンタルチェアに座ったら、まずはPOICウオーター(タンパク分解型除菌水:POIC研究会発行)でうがいをしてもらっています。

現在は、全ての患者さんにしてもらっています(よっぽど、したくないという場合は別ですが。。。)。

こうすることによって、お口の中の消毒が図れますので、こちらも安心して処置に入れます。

基本的に歯科の処置は歯を削る、歯石を取る、歯を抜くなどの外科処置に分類されることが多いです。

つまり、観血的処置が多いものなのですね。。。

と言うことは、感染のリスクが高いものですので、口腔内がキレイになっていないで処置することは、患者さんのみだけでなく、僕もスタッフも感染するリスクがあると言うことなのですね(使用するタービンなどによって、口腔外に飛び散るということが認められてますから。。。)。

このPOICウオーターの原料は超純水と超純粋塩を専用の機械で電解質分解して作られる次亜塩素酸イオン水です。

pHは9.0付近でアルカリ性ですが、口腔内に15~20秒ほど含むと、口腔内のアミノ基と結びつくため、酸性化します。

酸性化することにより次亜塩素酸イオン水から次亜塩素酸水に変化します(ちょっと言い方が似ていて、ややこしいですね。。。)。

この次亜塩素酸イオン水でpHアルカリ性の時に、細菌が自分を守るために張るバリア(バイオフィルム)を崩し、酸性化(次亜塩素酸水)することで除菌水になっていきます。

除菌水になった時のpHは6.0ほどなので酸性です。

つまり、細菌のバイオフィルムを壊し、中に存在する細菌を叩くという理にかなった除菌水なのですね。。。

この作用を利用して、ブラッシングをすることによってものすごく歯磨き効果も上がりますし、歯周病で歯周ポケットが深い人や、歯並びの問題でブラシが届きにくくて虫歯ができやすい人には液体なので隅々まで行き渡り、すごく効果があります。

また、口臭でお悩みの方には、すごく効果があります。

僕はこの効果に魅せられて、POIC研究会認定のホームケアアドバイザーの資格を取得しました。

実はこのPOICウオーター以外にも世間には、次亜塩素酸水と言われるモノはあります。
でも、それは薬品を混ぜて作られたモノでアレルギーや副作用の懸念がありますし、考えられてのpHや濃度は調整されていないのが現実です。

このPOICウオーターは基本的に純粋な水と塩だけが原料なので、アレルギーの心配はないです。

確かに、口に含んだときの味はものすごく悪く、「プールの臭いがする。」と患者さんから、よく言われます。

でも、それはPOICウオーターが汚れを分解して出る臭いで、「クロラミン臭」というモノなんです。

継続使用することにより、口腔内がきれいになると全くそのようなことは無くなりますよ。

実際、僕達はスタッフを含め全員、このPOICウオーターを使用しています。

僕としては朝、起きたときの口の中のネバネバ感がかなり薄れますし、これをしないと気持ち悪い感じがします。

このPOICウオーターで歯を磨いた後は、舌で歯の表面を触ると歯がつるつるしていて気持ちいいです。

是非、皆さんにもこのPOICウオーターを知っていただけたらなと思います。

また、当院ではこのPOICウオーターでうがいをしてもらい、(ブラッシングを併用するとさらに効果的ですが、当院では治療前のうがいのみになります。)口腔内の細菌をある程度リセットしてもらった後、エピオス社のエコシステムにより、殺菌水を使用しての治療となります。

このエピオス社のエコシステムは細菌のいない滅菌水ではなく、細菌が存在しないのは当然で、口腔内の細菌を叩く殺菌水が出ます。

週刊誌などで、このデンタルユニットから出る水が最近は問題視されています。

そのユニット内部の水から1ccあたりに7万個の細菌がいたという報告がありますからね(ちなみに水道法では1ccあたり100個以下)。

当院では、この問題は100パーセント解決したと自信を持って言えます。

つまり、当院での各ユニットから配水されるものは細菌数が0ですし、低濃度のPOICウオーターである殺菌水が出ていると言うことなのです。

当院のデンタルユニット全4台はエコシステムを介しての水になっています(そのセントラルは、待合室に置いてあります。)。

かなり高額な金額がかかりましたが、感染のリスクをなくすためには致し方ないと思い、それこそ何百万円をかけて、昨年の春に導入いたしました(保険点数には全く加味されませんが。。。)。

是非、皆さんこのPOICウオーターとエピオス社のエコシステムを知っていただき、当院での治療を安心して受けていただけたらと思います。

※洗口用POICウオーターは、有料となりますがお渡しすることは可能です。日々のホームケアに使用していただけたらと思います。ご興味のある方は詳しい説明を、歯科医師、歯科衛生士がいたしますので、ご相談ください。

再度入れ歯を作るのならば、金属床の入れ歯はいかがですか?

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 以前、ある患者さんから「自由診療の金属床の入れ歯って、どういうメリットがありますか?また、作り替えなくても大丈夫なのですか?」と聞かれました。

この方は2~3年前に、当院で保険診療内において、入れ歯を製作しました。

上顎は自分の歯は無く、総入れ歯です。

下顎は、両側臼歯部分が欠損しており部分入れ歯が入っています。

この方は、過去に強い咬合力のため、上顎の総入れ歯が、真ん中から割れてしまったことがありました。

また、この強い咬合力のために人工歯が咬耗し、咬合高径が下がってしまいました。

そのために老人用顔貌になりやすく、顎も調子が悪いということです。

そのため、その入れ歯の咬み合わせ部分にプラスチックを盛り、咬み合わせの高さを上げました。

ちょっと前にもこのような咬合の修理・調整をしました。

この患者さんは、かなり遠いところから通ってきているため良いものを作って、それを持たせたい気持ちが強い方だとは思います。

この方に僕は、「本当に良いものを作るのであれば、金属床入れ歯が良いと思います。」と言いました。

理由としては金属床にすることによって、入れ歯を薄くすることが出来るため、使用する患者自体の負担が少ないことなどが特徴に挙げられます。

保険診療内での、プラスチックで作られた入れ歯よりも強度面で優れているなどの効果があり、丈夫な素材を使っているため患者自体も快適に使用することが出来るというメリットがあります。

また、入れ歯全体も、プラスチックで作ったときのようなたわみを抑えることが出来ます。

よく聞くことですが、患者さんが実際に使用したときの感触としては、金属を使用することによって、通常のタイプよりも薄く仕上げることが出来るので、口の中が広くなってしゃべりやすいと言われます。

金属床の部分入れ歯の場合には、自由な入れ歯の設計から、残っている健康な歯に負担をかけない設計も可能というメリットもあります。

また、金属を使用しているため熱の伝わり方も良く、温かい食材は温かく、冷たい食材は冷たく食べられるという特徴もあります。

そして、この患者さんが一番気になっている人工歯の咬耗も、できるだけ抑えられるような陶歯や、金属を使用した人工歯に変えることも可能ですからね。。。

トータル的に考えて、金属床の入れ歯の方が僕は良いと思います。

使用される金属としては、当院ではゴールド、チタン、コバルトクロムの3種類です。

僕としては、この中ではチタンがお勧めであります。

その理由はチタンはコバルトクロムやゴールドと比較しても軽くて丈夫ですし、生体親和性も高いですからね。

ゴールドも生体に対して良い金属ですが、今の時代、あまり流行りませんからね。。。

ただ、どの金属を使ったとしても、作り替えなくて良いものとか、何年持ちますかという問いに対しては、「その人の使い方や定期健診にきちんと応じてくれるとか、歯茎の痩せ方とかいろいろな要素がありますので、何ともいえません。。。ただ経験上、この自由診療の金属床入れ歯を2~3年で作り替えというのは今までないですね。」と言いました。

そして、当院の自由診療についての料金表をお渡ししたところ、料金を鑑みて検討したいとのことでした。

この金属床の入れ歯は、みんなに勧めたい気持ちがありますが、デメリットとしては金額が高いということでしょうか。。。

でも、メリットの多さは確実にあるといえるので、ご興味のある方は検討していただきたいと思います。

生活の質は、きっと向上すると思いますよ。

もし、再度入れ歯を作ることを検討しているのならば、この金属床入れ歯にするのはいかがでしょうか?

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歯科の医療費控除とは

入れ歯は段階を踏んで製作されます。

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 入れ歯は通常、何段階かステップを踏んで製作されるものです。

型取りは概形印象というものと、精密印象というものが必要なため2回いたします。

その後、咬み合わせを決める作業が必要になります。

これも、総入れ歯の場合、2回行うことが多いです。

1回目は入れ歯の高さを決める作業です。

この作業は、垂直的な咬み合わせ、いわば咬合高径と言われるものを決めます。

この高さが、高すぎると口の中がいっぱいになった気がいたしますし、低すぎると口の周りにしわが寄ったりして審美的にも良くないです。

そのため、解剖学的な基準と生理学的な基準により、咬合床というものを使用して高さを決めていくのですね。

そして、2回目の咬み合わせを決める作業は生理学的にき水平的な位置関係を決めていくのです。

この場合、ゴシックアーチトレーサーというものを製作して決めることが当院は多いです。

そしてこの段階が終わると、その次には人工歯を並べて試適という仮合わせをします。

実際に歯が並んで、歯肉形成もされているので患者さんはおおよそのイメージが湧きます。

これで、良いようならば次回に完成というパターンですね。

各ステップを羅列すると、このような段階を経ていくわけですが、各ステップごとに難しい技術や知識が要求されます。

一つ一つ、慎重にやっていくことが成功への近道なのですね。

また、調整も恐らく2~3回ぐらいは必要になります。

食べた後に、入れ歯は問題を起こしやすいですからね。

その辺りを聞かせてもらって、微調整をするのが一般的なやり方です。

当院では、即時入れ歯以外のいわゆる本入れ歯に関してはこのように作っています。

もちろん、患者さんがチェアにいない所では技工操作の時間が、信用を置ける歯科技工士さんにお願いしてやってもらいます。

そのため、時間はかかりますが良いものを作るためにはご理解をいただきたく思います。

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歯科の医療費控除とは

入れ歯は神様が与えてくれた健康な歯に勝ることはないのでしょうね。。。

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 初めて入れ歯を入れるという人の中には、欠損歯が多くあっても結構いますね。

こんなに歯を失っていても、入れ歯を作ったことが今までにないのか。。。どうやって今まで食物を咀嚼していたんだろうか。。。と思うことも日常の臨床の中で感じる人も多いです。

そのような人に、当院で初めて入れ歯を作ったとして100パーセント満足させられると言うことはないかもしれませんね。

多分、誰がやっても難しいことですから。

大学教授が作ったとしても無理でしょう。。。

では、そのような患者さんに、どう向き合っていったら良いのかはいつも考えさせられます。

僕は、そのような人たちに、入れ歯を入れて欠損を補ったとしても、それを使えるようになるためには、本人の努力は絶対的に必要な旨は必ず言います。

「調整は数回は必要になるでしょうし、使いこなせられるようになるまで大変ですよ。」と。

実際に、入れ歯がもし、何の不自由もなく自分の臓器として機能してしまうのならば、誰も虫歯になった歯や歯周病になってしまった歯を残そうという気持ちには誰もなりませんからね。。

神様が与えてくれた歯に勝るものは、人工物では無理なことを理解するべきですよ。

もちろん、そのことを自分の中での言い訳にはしたことがないし、絶対に良いものを作るんだという気持ちで努力はしています。。。

ただ過剰な期待はお互いに不幸ですからね。

この事実は知るべきだと思います。

ここで言いたいのは、全ての人が総入れ歯になることは少ないですよね。

だから、数本でも歯が残っているのなら、その歯を大切にしましょうよ。

その歯をまずはしっかり磨いて、維持することに努め、欠損があるのならば入れ歯やブリッジを入れて、それ以上の欠損を作らないように努力するべきですよ。

特に入れ歯を長く、一生懸命にやっていると、強くそう思います。

どうか、解っていただけたらと思います。

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9周年に向かって。。。

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 今月の一日で、当院は開院8周年を迎えました。

そのため、昨夜、スタッフ全員で8周年のお祝いをいたしました。

本当に楽しい宴になりましたよ。

現在のスタッフ数は非常勤の方を含めて11人です(矯正専門の先生は来れなかったのですが。。。)。

宴会は税理士さんと、僕の娘も含めて総勢12人で行いました。

この8年間はいろいろありました。

まだまだ、これからもいろいろあるでしょうね。

それこそ、来年度からは非常勤の先生は常勤で来てくれる予定となっています。

そして、新人歯科衛生士も短期大学へ募集をかけました。

デンタルユニットも増やす予定です。

日常の診療は、僕は入れ歯治療が大好きなので、それをさらに充実させていきたいですし、矯正治療にもさらに本腰を入れていきたいです。

もう一人の先生は、クラウンブリッジが得意ですし、インプラントにも精通しているので、診療面でもさらに面白くなっていくでしょうね。

そのためにも今は準備期間と捉え、考えられる問題点にあたって修正を図っています。

予約システムもしっかりとさせ、患者さん管理もしっかり対応していきたいです。

また、歯科衛生士と歯科助手の遣り甲斐についてもさらに充実させていきたいです。

全てのスタッフと患者さんに、本当の意味でここに来た幸せを感じ取ってもらえられるように努力していきます。

そして9周年、10周年へとまずは、一歩ずつ歩んでいきたいと思います。

頑張ります!

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ノンクラスプと金属床の良いとこどりの入れ歯について。

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 自由診療で高額となりますが、ノンクラスプ入れ歯と金属床入れ歯の組み合わせで、一つの入れ歯を製作することがあります。

例えば上顎の前歯のみ自分の歯で奥歯がないような欠損の場合、保険内の入れ歯の場合はその前歯に金属のバネ(クラスプ)が掛かります。

その場合はノンクラスプ入れ歯で対応してあげて、目立たないようにしたらいいのではないかと提案することがあります。

また、口蓋部分を覆うようなケースの場合、保険内の入れ歯だとレジン床と言われるピンク色のプラスチックで覆われるのが一般的だと思います。

その場合、プラスチックであるために、厚みをしっかりとって覆う面積もかなり大きいものとなります。

口蓋の厚みが厚いほど、発音に影響しやすいでしょうし、面積が大きくなればなるほど嘔吐反射なども起きやすくなります。

それをできるだけ、軽減させるためにその床部分を金属にするというものをお勧めします。

口蓋部分を金属にすることでその厚みは薄くできますし、金属なので熱を伝えやすいです。

そのため、おでんや鍋料理の冷熱感が良く伝わりやすくなります。

また、薄くなるため舌の動きを妨げにくくなり、発音にもいい影響がありますよ。

もし、そのようなことで欠損歯は多いものの前歯が残存していて、金属のバネが見えない、発音や違和感の少ない入れ歯をお考えの場合は、このようなノンクラスプで金属床の入れ歯をお考えになったらいかがでしょうか?

ご興味のある方は、ご相談ください。

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歯科医院におけるスタッフの縁について思うこと。。。

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 当院のスタッフのことを、歯科衛生士、歯科助手、非常勤ドクターに関わらず僕は、ファミリーと言っています。

それこそ家族と同じだと。。。

そういう思いを込めて、皆と接しています。

そうだからなのか解りませんが、もし、誰かが当院を離れるということになると、自分の娘が遠くに行ってしまうという感覚になってしまいます。

それ故に、とてつもなく寂しい気持ちになるのです。

でも、これは多分、良いことではないですね。

そういう思いは込めていても、いざ、そうなった時は気持ちを切り替えられるようにしていなければなりませんね。

それが組織の長であるものの務めなのかもしれません。

僕が下を向いていたら、今ここにいるスタッフはどうしたらいいのか途方に暮れますからね。

最近まで昨年に辞めてしまったスタッフへの後悔を露わにしてしまい、残っているスタッフにそういう気持ちに少なからずさせてしまったのは、僕の責任です。。。

 働き場所というのは、ある意味「縁」ですよね。

ここで仕事するのも何かの「縁」であるならば、離れるのは「縁」が切れたからなのでしょう。

もちろん人間関係としての縁が切れたわけではないですが、働く場所については切れたわけです。

それを悔やんでも、致し方ないのは百も承知のはずなのですが。。。

僕も、今までいろいろなところで働いて現在に至っているわけですから、そう認識するべきなのですね。

でも、僕はまだ、そこまで人間ができていなかったようでした。。。

昨年末に辞めた衛生士は一生懸命にりんご歯科医院のために努力してくれましたし、何より体調を崩して当院を辞めてしまったことに後悔の念があります。

何が悪かったのだろうか、どうしてあげれば良かったのかを考えさせられる日々が長く続きました。

でも、そのことの真相は誰にもわからないでしょうし、答えは多分、本人に聞いても複雑すぎて解らないと思います、と、言うより言えないでしょう。。。

そのために、自分なりに答えを出しました。

そのための環境改善を図ったり、言葉の節々にも気を付けるようにしています。

遣り甲斐を持たせるにはどうしたら良いのかや、僕自身の気持ちをブレないようにするにはどうしたら良いのかなどを考えています。

でも、この医院の特徴である明るい雰囲気は相変わらず残っていますし、毎日が冗談の言い合いで楽しい日々ではあります。

今、当院を辞めた歯科衛生士は他院で一生懸命に働いています。

多分、この医院よりも大変な環境にいるかもしれません。

でも、自分のスキルを上げることに重点を置き、泣き言を言わずに頑張っています。

彼女が、「自分が居ないと、この医院は回らない。」と言っていたのは、それだけ頼りにされているということなのでしょう。

そのことを聞いて、素直に心の底から「頑張って!」と言える自分になりたいです。

それが本当の親心だと思いますからね。

エゴと親心は、違いますよね。

手塩にかけて育てたから、寂しいという気持ちはありますが、そういう風に大きく考えられる人間に早くなりたいです。

そして今、ここにいるスタッフを大切にし、皆で作るりんご歯科医院でいたいです。

先日、当院では新人の歯科衛生士を募集しました。

2校の短期大学にお願いしています。

恐らく、また来年度には1人以上の新しい歯科衛生士が入ってくれることでしょう。

その新人衛生士はここに「縁」を感じて勤めるのでしょうね。

その縁が一年でも、一月でも、一日でも長く続くよう、僕は自分のできることを一所懸命に努力していく所存です。

入れ歯の痛みと違和感について。

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 初めて入れ歯を入れて何事もなく、ご飯が食べられるという人は多くはないです。

痛みはないにしても違和感は絶対にありますね。。。

最初から、固いものが食べれるという方はある意味、幸運ですよ。

術者の腕だけで解決できないことはありますよ。

そして、その違和感は単なる慣れの問題かもしれませんね。

時間が解決するというところも少なからずありますから。

でも、食べる度に痛くて痛くて良く噛めないとか、粘膜に入れ歯が当たって傷がついてしまっているような場合は、そういう問題ではないですね。

作ってもらった歯科医院で直してもらう事が必要だと思います。

治し方としては、入れ歯の粘膜面だけの問題ではなく、咬み合わせのせいかもしれないですね。

咬み合わせは患者さん自身では解りにくく、咬み合わせの高さだけの問題ではないことが多いですから。

ちょっとしたズレで入れ歯がカクッとズレたために、その振動が粘膜に強く伝わってしまっていることもありますからね。

自分で何とかしようと、入れ歯を削ってしまう人もいますが、それは絶対に止めて下さい。

結構、見当違いの所を削ってしまい、取り返しの付かないケースもありますよ。

先日、来られた患者さんは、あまりにも見当違いの所を自分で削ってしまったために、入れ歯がカパかパになってましたから。。。

その場合は、再製作しなければならないかもしれませんからね。

入れ歯はなかなか自分のものになるまで時間がかかります。

特に初めて入れる人は、それをすぐに諦めてしまうことが多いようです。

歯科医師の指示に従って、調整と指導を受けて頑張りましょう。

また、それ以上大きな入れ歯にならないように、今ある残存歯を良く磨いて保存を図るようにしましょうね。

そのためにも、3ヶ月に1回は入れ歯の調整と残存歯の定期健診、プロフェッショナルクリーニングは必要だと思いますよ。


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