2020/01/05
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新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
今回の年末年始の休暇はとても長く取りました。
昨年の12月29日から今年の1月5日まででしたから、8日間ですね。
こんなに長く取った休みは、開業してからは初めてです。
正直、ここまで休むと何か言いようのない不安に襲われます。
でも、スタッフ達にしっかり休んでもらわないと皆、疲弊してしまうのでこれも仕事のうちと考えるようにしています。
今は、働き方改革が医療の場でも必要とされていますからね。。。
当院は今年の9月で10年目を迎えます。
過去に、患者さんが全くいなくてやっていけるのかという不安がある時期もありました。
でも、歯を喰いしばって何とかここまでやってきたという自負がほんの少しできました。
そのほとんどは、僕だけの力ではなくスタッフに支えられてのことです。
当院のスタッフはチーフを初め、皆、明るいです。
患者さんや他のスタッフを思いやれる気持ちをみんなが持っています。
実際に僕が指示をしなくても、自分たちで考え、暇な時間があったとしてもその時間を自分や医院の発展のために使うようにしています。
例えば、掃除や技工、POPの製作、患者さんへのレター作り、院内の装飾などなど。。。
院長の自分が、言うのもなんですが、よくぞこんな素晴らしい人達が集まってくれたなと感慨深くなることもありますよ。
でも、まだまだこの医院の規模で彼女たちのポテンシャルを思うと、まだまだ僕自身が彼女たちのために努力しなければならないことは多くあります。
彼女達に本当の意味での遣り甲斐や、生き甲斐を与え、成長する楽しさを提示できるように今年も頑張ります。
明日が、仕事初めです。
皆様、どうか当院の素晴らしいスタッフを知ってもらえたら嬉しく思います。
※1月6日(月)より、通常通り診療を行います。
なお、写真で示すように新春恒例となった「デンタル福袋」も初売りしますので見ていただけたら幸いです。
予防に役立ちますし、かなりお得な値段設定となっていますよ。
POPはスタッフが作ってくれました~。
2020/01/04
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新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
新年、あけましておめでとうございます。
昨年はブログを見ていただきありがとうございました。
本年も、りんご歯科医院を何卒よろしくお願いいたします。
さて、正月も4日目が過ぎようとしていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
僕は、この年末年始にかけて台湾に家族旅行に行ってきました。
実に16年ぶりの海外旅行でした。
4泊5日の日程だったので、台湾ではゆっくり観光ができましたよ。
充電もしっかり終わって、あとは6日(月)の診療に向かって徐々にモチベーションを高めていっている状態という感じです。
今年の当院の目標としましては、
1.入れ歯診療をさらに充実させる。
2.予防を浸透させるため、全スタッフのスキルアップを図る。
3.歯科矯正をさらに充実させる。
ということです。
1と2に関しましては、毎年のことなのですが近年は、当院で入れ歯を作っていただいた人が本当に増えました。
でも、そのほとんどは部分床義歯で、数本は歯が残っている人が主体なのですが、その人たちは痛くなければそれで良しとなり、メンテナンスに罹ってくれる人の割合は本当に少ないです。
そのため、再来院するときは、また歯を抜きに来て入れ歯を再製作するという悪循環が断ちきれないのでいるのですね。
そうなると、結局、総入れ歯になるまでこの悪循環が続き、患者さんにとっても僕にとってもあまり良い気持ちにはなれず、自分のやっていることに疑問を持ちます。
本来、自分の作った入れ歯を短時間でまた再製作するというのは、歯科医師ならば面白く思いませんからね。
そのためには、やはり患者さんに予防の認識を強く持ってもらいたいと思います。
そもそも入れ歯になっている時点で、虫歯や歯周病に罹患しやすいという現実は知ってもらいたいですし、歯を抜いて再製作したらもっと大きな入れ歯になるのですから、違和感は強く出ますし、良いことはありませんからね。。。。
そして3の歯科矯正は、僕は毎月泊まり込みで東京に行き、歯科矯正の講習を受けているのですが、この歯並びも虫歯や歯周病を悪くする決定的なものと思います。
できれば早いうちに、歯並びを改善し歯磨きをしやすい歯列に変えてあげることができれば、大分救われる患者さんというのもいるかと思います。
当院には月に1~2回ほど歯科矯正専門の先生にも来ていただいてますから。
その辺りも、徹底して患者さんに伝えていけたらと思います。
まだまだ、僕自身は未熟でこれを全て一人で網羅はしていけませんが、スタッフと力を合わせて本当の意味での患者さんの幸せを考えてあげられる歯科医院を目指していけたらと思います。
今年の年末に振り返った時に、少しでもこの目標に近づいたなと思えるように全スタッフ、自分自身を成長させていきますね。
頑張ります!
※1月6日(月)より、通常通り診療を行います。
なお、写真で示すように新春恒例となった「デンタル福袋」も初売りしますので見ていただけたら幸いです。
予防に役立ちますし、かなりお得な値段設定となっていますよ。
2019/12/28
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
もうすぐ2019年も終わりますね。
当院にとって今年はいろいろ変革の年であったなと思います。
まずは、診療時間の変更を行い、開始時間を30分早め、そして昼の休憩時間を2時間とれるようにしました。
火曜日は午後6時で終了とし、この日は正社員は休暇としました。
火曜日はパートのスタッフのみで行い、訪問診療をメインにしました。
スタッフは2月に、ナミちゃんという方と12月にキーちゃんという方をメンバーに加えて稼働してきました。
総スタッフ数は今現在、10人になりました。(アルバイトの先生を加えると12名となります。)
診療時間と従業員が増えたことによって、昼休みは余裕をもって昼食が食べられますし、仕事の内容にもある程度余裕を持てるようになりましたよ。
かつては、時間外の患者さん(例えば夜7時半から診るというようなこと。)を一切、診療しなくなりました。
これをすることによって、スタッフ達はかなり働きやすくなったのではないでしょうか。。。
それまでは、昼休みの時間は1時間しかなく、推してしまうと30分もないことが多かったですからね。。。
帰りも、夜8時を越えることはザラにありましたから。
設備面でも、虫歯を数値化して計測できる「ダイアグノデント」というものを購入したり、待合室にモニターを置いて、扱っている歯磨き剤や歯ブラシの宣伝をさせてもらったりしました。
また、各スタッフを一人ずつ、澤口由美子さんが働く東京銀座の医院まで派遣させてマンツーマンで研修をしてもらったりしました。
年に2回の歯科医院見学もしっかり今年も行わせていただき、勉強に励みましたね。
そして、当院では歯科矯正専門の先生に来ていただいて歯科矯正も行っていますが、僕自身も2年間にわたり毎月泊りがけで歯科矯正セミナーに通い、僕自身も矯正患者さんの診療に当たるようになりました(まだ、数人ですが。。。)。
そういった意味では、本当にいろいろ大きく動いた1年間ではありましたが、スタッフの頑張りにも支えられ、良い一年が過ごせたと思います。
でも、まだまだ自分自身では満足のいく結果にはなっておりませんので、来年はさらなる飛躍を誓って頑張りますね。
来年もりんご歯科医院を何卒よろしくお願いいたします。
※本日は、午前中のみ診療を行って、午後は院内の大掃除を行います。
本来は午前も大掃除だったのですが、患者さんの要望により午後は少人数のみを診療することにしました。でも、午後は大掃除に専念するため、診療はできませんのでご了承願います。
冬期休暇は12月28日(土)午後の部~翌年1月6日(日)までとなります。
2019/12/27
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯はどんな欠損形態においても、対応が可能であります。
それこそ歯が一本欠損しているだけの部分入れ歯から、全ての歯を失った総入れ歯まで入れ歯の処置として対応できます.。
中には顎骨が一部分欠損していても、入れ歯で対応することもありますからね(大学に勤務していた時、何人か製作した経験がありますよ。)。
しかしながら、欠損歯数が少なければ少ないほど、入れ歯が無くても食べれる事が多いため入れ歯を入れたがらないという現実があります。
そのような欠損歯数が少ない場合は、できればインプラントかブリッジの方が煩わしさはなく嚙んだ感じも天然歯に近いので良いと思います。
確かに、ブリッジにするということで欠損部位の両隣の歯削らなければならないというデメリットがありますし、インプラントも埋入手術が必要となります。
そのため、良いことばかりではないですね。。。
でも、処置後に食べにくいと言うことは入れ歯よりはないですし、ケアさえしっかりやっていただけるならば悪いモノでは無いと思いますよ。
先日も上顎の第二小臼歯を欠損していて、その部位に入れ歯かブリッジかで悩んでいるという患者さんが来られました。
僕は一本欠損のための、部分入れ歯は勧めない旨を説明しました。
その理由としては、着脱が煩わしいこと、経験的に一本欠損だけで進んで入れ歯を入れたがる人は少ないこと、物理的に嚙みにくいことを挙げました。
その患者さんは、メリットとデメリットを鑑みて、家で考えたいと言うことで、一度この案件を持ち帰りましたが、再度予約が入り「やはりブリッジでお願いしたいです。」とのことでした。
保険内のブリッジを希望のため、欠損部の両隣の歯は銀歯になることを説明し、同意を得ました(近年、保険診療の改正により一部分をプラスチックで前装するものも、小臼歯では使えるようになりましたが、噛み合わせの面は金属となります。)。
そして次回、ブリッジをセット予定であります。
このブリッジも大きな意味では、入れ歯の一種ですが適応範囲は限られます。
あくまで少数歯欠損のみ対応が可能なのですね(部位にもよりますが、1~2歯ぐらいまでの欠損ですね。)。
あまりにも大きな欠損には認められないモノです。
もし、このブリッジが認められないならば次の選択肢は、入れ歯と言うことになりますね。。。
ある意味、このブリッジが入れ歯になる前の前処置みたいな所もあるわけです。
この土台になっている歯が駄目になったら、入れ歯になるという人は少なくないですよ。
入れ歯になったら、ブリッジと同じように嚙むと言うことは、まず、できないですからね。
固定性のブリッジと、取り外し可能な入れ歯とを比べたら、噛み心地は雲泥の差がありますから。。。
ですから、ブリッジが口腔内にある人は特に日常のブラッシングには気をつけていただき、定期健診にはしっかりと罹られて下さいね。
当院での精密入れ歯治療の案内は
自由診療 料金表の案内は
歯科の医療費控除とは
2019/12/26
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
先日、入れ歯を作ってほしいという依頼で来られた患者さんがいました。
70代の女性で、上顎は左右の大臼歯部が欠損していて、部分入れ歯が入っており、下顎は全歯が欠損していて、総入れ歯が入っています。
上下顎ともに前に作った入れ歯を二組、持っておりました。
一組は、かなり前に作った古い入れ歯で口を開けると、かなりカパカパしており、咀嚼するのはままならないような感じです。。。
もう一組は最近作ったようで、かなりピッタリしているようですが、本人は気に入らないとのことでした。。。
その理由を尋ねてみると、「痛みはないしピッタリしているのだけれど、歯の大きさが小さくて内側に入っているのが気になる。」ということでした。
下顎の欠損している顎堤はかなり吸収しており、かつ、口腔周囲の筋圧はかなり強いようなので、それを避けるためには上顎の歯列に対して、ちょっと内側に入るこの配列位置が僕には妥当だと思いました。
また、人工歯は天然の歯よりも小さくなってしまうものです。
そうしないと、咬合圧や口腔周囲筋肉の圧力をもろに受けてしまい、入れ歯の脱離の原因になりやすいですからね。。。
実際、この入れ歯の配列位置や人工歯の大きさは妥当で、文句のつけようがないような気がしました。
本当に上手で、非常に感心しましたよ。
その旨を説明しましたが、患者さんにはうまく伝わっていないようです。
今現在、装着している入れ歯はもっと前に作ったというその辺りを完全に無視して作った入れ歯です(患者さんは歯並びはこちらの方が良いと思っているのです。)。
その結果、患者さんの意見をかなり取り入れて入れ歯を作ることになりましたが、作っていく段階で出来ることと、出来ないことは存在しますし、天然の歯と入れ歯の歯は全く同じということにならないことは知っておいてもらいたいと思います。
審美を追究しすぎて、機能を損なわせることは入れ歯の世界では結構あることです。
そうなったら、元も子もないです(もちろん、審美も追求しますが患者さんの思う審美と歯科医師が思う審美が違うことは多いものです。。。)。
製作段階で、その辺りは患者さんとよく話し合って折り合いをつけていきたいと思います。
2019/12/25
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
12月後半になって、本当に寒くなりましたね。
この季節に訪問診療に伺うのは、正直、大変です。
でも、当院では積極的に介護保険施設や、ご自宅に伺って訪問診療に励んでいますよ。
訪問診療を当院は、主に火曜日や木曜日の日中に行くようにしています。
それ以外の曜日でも、日が合えばもちろん行くことができます。
訪問診療では入れ歯の調整や製作はもちろんですが、被せ物や虫歯の所に詰め物、歯石取り、歯のクリーニングなども行うことができます。
そのための設備も当院はだいぶ充実してきました。
ポータブルのレントゲン装置もありますので、レントゲン診査も可能です。
要介護者を抱えるお宅や介護施設に向かい、居室内で処置を行っていますよ。
僕は元々大学病院に勤めていたときにも、在宅往診チームの一員でした(各医局から、代表者が一人ずつ集まって計12名の歯科医師で3チームにになって、当時は訪問診療に行ってましたからね。)。
その頃から、要介護者の訪問診療には興味を持って取り組んでいました。
要介護者は、歩行困難や四肢の麻痺等があったりして、歯科医院の外来に通うのは困難ですよね。。。
介護をする方が付き添って来るのにしても、なかなか難しい面がありますからね。
そのためか、お口の中の痛みや違和感などにお悩みの方は、本当に多いです。
オーラルフレイル(人は口腔内の機能低下から、年老いてくるとの考え)からも、歯を保存して本来の口腔機能を維持させることが大切です。
そのお手伝いを、当院にさせていただけたら本当に嬉しい限りです。
もし、よろしかったら当院にご相談いただけたら幸いです。
もちろん介護者の協力は必要ですが、患者さんのお口の中を良い状態に持って行くために一緒に頑張りましょう。
僕達は雨の日でも、雪の日でもお約束のその日時に必ず向かいますので。
(訪問診療をご希望ならば、まずはお電話で連絡をいただけたら幸いです。)
2019/12/24
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
年末になると、なぜかこのタイミングで歯が痛いという理由での急患が多いような気がします。
見てみると、虫歯が大きくて歯の神経の処置をしなければならないような状況になっていて、麻酔をかけて歯の神経を取るような作業が多くなります。
「何時から痛みがあったのですか?」と聞くと、「1月前から。」という感じで返事がきます。。。
もっと前に見させてもらえたらこんなふうに歯の神経も取らなくて済んだのにな。。。と思うことが多いですよ。
この辺りは駅前のオフィス街で、会社員の方が仕事で忙しいというのは良く解りますが、虫歯に自然治癒はありませんからね。
歯と言えど、自分の体の一部でありますから、大切にするべきですよね。
放置して、歯を抜くようなことになれば、それこそブリッジや入れ歯で対応しなければならなくなりますからね。
入れ歯になって良かったと思う人は、いないはずですよ。
自分の健康な歯のようには咬めませんからね。
その辺りをよく考えて、自分の健康に向き合ってほしいと思います。
2019/12/23
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯は、なかなか思うように使えないという人は少なくはないですね。
中には、以前の健康なときの状態に比べて、咬めないとか、発音しにくいとか、違和感があるという声を聞くことがあります。
大変言いにくいことではありますが、元の健康な歯があってなんでも食べれるような状態の歯にすることは困難です。
もしそれが可能ならば、みんな歯を抜いて入れ歯にしますものね。
そんなことはできませんし、効果はないです。
そんな、夢のようなことは現在の歯科医療では不可能です。
僕達が、新しい入れ歯を作る意味も、比較対照は健康の歯ではないですからね。
それと比較されたら、絶対に良いものにはなり得ませんから。。。
ただ、親知らず以外の歯で欠損の状態をそのままにしていて良いことはありませんもの。。。
1本でも歯の欠損があると、噛み合わせのバランスを崩し、欠損したその部位に向かって周囲の歯は傾いたり、あるいは相方の歯は延びてきます(これを挺出といいます。)。
また、そのせいで顎関節に支障をきたし、顎関節症になる人もいますから。
顎関節症は、咬合の因子だけではないとよく言われますが、咬合の不調和が全くないということも少ないです。
このように、欠損部を放っておいて顎関節症になるケースはたくさん見てきましたからね。
できるだけ、そのようなことがないように、もし、歯の欠損があって、顎に変な音がするというような、心当たりがある人は早めにかかりつけの歯科医院で診てもらった方がいいと思いますよ。
2019/12/21
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
総入れ歯を製作時に上顎前歯部に、多量にブヨブヨした粘膜が見られることがあります。
専門用語でこれをフラビーガムといいますが、ブヨブヨした柔らかい粘膜が過剰にあり入れ歯の安定に悪影響を及ぼすことがあります。
これができた原因は恐らく入れ歯の適合が良くなく、咬み合わせの高さも下がっており、入れ歯の上顎前歯部が下顎前歯部に突き上げられているからだと考えます。
その状態が長く続くことによって、骨吸収が進み、過剰に増殖した粘膜が形成されるのでしょうね。。。
対応としては通常通り、その粘膜に強く当たらないようにリリーフ(緩衝腔)を付与しますが、広範囲にこのフラビーガムがあると、それだけでは不十分なので手術で除去することもたまにあります。
今現在、このような患者さんを数人診させていただいてますが、型取り時から細心の注意を払って製作しております。
何よりも注意しなければならないのは、また、新製した入れ歯が上下顎で咬み合わせた時の突き上げを作るようなことはないようにしたいと思います。
(写真はある患者さんの初診時の口腔内写真です。上顎前歯部分にブヨブヨした粘膜が広範囲に認められます。)
2019/12/20
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯はなかなか自分のモノとして、機能するには時間のかかるものではあります。
特に初めて大きな欠損部位に、新しい入れ歯を入れて物を食べるのはなかなか難儀だそうです。
それでも、中には過剰な期待を持って来られる患者さんがいますが、残念ながら元の歯があったように食べたり、話をしたりすることが難しいのは知っておいてほしいものです。
もし、それが可能ならば、全部の歯を抜いて総入れ歯にする人が続出してしまうでしょうからね。
僕達は、自分の歯に優るものはないということは歯科医療関係者であれば、皆、知っています。
だから、極力は歯を残すように努力はしていますよ。
でも、あまりにも進行してしまった歯周病や虫歯は保存ができません。
その場合は、やはり入れ歯で対応すると言うことになるのでしょうね。
初めて入れ歯を入れて、その違和感に対して中には、落胆する人もいます。
でも、そのような状況になっても、頑張って使用することで、ある程度は克服できます。
人によっては時間もかかったり、調整も長引くことがあります。
でも、決して諦めないでほしいのです。
以前、ある新聞で整形外科医師の記事を読んだことがあります。
そこには、歯科医師が入れ歯を機能させるのに驚いた、ということが書いてありました。
義手や義足は、なかなかそうはいかないそうです。
自分のものとして機能するには、気の遠くなる時間とリハビリが必要なのだそうです。
それこそ、数年もかかることも多いそうです。。。
それに比べると、入れ歯(義歯)はそんなこと無いと思うと書いてありました。
入れ歯はその人自身に、もの凄い嘔吐反射がなく、適切に作られたものであれば、必ず慣れてきます。
でも、義手や義足とまでは行かなくても、それなりの努力と調整は必要です。
そして、残存歯が残っているのならば、その残存歯が悪くならないようにケアして行けば、すぐに作り替えなくても大丈夫です。
諦めなければ、入れ歯は必ず良いものになりますから。
一緒に頑張りましょう!