2017/06/11
2017/06/08
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯が歯茎に強く当たって痛いのに、我慢して使っている方をたまに見ることがあります。でも、いよいよ痛みに耐えられなくなると、市販の入れ歯安定剤を使って何とか対応することが多いようですが、自己判断による入れ歯の安定剤の使用は注意が必要です。中には何層も安定剤を上塗りしていて、その安定剤が劣化して唾液や細菌を吸い込んでしまい、バイ菌の温床のようなものになっているようなこともあるのですね。それが粘膜に乗っかていると、義歯性口内炎というようなものを起こすことがあります。粘膜が赤く腫れあがり、違和感や痛みが出てきます。その場合、清潔にすることが第一ですが、ばい菌の温床になっている古い安定剤が原因の事が多いです。是非、入れ歯安定剤をやる前に歯科医院で調整をしていただくことをお勧めいたします。
(写真は合わない入れ歯に、何層も安定剤を盛って使用していたようです。このような状態で使用するのは絶対にやめましょうね。)
2017/06/08
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
皆さんは、どのくらいの頻度で歯ブラシを新しいものに交換していますか?意外と意識せずに長く使っている方も多いのではないでしょうか?歯ブラシを裏面から見て、毛先が見えているなら、変え時のサインですね。
歯ブラシの毛先が広がってしまうと、歯にしっかりと当たらずに汚れを落とす力が減少してしまいます。毛先が広がり始めたら交換してみてください。衛生面を考えても1ヵ月に一度交換するのが理想的です。うっかり交換するのを忘れてしまうという方は、毎月、1日に交換するなどの日にちを決めておくのもいいかもしれませんね。
(りんご歯科医院 歯科助手 Y.H)
2017/06/07
2017/06/07
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
重度の虫歯や歯周病により抜歯を余儀なくされた方には、その後の処置として入れ歯で対応することが多いかと思います。入れ歯は初めて装着する方には違和感があり、欠損歯数が少ないと、それ程食生活に困らないため使わない方がいらっしゃいます。でも、入れ歯を使用せずにそのままでいると、残存している歯の負担が大きくなります。そうなると、残存している歯が揺さぶられてしまい、動揺が大きくなることがあります。また、通常は重度歯周炎で欠損になってしまった状況の場合、残存歯も少なからず歯周病になっていることが多いです。同一口腔内なので歯周病菌は必ず存在していますし、リスクは抱えています。ぞのため歯周病のケアと入れ歯による咬合力のコントロールは必要になります。
是非、日常の歯磨きに加えて入れ歯も清潔にしていただき、使用の方をお勧めいたします。
2017/06/06
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯でお困りの方に、入れ歯そのものの痛みではなく、入れ歯のバネが掛かっている歯に歯周病があって、それが急性化して腫れて痛みがある方が案外多くいます。この場合は、入れ歯の調整をするよりも、まずはその歯周病の急性症状を取り除くことが必要です。
そもそも入れ歯になってしまった理由としては、重度の歯周病や虫歯で抜歯となった人が多く、歯磨きを丹念にやらない人が多い傾向はあると思います。これを改善しない限りは、またその歯を抜いてお使いの入れ歯に歯を足し、さらに大きな入れ歯になってしまいます。どんどん総入れ歯に近くなってしまうのですね。総入れ歯になって、良い事はあまりないです(全部の歯が重度歯周病で歯がプラプラ動くという状態の場合は、話は別ですが。。。)。
是非、入れ歯になった理由を再認識していただき、これ以上歯を失わないようにしていきましょう。そのための定期健診と、プロフェッショナルクリーニング、日常の歯磨きは本当に大切です。
2017/06/05
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
スポーツ時のケガは結構、顎顔面部に多いです。そのため、打撲により歯が折れることや、顎の骨折、脳震盪などが多く危険な面があります。格闘技以外でも、サッカーやラグビー、バスケットボールなどのコンタクトスポーツでも、スポーツマウスガードの装着が推奨されています。
スポーツ店でもマウスガードは売られていますが、お湯で軟化した材料を口腔内に入れて自分の顎の筋肉で合わせるのですが、適合のいいものは正直、できません。私も試しに、買ってみたのですが、非常に調整が困難でした。それに比べると歯科医院で歯型を取って、模型を起こして作ったものは簡単に外れることもなく、違和感も少ないです。
是非、コンタクトスポーツをされている方は、外傷予防のためにもスポーツマウスガードを作ってみませんか?
(写真の掲載は患者さんの同意を得ています。ボクシングをされている患者さんですが、簡単に外れることもなく違和感も少ないです。)
2017/06/05
2017/06/04
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯診療を得意として、24年間頑張っていますが、最近、考えさせられることは入れ歯の人と言っても、全員が総入れ歯ではなく大抵は部分入れ歯であります。となると、1本以上は歯が残存しているケースが多いです。その1本残存している歯を守るように僕らは患者さんに口腔衛生に関心を持ってもらわないといけないと思います。
大変おこがましい事を言いますが、今まで、自分で作った部分入れ歯で、患者さんは痛みもなくご飯も食べれるという事に満足してしまい、それを良い状態で維持するという事に、あまり力を込めてなかったのかもしれません(もちろん、今までも口腔衛生に関して言うべきことは言っていましたが。。。)。その結果、さらに歯を抜くことになりお使いの入れ歯に増歯して、傷が治ったら新製する。。。これって、どうなんでしょうか。。。
僕は入れ歯を作ることに、生きがいを感じていますし、入れ歯が入って患者さんが笑顔になってくれることで凄く楽しく思いますが、自分の作った部分入れ歯を再度作り直すことは正直、あまりやりたくはないです。でも、患者さんの自分の歯が抜けてしまったら、やらないわけにもいきません。それなら、部分入れ歯の患者さんでも、それ以上歯がなくならないように徹底的にケアしていきたいですし、患者さんにも日常のブラッシングや口腔衛生にも関心を持ってもらわないといけません。
是非、「入れ歯だから他の歯が抜けてもまた、作り替えればいいや。」という軽い気持ちは正していただき、入れ歯になったとしてもそれ以上、歯を失わないように患者さんと2人3脚で頑張っていきたいと思います。諦めずに一緒に頑張りましょう!
2017/06/03
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
総入れ歯で、歯もないし痛みもないから定期健診に来られない方が何人かいます。でも、歯がなくなっている歯茎は必ず経時的に歯茎が吸収してきます。いわゆる痩せてくるという事です。入れ歯が緩くなって、にっちもさっちもいかなくなってから来院されても、なかなか元のように維持力を発揮させるのは大変です。中には作り直しになってしまうケースも少なくないです。そうならないためにも、できれば3カ月に1回の定期健診には来ていただき、診査と調整をさせて頂けたらと思います。
(写真の掲載は患者さんの同意を得ています。3ヵ月に1回の定期健診に欠かさず来られている総入れ歯は、キレイな状態で長持ちしますよ。この方の入れ歯は新製してから2年半経過してもキレイです。)
※本日の診療は、午前の部のみです。午後からは、外部講師を招いて院内研修を行います。そのため、午後の部は休診となります。