2017/05/24
2017/05/24
2017/05/23
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
最近、セカンドオピニオンを求めに当院に来意する患者さんが多いです。主に入れ歯の相談が多いですね。総入れ歯やそれに近い入れ歯は範囲が大きくなるのですが、その大きさを小さくして、飲み込みのしやすいものにしてほしいという事や、部分入れ歯のピンク色の床を全部取ってほしいという事も言われます。
違和感などを抱えているお気持ちはわかるのですが、あまり大きくそれを削って取ってしまうと入れ歯の維持力が劣ってしまい、すぐ外れてしまうというようなリスクを抱えることになるのですね。患者さんのご希望を叶えるために、できるだけのことは致しますがそのあたりは、慎重にさせてくださいね。
2017/05/23
2017/05/21
2017/05/21
2017/05/21
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
どうしても長年、大学で入れ歯診療に携わっていると、学問通りに診療を勧めることに傾注してしまいます。もちろん大学で教えていただいたやり方が最高にいいと思っておりますし、入れ歯診療に王道はなくそれを忠実に段階を追ってやることが一番大切だと思っております。でも、時折、学問通りに行かない事というのが何例か出てきます。
例えば、患者さんの審美的な感覚での人工歯の排列位置だったり、重度虫歯による多数歯の残根と言われる歯を保存しての入れ歯だったりします。できるだけ要望は汲み取っていきますが、あまりにも許容量を逸脱する場合は、患者さんにハッキリそれは無理ですと言うようにしております。でも、患者さんが納得いく説明でないといけませんよね。だから、当院では入れ歯製作の説明にはかなりの時間をかけて説明させていただいています。
2017/05/20
2017/05/20
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
先日、部分入れ歯を初めて入れたという方で、あまりの異物感に戸惑いがあったようです。でも、次の調整の時にはニコニコしながら、「先生、全然大丈夫です。よく噛めてます。」と仰っていただけましたよ。入れ歯はどうしても違和感は否めなく、なかなか自分のモノになるまで大変ですが、個人差も大きいです。でも、使わないことで起きてしまう残存歯の過剰負担やそれに付随する、歯周病の悪化等を考えると使用していただくことが最善かと思われます。痛み等があれば早めに歯科医院で診てもらった方が良いのですが、単なる違和感は患者さんの使用する努力で解決することが多いと思います。
入れ歯は着脱式のため、固定式のインプラントやブリッジとは着け心地が全く違います。でも、衛生面から考えると入れ歯の方が分があり、きちんとした清掃法を心掛ければ、多少の歯周病も良い状況にまで持っていけるかと思いますよ。お悩みの方はご相談ください。
2017/05/19
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
一つの入れ歯を製作する上で、それに対する労力はかなりかかります。チェアサイドで行う処置よりも、技工サイドで行う事の方が時間的にはかかると思います。入れ歯の製作過程の中でチェアサイドで行う処置というのは、この技工操作をやりやすくするための基準作りなのですね。ですから、チェアサイドで行う型取りは解剖学的な基準を必ず網羅していなければならないし、咬み合わせ取りも生解剖理学的な基準から提示しなければなりません。。。
かなり難しい事ですし、審美的な要素も複雑に絡むので大変ではあります。それでも、歯科技工士さんが人工歯の排列や歯肉形成などをやりやすいように配慮して、技工士さんからも信頼を得られるようにしなければならないと常々思っています。