入れ歯 新潟市

院長ブログ

新潟市の歯医者・歯科・入れ歯・スポーツマウスガードなら「りんご歯科医院」

総入れ歯の咬合関係



総入れ歯に近い場合の咬合関係は、一般的に両側性平衡咬合といいます。奥歯で咬んだときに臼歯部に咬合力がかかり、前方、左右に顎を動かしたとき全部の人工歯が接触して誘導し、離れるときは全部の人工歯が離れる咬合様式です。(ちょっと言い回しが適当でないかもしれませんが)
この咬合様式をチェアタイムで完璧にするのはちょっと厳しいです。厳密にいうとかなり難しいですから。。。でもこれが完成した総入れ歯はよく咬めますし、良いものになると実感していますよ。
今日は水曜日で本来ならば半日ですが、一日診療となります。変則日程ですが何卒よろしくお願いいたします。


総入れ歯製作のための前処置



総入れ歯を新製するためには度々前処置を行わなければならないことがあります。例えば、フラビーガムといって粘膜がブヨブヨしてコンニャク状になっている場合は、それの除去が必要なことがあります。(大概はしないで済みますが。。。)また、入れ歯の咬合高径が下がっている場合は適正なものにしなければなりません。様々なことが考えられますので、今使用している入れ歯を直すことから始めることが多いですね。そんなことをしなくてもいいから早く作ってくれと言う方が多いですが、今悪い所を概ね直してからでないと、上手くいかないことが多々あることをご理解していただけたら幸いです。


本日は午前の部のみの診療です



今日は月曜日ですが、大学への出張があるため、午前の部(10:00~13:00)のみの診療になります。僕は大学病院の非常勤講師を兼任しているため、大学へは水曜日の午後に行くことが多いですが、今回はある会議にも出席するため午後の部を休みにすることにしました。大変ご迷惑をお掛けしますが、何卒ご了承お願いいたします。
なお、今週の水曜日は一日診療となりますので、何卒よろしくお願いいたします。


昨日、てんめい健幸交流会に参加しました



昨日、てんめい健幸交流会に講師として参加してきました。これは、地域の人により健康になってもらおうとした公的な交流会です。歯科以外に医科の先生や体操のインストラクター、カイロプラティックや市議会議員の先生が持ち回りで講師として地域の方々に健康についてお話し、予防に役立ててもらおうという主旨で行っています。
僕は、口腔内の健康についてお話をさせていただきました。熱心に聞いていただき、質問が活発に行われて大変有意義でしたよ。僕ら歯科医師は、どうしても他業種の人等と話す機会が少なく、皆さんが歯科に対してどのような関心を持っているのかなかなか解りません。もっともっと積極的にこのような会に出席したいと思います。


今日の診療は午前の部で終わります



今日の診療は、午前の部のみで終わります。午後は3ヶ月に1回行っている地域住民の方たちとの講演会に講師として参加させていただきます。少しでも口の中の健康に興味をもってもらえたら嬉しいです。地域の方たちに益々健康になっていただくために、微力ながら頑張っていきたいと思います。
そのため、本日の診療は午後1時までとさせていただきます。ご迷惑をお掛けしますが、何卒よろしくお願いいたします。


当院は予約制です



当院は予約制を取らせていただいています。これは極力患者さんをお待たせしないことを考えてですし、どうしても時間がかかると思われる処置は、必要な時間を確保するためには必要と思うからです。
昨日も歯が痛いので診てほしいと飛び込みで来られた患者さんがおりました。その時間は、時間がかかる患者さんがいたので「当院は予約制で、これから予約の患者さんがかなりおりますので、お待たせすることになります」と受付でスタッフが言いました。その人は、非常に残念そうに帰っていったとのことです。。。本当に痛みを抱えている人に対して申し訳なく思います。しかしながら、ベルトコンベア式に患者さんを診ていくことは僕はしたくないですし、これからもやるつもりはありません。そうされた患者さんはかなり不快になりますものね。(僕だったらそう思います)
どうか、この意図を解っていただけたら幸いです。どんなに痛みがあって急を要する場合でも、まずはお電話を入れていただけたら幸いです。


歯が欠損すると歯茎は痩せます

     

歯が欠損すると経時的に歯茎が痩せてきます。そのため入れ歯を新製して、その時は凄く適合が良くても、使用期間が長くなるにつれ緩くなってきます。これはどうしても誰にも止められないのですね。従って、入れ歯が調子よく使えてもいつかは安定が悪くなる可能性が高いです。(個人差はありますが。。。)ですから、例え総入れ歯の方でもかかりつけの歯医者さんへ定期健診に欠かさず行って、適合状態を調べていただいた方が良いですよ。もし、その時に緩くなっていれば調整はわずかで済みますし、かなり大きく痩せていても裏打ちをしてもらえば作り直さなくてもいい可能性が高いですからね。


入れ歯にならないために。。。



多数歯欠損になると、処置のファーストチョイスはやはり入れ歯になることが多いですね。自分の歯がなくなることは誰もが嫌な気持ちになるのは当然ですよね。多くの歯科医師ができるだけ抜かないで予防できることを願っていますよ。皆様もかかりつけの歯医者さんで、点検とクリーニングに必ず行ってくださいね。自分での歯磨きだけですと、どうしても磨けない部分ができるのは否めませんから~。


電話での問い合わせで困ること



電話で問い合わせをしてくる方が最近多いです。入れ歯が壊れたのでどうしたらいいかという事を聞いてくるのですが、どの程度の大きさでどのように壊れているのかが、電話だと全くわからないのですね。まして、こちらで製作したものでなければ見当もつきません。入れ歯治療に限らず、他の治療でも同じことがいえますね。
ご足労をかけてしまいますが、その際は電話で予約を取って、一度入れ歯の状態を確認させていただきたく思います。


入れ歯の調整で大切なこと



新製した入れ歯をセットするときは、患者さんからの不満はあまり聞かれません。その時は、皆喜んで帰られることが多いです。仮合わせの時に歯並びや咬合はある程度確認済みなので、調整がわずかで済むケースが多いです。でも、次回の調整時に患者さんの感想を聞くときは、ちょっと緊張感があります。やはり入れ歯は使用してみないと解らない部分があるのですね。この時の調整はかえって時間がかかりますね。極力、患者さんが満足いくまで徹底的に頑張る所存ですが、患者さんも自分のものになるまでは多少時間がかかることはご理解してくださいね。