入れ歯 新潟市

院長ブログ

新潟市の歯医者・歯科・入れ歯・スポーツマウスガードなら「りんご歯科医院」

総入れ歯の審美性



ある意味、総入れ歯は究極の審美治療かもしれません。なぜなら、自由に歯の色、理想の歯並びに人為的に作ることができるからです。残存歯があると、その歯の並びや色を考慮していかなければならないものを、完全に無視できるので自由度が高いのですね。(決してそれを推奨しているわけではありませんよ。総入れ歯は、様々な違う問題を抱えやすいですから。。。)
従って、総入れ歯の仮合わせの時はかなり慎重に行っています。やはり作るなら、患者さんに気に入ったものを入れていただきたいと思いますものね。(実際その方が、患者さんも使えるように努力してくれますからね)


歯周炎の対応について



抜歯をしなければならないケースは、重度の虫歯や歯根破折がありますが、圧倒的に多いのが歯周病です。歯周病はプラークという細菌の塊が起こす病気ですが、割と症状がなく慢性的に進行していきます。これが急性化するとかなり痛く腫れが出ることがあります。
予防や治療法に一番大切なのはブラッシングですが、なかなか治りにくいのが特徴です。また、そのような方は歯石が大量に付着しているケースが多く、歯石がついているとプラークの足場になるため、除去する必要があります。重度になればなるほど歯ぐきの中の歯根にも付着しているため、除去が難しく時間がかかります。場合によっては、麻酔をして歯茎を開いて除去しなければならないケースもあります。
歯周病と糖尿病、心臓病、早産との関わりが明らかになりました。全身の健康のためにも気になる方は早めに歯科医院で正しいブラッシング方法と歯石除去をしていただけたらと思います。
(写真は歯周病で、来院された患者さんの口腔内の写真です。ピンセットで触っている部位は、動揺が大きく保存できず抜歯となりました)


医院のボールペン



当院では2年ほど前から、治療期間が長くなった患者さんや、リコールに来ていただいた患者さんに、当院特製のボールペンを治療完了後に差し上げています。このボールペンは当院を少しでも覚えていただけたらという思いで製作したものですが、結構書きやすいと評判がなかなかいいです。(実際、製作するのにちょっと高額でしたし)

この地域は、オフィス街ということもあり他県からの単身赴任で居る方が多く、新潟市出身で市内に住んでいる方は少ないようです。そのためか、リコール率はあまり高くないかと思います。
それでも、その方の心にこの歯科医院を覚えていてほしいですし、そのためにこのボールペンが役に立っていると信じていたいです。


ホームホワイトニングトレーの製作



ホームホワイトニングの依頼が最近多いです。やはり地域柄会社員やOLが多いからだと思います。当院では、オフィスホワイトニングは行っておらず、ホワイトニング希望の方はカスタムメイドのトレーを製作し、その中に適量の薬剤を置いて就寝し、最低2週間ほどしてもらうと、かなり歯が白くなりますよ。
トレーを製作するのに型を取り、模型を起こしてから写真で示すバキュームフォーマーを使います。これで透明な柔らかいシートを圧接して成形、トリミングします。この操作は全て自分で行っていますので、低価格に設定してますよ。(上下顎セット14,000円~、片顎のみ7,000円~。税抜)


即時義歯のセット



今日の午後に、即時義歯のセットがあります。即時義歯とは、抜歯をする前に型取りと咬み合わせを取り、あらかじめ入れ歯を作っておいてから、抜くべき歯を抜歯して、入れ歯をセットするわけです。だから、即時義歯というのですね。抜歯後傷が治ってから入れ歯製作をするのが通常のやり方ですが、多数歯にわたる場合、それを待っていると咀嚼や審美性に問題が生じます。この問題を避けるために操作が必要なケースが出てくるわけですが、なかなか難しくいいものができるとは言い難いです。なぜなら、抜歯後の治癒回復の状態を予想して入れ歯に接する内面を調整しますが、あくまで予想ですし、咬み合わせのコントロールも抜歯時の麻酔が邪魔をします。
でも、患者さんの希望がありますし、何とかいいものが入るように、精いっぱい努力していきたいと思います。
(写真は、本日セット予定の即時義歯です。ビニールの袋に入っているため、見にくくてすいません)


ゴールデンウィークに参拝



ゴールデンウィークに、長岡市の高龍神社に歯科医院の経営向上のための参拝に行きました。その際、お社に向かう蛇に遭遇しました。確かここの神社は、白蛇が龍になった神様が祭られています。縁起がいいなと思い写真を撮りました。(遭遇した蛇は白蛇ではありませんが)
どうか、皆様にも良いことがありますようにと思い、このブログにアップしますね。
りんご歯科医院は7日(木)から通常通り診療を行います。充電期間が終わりましたので、益々頑張っていきたいと思います。


ゴールデンウィークは読書



今日から、ゴールデンウイークですね。当院もお休みです。技工もほぼ終わりましたので、実家の埼玉県に帰省します。この連休は特に大きな予定はありませんが、歯科医院経営のための本を読もうと思っています。

写真は以前もブログに書いた本ですが、歯科の経営セミナーで勧められた本です。熟読すると、この本面白いなぁと思いました。実はこの本は20年前に実家で見たことがあり、5歳離れた兄が読んでいました。その時も兄からこれ面白いから読んでみなと勧められましたが、全く面白味が解らなかったですね。

でも、この年になって人生とか歯科医院経営を考えるようになり、いろいろ悩むようになった現在、この本は最高のアドバイスをくれるように思いますよ。この本に出会えて本当に良かったです。
さて、ゴールデンウイークは何を読もうかな。また、いい本に巡り合いたいです。
(5月3日(日)~6日(水)までりんご歯科医院はお休みとなります。ブログもお休みとなります)


歯科医師として毎日欠かさず続けていること

 

僕はこの7年間、毎日続けていることがあります。人にあまり言うこともなくコツコツ続けています。(診療日だけですが)
それは、診療日記を付けていることです。内容はその日の診療についてですが、2つのポイントに分けています。診療内容として一つは良かった点、もう一つは悪かった点に分けてます。そして、内容に対してまるで反省文を書いた生徒に学校の先生が示唆するかのようなコメントを書いてます。(それぞれほんの2~3行程度ですが)

こうすることで、単なる愚痴や反省文にならず前向きになるので、後で追加して書くようになりました。たまに二日酔いで書けない日もありますが、次の日の朝には書くようにしていますよ。日記には個人名が書かれているのでお見せすることはできませんが。
書く内容は、診療の手技的な内容がほとんどです。歯科診療に同じケースはないですが、似たようなケースは多くあり、失敗を繰り返さないためにも書き留めておいた方がいいなと思い7年ほど前から始めました。こうすることで、診療をしていて「あっ、これは前にもこんなことがあったな」と思い出すことができて失敗を回避できますね。(たまに繰り返すこともありますが。。。)

大学院生の頃、従事していた教授から「昨日より今日、上手くなっていないと努力していないということなんだぞ」って言われたことを、最近よく思い出します。上手くなっているかはわかりませんが、このことを言ったら教授は喜んでくれるかなと思います。

そういえば先日、妻からあるスーパードクターといわれる外科医が似たようなことを30年続けているのを雑誌か何かで紹介されたそうです。その人は研修医時代から続けていたそうです。僕は研修医の頃は全くこんなことはやっておらず、まだ7年程です。あと23年継続しなくちゃ。そうなると70歳近いですが。。。


当医院のシンボルマーク



当医院のシンボルはこのマークです。当時5歳の娘がデザインしてくれました。りんごに名づけたのも、覚えやすいことと、実父の実家が青森県でりんごを栽培していたことから決めたのです。(父はこのネーミングに対して、あまり賛成してくれませんでしたが。。。)
僕はこのシンボルマークを毎日見て「今日も患者さんのために頑張ろう」と決意して仕事をしてますよ。


新人歯科衛生士を迎えて、1ヶ月経って思うこと



新人衛生士が当院に勤めるようになって、早くも1ヶ月過ぎようとしています。彼女たちも、当院の雰囲気に慣れてくれて嬉しいです。朝の研修は5月も続きますが、益々元気に頑張ってもらいたいなと思います。

当院は「一診一笑」をポリシーに掲げ、患者さんとのコミュニケーションを最重要視しています。最初は患者さんに話しかけることを躊躇していましたが、最近は見違えるように話をして、患者さんとコミュニケーションを取れるようになりました。技術面の上達も著しいですよ。本当に、大切に育てていきたいです。
(向かって左2人が新人衛生士です。右は指導をしてくれるベテラン衛生士です。他に3人スタッフがいますが、みんなりんご歯科医院の宝です)