入れ歯 新潟市

院長ブログ

新潟市の歯医者・歯科・入れ歯・スポーツマウスガードなら「りんご歯科医院」

今日から新潟祭りです



当院がある東大通は、新潟祭りの一環として今日の夜は大民謡流し、明日は住吉行列との併催で川端行列があります。そして、明後日はフィナーレを飾る花火を見ることができます。(当院から花火を見るのはちょっと厳しいですが。。。)

そのため当院も午後5時には閉め、祭りに参加します。今日は、ある異業種団体の一員として民謡流しに参加します。
明日は、川端行列に参加するので、当院は休診となります。ご迷惑をお掛けしますが、何卒ご了承ください。

地域の方と交流を深めることができるのは、このような時ぐらいですので、楽しんでいきたいと思います。
(写真は、昨年の大民謡流しに参加した時の、異業種交流会の仲間の写真です。当院が集合場所でした)


入れ歯のバネがかかる歯が、抜けた場合の処置

 

入れ歯のバネがかかる歯が抜けてしまった場合はそのままでいることはできないと思います。入れ歯は、バネをかける歯を失ったがために動揺や脱離をしてしまうでしょうし、バネが浮いた状態になるので、お口の粘膜に引っかかると傷をつけてしまうと思われます。
その際は、増歯といって抜けてしまった天然歯の代わりに人工歯を足します。そうして空隙を埋めて、なんとか咬合できるようにするのが一般的かと思います。でも、その場合、異種材料で後付けのようにして歯を補うため、つなぎ目の部位はあまりきれいにならないことが多いですし、根本的に作り替えなければならないケースが多いと思います。
もし、このようなことになってしまった場合は、早めにかかりつけの歯医者さんにご相談ください。
(写真は入れ歯のバネが天然歯の脱落で浮いてしまい、口唇部の内面を傷つけてしまったことで感染を起こして腫れた様子です)


総入れ歯でも定期検診は必要です



総入れ歯なら自分の歯が1本もないから、定期検診は行かなくてもいいと思われている方が多いような気がします。でも、それは大きな間違いだと思います。入れ歯を長く使用したいのなら、せめて半年に一度はかかりつけの歯医者さんに、異常がないかチェックされた方が良いかと思いますよ。
歯を失った歯茎は時間とともに吸収していきますし、少しずつ咬み合わせが変化していきます。何せ人工の歯は天然歯より柔らかく、摩耗していくのが早いですからね。ほんの少しの調整や指導で長持ちするなら、患者さんにとってメリットはもの凄く大きいのではないかと思いますよ。
(写真は半年に一度、定期健診に来られている方の総入れ歯の調整中のものです。4年間使用していますが、まだまだちょっとの調整だけで大丈夫です)


朝礼前の自習

 

当院では、毎朝朝礼を行っています。朝礼の前に、新人衛生士が技術向上のためベテラン歯科衛生士に指導を仰ぎながら相互実習をしています。これも、先日の沢口 由美子さんにプライベートレッスンを受けて、モチベーションが上がっているからだと思います。
新人の衛生士達は、非常に真面目で向上心に満ち溢れています。このようなスタッフと一緒に仕事ができて、私は幸せですね。


スポーツデンティストとは



僕は今年、日本体育協会と日本歯科医師会が勧める公認スポーツデンティストの候補者として、2年にわたり講義を受講します。この制度は恐らく4年程前から始まり、まだ公認資格を持っている方は新潟県で2、3人しかいないはずです。何せ、毎年倍率が10~12倍ほどあり、この受講資格を取るのにもある程度実績がないと振い落されてしまいますから。ぼくは、3年連続で選考から漏れてしまい、今年も連絡がなかなか来ないため、またダメなのかと諦めかけていたのですが、先週受講資格が届いたのをこのブログで紹介いたしました。

公認スポーツデンティストとは、主にマウスガードを使用してスポーツ時の外傷予防を図ることが主ですが、マウスガードもスポーツの特殊性からいろいろなタイプを考慮しなければなりませんし、筋力との関連や全身との関わり、全身生理学、予防医学の知識がないとダメなのですね。
僕は大学病院に勤務していた頃スポーツ歯科外来の医長をしていた経験があるので、是非この資格をとって、スポーツ界にも貢献することができたらいいなあと思っております。
(写真はマウスガードを製作中の写真です。半透明のシートを使用して製作しています)


愛犬の死が伝えたもの



僕を支えてくれた愛犬の小町が、一昨日亡くなりました。11歳7ヶ月でした。約2ヶ月ほど前から体調を崩し始め、ここ2週間は餌も水もほとんど摂取できなくなり、尋常じゃないほど苦しんでいました。獣医さんからかなり悪いことは聞かされていましたが、何とか生きてほしい心と、苦しんでいる姿を見たくない心が僕の中でぶつかっていました。

安楽死か自然死、この究極な選択を前にして、心が痛みました。いろいろ紆余曲折を経てきましたが、娘が泣きながら「小町を生かしてあげて。私が一生懸命、面倒を見るから。小町は治るよ」と僕に言いました。娘の純粋な気持ちに心が完全に動かされ、僕らは最期の時まで一緒にいることに決めました。それから2日して小町は眠るようにして息を引き取りました。僕は医院で仕事をしていたため、その時を見ることはできませんでしたが、最後まで生きる姿勢を示してくれましたよ。

安楽死か自然死、どちらが良かったのかはまだ解りませんが、結果として我が家で最期を迎えられたのは小町としては幸せだったと思います。命の重さや尊さは、これまでの過程で娘にも伝わったと思います。

娘の将来の夢は獣医になることだそうです。これは小町が元気な時から言っていましたが、小町を火葬後、娘が「私、いっぱい勉強して獣医になる」と言った言葉が忘れられません。親として、このような経験を積んだ娘はきっといい獣医さんになると、親ばかですが思いました。

僕ら歯科医師は患者さんの生活の質に深くかかわりますが、正直、生死に関わるようなことは直接的には少ないです。でも、この問題は永遠の課題かもしれませんが、考えていかなければなりません。いや、医療関係者だけでなくすべての人に言えることだとも思います。答えは出ないでしょうが、これを考えることで命の大切さだけでなく、老化を進行させない、病気にならない、怪我をしないためにはどうしたらいいのかも一緒に考えなければいけなくなるのですからね。
小町、今まで本当にありがとう。俺、頑張ります。


シングルデンチャーは難しい



上顎のみ全ての歯が欠損で、下顎はほとんど残存しているケースはけっこうあります。予想するに、そのような方は重度の歯周病があり、咬合力がかなり強いと思われます。そのため、下顎の歯が相方の歯周病に罹っている上顎の歯を突き上げ、動揺を大きくしたため抜歯になったのではないかと思われます。
このような方は上顎のみ総入れ歯を製作していくわけですが、相方の歯がほとんど残っているためその歯並びに気を使いながら人工歯を排列するので、自由度が狭まります。咬合力がかなり強いので、粘膜負担の総入れ歯は歯ぎしりなどすると脱離しやすく不調和が出やすいです。このあたりを患者さんによく説明し、無理な食材は細かくして食べるような工夫が必要なことを常に説明するようにしておりますよ。


医院の壁に飾る新潟弁手ぬぐい

 

3番目のデンタルユニットが置いてあるところは、ほとんど壁で覆われており、面白みに欠けるというスタッフの意見がありました。僕は何なら絵でも飾ろうかなと思っていたら、スタッフは新潟弁が書いてある手ぬぐいを貼りましたよ。この地域は転勤族が多いため、そういう人たちにはもしかして受けるかもしれませんよね。遊び心があっていいなあと思う朝です。


冷たいおいしい水をどうぞ



当院の受付で、冷たくておいしい水を提供できるようにいたしました。外気温が35度もある中を歩いて当院まで来てくれるのですから、サービスがあってもいいかなと思いました。(この発案はスタッフからなのですが。。。)熱中症対策にも良いですからね。
簡単なもので申し訳ないですが、ジャグに冷たくした市販のおいしい水を入れてあります。お立ち寄りの際は一杯どうぞ。


企業歯科健診



当院では、企業から依頼があれば歯科健診を行うことが可能です。本日、医院をお休みにさせていただき、小千谷のある企業に健診業務をしてきました。ここは酸を取り扱う企業なので、主に酸蝕症を注意して診てきました。特に問題がある人はいなかったので、良かったと思います。