2023/04/23
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
総入れ歯のケースでよく見かけることですが、上顎の歯が全部無く、下顎の歯はほとんど残存しているようなケースを見かけます。
恐らくこれは、元々、歯周病はあったのでしょうがそれだけが原因でなく、恐らく強い咬合力があったのでしょうね。
これを咬合性外傷と言いますが、顎運動の際に動くのは下顎です。
その際の力が強くて上顎の歯が揺さぶられてしまい、歯が動き、そして歯周病も手伝って歯が抜け落ちてゆく。。。
このような人は割と咬筋という筋肉が発達していてその顔貌はエラが張っているように思われることが多いものです。
この場合、総入れ歯になると非常にやっかいですね。
歯を抜くと歯槽骨という歯を支えていて骨は吸収し、痩せていきます。
上顎の場合、口唇頬側の方から吸収が起こります。
しかしながら、下顎はほとんど歯が残っているためその吸収があまりないです。
そのため、下顎の残存歯を基準に正常咬合にしようと歯を並べていくと本来咬合圧を請け負ってくれている歯槽頂よりも頬側に外れて歯を並べることになります。
そうなると、咬んだときに上顎総入れ歯の中央部分に応力がかかるようになり、真ん中で割れます。
そうならないようにするためには、臼歯部の咬合関係を下顎臼歯の内側に人工歯を排列する交叉咬合排列をしたりして対応します。
しかしながら、この排列方法で歯を並べると舌の感覚が正常咬合と違うということがあって発音や嚥下に問題が出たりすることもあります。
やはりできることなら、正常咬合で並べてあげた方が舌感は良いかとは思いますが、保険診療では以上の理由からこの入れ歯が割れてしまいやすいという問題が必ず出ますね。
それを回避するために、口蓋部分の入れ歯の床部分を厚くしたり補強線という物を入れ歯の内部に入れたりしますが、それで問題が無くなることもほぼないですね。。。
口蓋部分の厚みが増すと、それこそ違和感の方が大きくなりますから。
このような人には、自由診療とはなりますがチタンという金属を使用した金属床入れ歯がお勧めではあります。
チタンという金属は非常に軽く、強度も強いです。
アレルギー反応も出にくい素材です。
金属床入れ歯でよく使われるコバルトクロムだと重さがあって、上顎に使用すると落ちやすくなり貧弱な顎堤には不向きですね。
このようなケースの場合は、チタンを使用した入れ歯でかなり解決できると思いますので気になる方は、是非、ご相談くださいね。
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歯科の医療費控除とは
2023/04/22
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯が合わなくて困っている人は多いものですね。
確かに自分の歯とは同じものには正直、なりえませんものね。
義手や義足と同じようにあくまで、人工物です。
どんなに良い入れ歯をセットしたとしても、元々健康な歯があった時のものと比べて、その咀嚼能力は30%ないという報告もあります。
でも、その入れ歯がなければもっと咀嚼しにくい状況になるのですから、全身の健康にとっても入れ歯がないままで放置という訳にはいかないと思います。
僕ら歯科医師は、全部の歯を失ってしまってもその方に総入れ歯を作ります。
その総入れ歯を何とか使用してもらえるために、様々なテクニックや咬合理論をもとに人工的に咬み合わせを付与しているわけです。
そうやって入れ歯の維持安定を図り、患者さんのお口の中で機能できるように頑張っています。
相当難しい欠損症例の人もいますし、なかなか思うようにいかないという人は現実にはいます。
でも、極力、満足していただけるように日々、努力していますよ。
患者さんの方にも努力を強いるところがあるかもしれませんが、より良いものになるように一緒にが頑張りましょうね。
2023/04/21
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
総入れ歯を自由診療で作るならば、おそらく金属床というものになっていることが多いと思います。
この金属床というのは上顎の場合は、口蓋部分が大きく金属で覆われており、下顎は舌に接する部分が金属で覆われていることと思います。
この入れ歯のメリットは金属であるため粘膜に接する部分は熱の伝導性が非常に良いです。
また、その部位は薄くできるため、違和感は少なく発音や食物の飲み込みにも違和感が少ないものです。
総入れ歯の場合、入れ歯の維持と支持は粘膜で負担することになるので、自由診療にしろ保険診療にしろそれなりの面積が必要です。
そうしないと、入れ歯は簡単に外れてしまい良いことがありません。
ただ維持のためにその面積は変えられないにしても、入れ歯の厚みを変えることによって患者さんの違和感は相当改善できるのは施術していてよく感じます。
金属床にすることで、わずか数ミリかもしれませんが、その差は本当に違いますね。
使用する金属にも種類が何種類かあり、当院ではゴールド、チタン、コバルトクロムの3種類を提供できます。
もし、今まで保険の総入れ歯を入れていてそのような所にお悩みがあったりするならば、作り替える際には一度説明を聞いて判断していただけたらと思います。
入れ歯は毎日の生活の中で使用していかなければいけないものです。
「生活の質の向上」に向けても良いものと言えるかと思います。
丈夫で長持ちできるようなものという意味でも、この金属床入れ歯はお勧めです。
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歯科の医療費控除とは
2023/04/19
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入れ歯を入れて、痛みを感じるのならば無理に使用しないで早めに歯科医院に行って調整してもらいましょう。
また、入れ歯の歯が取れてしまっていたり、バネが壊れているようならば、それは修理や増歯という処置が必要です。
そのまま使っていると、さらにひどく壊れてしまい良いことがありませんからね。
場合によっては修理も利かないほど壊れてしまう可能性もありますから、本当に注意が必要です。
いずれにしても、入れ歯に痛みを抱えていたり、不調和があるのならば、早めに歯科医院で調整なり修理をしてもらいましょうね。
そして、作り替えるのであれば壊れにくい金属床の入れ歯なども検討してみたらいかがでしょうか?
この金属床入れ歯は床と言われるピンク色の部分が金属に置き換えて作られます。
上顎だったら口蓋部分、下顎だったら舌側部分を金属にします。
目立つことはなく、薄くなることによって違和感も少ないものです。
再製作されるのであれば、考えていただけたらと思います。
2023/04/17
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯が合わなくて困っている人は多いものですね。
確かに自分の歯とは同じものには正直、なりえませんものね。
義手や義足と同じようにあくまで、人工物です。
どんなに良い入れ歯をセットしたとしても、元々健康な歯があった時のものと比べて、その咀嚼能力は30%ないという報告もあります。
でも、その入れ歯がなければもっと咀嚼しにくい状況になるのですから、全身の健康にとっても入れ歯がないままで放置という訳にはいかないと思います。
僕ら歯科医師は、全部の歯を失ってしまってもその方に総入れ歯を作ります。
その総入れ歯を何とか使用してもらえるために、様々なテクニックや咬合理論をもとに人工的に咬み合わせを付与しているわけです。
そうやって入れ歯の維持安定を図り、患者さんのお口の中で機能できるように頑張っています。
なかなか合わず、相当難しい欠損症例の人もいますが、極力、満足していただけるように日々、努力していますよ。
患者さんの方にも努力を強いるところがあるかもしれませんが、より良いものになるように一緒に頑張りましょう。
2023/04/16
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯が自分の思うようにならない人は少なくないです。
特にいきなり大きな欠損に対して、大きい入れ歯が入る場合は慣れるのに相当時間がかかります。
中には入れ歯を入れることを諦めてしまう人もいます。
本来はそうなる前に少しずつ歯がなくなったはずかと思いますが。。。
その際に小さい入れ歯から入って、最終的に大きな欠損ができた場合は、既存の入れ歯を修理したりして使うようになったはずなので大きな入れ歯にも対応しやすいということはあると思います。
だからこそ、1、2本の欠損があっても入れ歯を作るのは面倒だからとそのまま放置している方は絶対に良くないです。
もちろん入れ歯になることを前提として言っているわけではありません。
ならない方がいいのですが、放っておけばもっと大きい欠損になりやすいですから要注意です。
是非、歯の欠損をそれ以上大きくしないためにも、歯科医院で相談しケアをしてもらうようにしましょう。
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2023/04/15
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先日、まだお若い男性が上顎前歯4本を欠損されている方が来ました。
そこには保険診療内で製作されたと思われる入れ歯が装着されていました。
欠損部の後の歯にクラスプという金属のバネが掛かっています。
これは、もちろん保険診療内では問題ない設計で金属のバネを使用しないわけにはいきません。
このクラスプがないと入れ歯の維持は上手く行きませんからね。。。
しかしながら、その入れ歯はあまり適合は良くなく、審美的にもきれいとは言えない感じでした。
患者さんは、作り替えたいようでしたが前歯に金属のバネが見えるので、見えないようにしてもらいたいとの希望がありました。
そのような方の場合、当院ではノンクラスプ入れ歯をお勧めすることが多いです。
ノンクラスプ入れ歯は金属のバネの代わりに特殊な樹脂で製作されたものが歯と歯茎の境目に乗ります。
少し歯を覆いますが、金属のバネのように目立つことはないですね。
でも、この入れ歯は保険診療内で製作することはできません。
しかしながら、金属床の入れ歯に比べたら割と安価に設定されているのではないかと僕は思います。
僕は、その患者さんに「このノンクラスプ入れ歯は今まで金属のバネが掛かっていた部位に金属のバネに変わってピンク色の床と言われるものが残存している歯の歯茎を覆います。金属のバネを使用しないので非常に審美的です。保険で使用されているものと違って、柔らかい素材で弾力があります。出し入れする時は弾力があるためそれが維持にも役立ったり、外すときにも楽に外せます。」と言いました。
その患者さんには、このノンクラスプ入れ歯が非常に魅力的に感じられたのでしょうね。
すぐにこのノンクラスプ入れ歯を決断してくれましたよ。
しかしながら、このノンクラスプ入れ歯が全ての症例で適応ということはありません。
歯周病がある方で残存歯に動揺がある方には、この弾性による把持力が裏目に出てしまい着脱する際に歯を揺さぶって引き抜きの力が働いてしまうこともあります。
そうすると歯の動揺がさらに強くなったり、場合によっては、その引き抜き作用により抜歯されてしまうこともあるようですよ。
そのようなことがないようにするために、歯茎の点検は必須であるかと思いますし、動揺がすでにある方には不向きなものと思います。
ご希望の方は、その辺りもしっかり診査してから、製作に入るようにお勧めいたしますよ。
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☆採用条件→https://www.ringo-dental.jp/recruit-dh/
2023/04/14
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入れ歯の適応としてはどんな欠損様式でも対応できると思います。
歯の1本欠損から全ての歯を失ったとしても、対応は可能です。
場合によっては顎の骨を一部失っても、製作できますからね。
ブリッジやインプラントではどうしても欠損様式や骨の状態によっては無理というものがありますからね。
でも、その欠損様式で歯が1本だけないだけで入れ歯をファーストチョイスとするのかというとそんなことはないですね。
入れ歯は粘膜に乗っかっている状態ですから、ブリッジや被せ物のように完全固定にはなりえません。
そのため、自分の歯と同じようになんでも食べれるというような状態にはなりにくいと心得ておく必要があります。
例えば、イチゴの種とか煎餅のカスとかは入れ歯と粘膜の間に入り込んでしまうため、そのまま嚙んでいると粘膜が痛いということはありえます。
ある意味、それは入れ歯の宿命かと思います。
しかしながら、入れ歯の使用に慣れてもらうとそれなりにしっかり噛むことはできるようになりますよ。
どんな補綴物においても、一長一短はあります。
自分にとってどういったものがいいかは患者さんのお考えにもよるところがあるので、補綴物を作る際にはよく考えていただきたいなと思います。
気になる方は、お口の中を見せていただき一緒に考えさせていただけたらと思います。
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2023/04/13
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入れ歯を入れて痛みがある場合は、極力、使用を控えて早めに歯科医院で診てもらうことをお勧めします。
違和感だけなら使用を促したいのですが、痛みがある場合は無理して使っていると、粘膜に傷を作ったり歯が動かされて、歯の動揺が大きくなったりしますからね。
その場合は、本当に注意が必要です。
入れ歯の乗っている歯茎は天然の歯を抜いている以上、少しずつ痩せてしまうものです。
これは生理学的な骨吸収のため、致し方ないことでもあります。
そうなると、入れ歯が乗っている歯茎と入れ歯の間に隙間ができますよね。
本来、咬合した時にかかる入れ歯の圧力を受け持つ歯茎が痩せることによって、受け持てなくなります。
そうすると、他の部位に過剰な力が加わるため、傷を作ったり残存歯が揺さぶられたりするのですね。
大きな傷ができる前には少なからず予兆があったと思います。
少し痛みや違和感を感じるようならば、早めに調整や裏装、粘膜調整という処置を歯科医院でしてもらいましょうね。
2023/04/12
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
むし歯や歯周病で歯が抜けてなくなると、食べたり、話したりすることが不自由になり、抜けた部位によっては見た目も悪くなります。
言うまでもないですが、特に前歯を失うと格段と見栄えが悪くなりますね。
また、奥歯を失うと咬み合わせが大幅に変わってしまうため、顎が痛くなる、口が開かない、あるいは相方の歯が伸び出したり、無くなった歯の隣の歯が倒れてきたりして歯に無理な力が加わって揺れてくるなどの挺出や傾斜といったことが起こる場合もありますね。
そのような状態になってから、初めて入れ歯を製作したいという人がたまにいますが、そうなってしまうと入れ歯を入れるのは非常に困難です。
例えば欠損している部位の相方の歯が飛び出しているのならば、いざ、入れ歯を入れようとしてもその飛び出している歯を削ったり、場合によっては神経を取る作業からやらなければならなかったり、抜歯しなければならないこともありえます。
先日もそのような状態になってから、入れ歯を作りたいということで製作に入る前にその失った歯の相方を大きく削って入れ歯が入るスペースを確保した人がいました。
その方は、大きく削って神経の処置も必要となるため、入れ歯の製作に入るのはかなり後になりますね。。。
入れ歯を入れる目的は失われた機能の回復と口の中を安定した状態に保つことと言えます。
それを達成するために、欠損した歯を放置すればかなりの時間を要することになるのですね。
そのようなことにならないためには歯科医院での定期的なチェックが欠かせません。是非、かかりつけの歯科医院で治療とメンテナンスに罹られることをお勧めします。
当院での精密入れ歯治療の案内は
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