2022/05/05
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
経年的に入れ歯を使用していると適合が良くなくなり、入れ歯の乗っかる粘膜面に傷を作ってくる人が多くいます。
その場合は、もちろん痛くて装着していられないことが予想されます。
でも、入れ歯がないとご飯が食べられないからという理由から、すぐに市販に売られている入れ歯の安定剤を使用して痛みを緩和しようとする人が多くいます。
でも、これだと根本的な解決にはなりませんし、使用方法を誤ると咬み合わせが狂ったり、くっつけた安定剤自体が細菌の巣窟になり不潔なため、義歯性口内炎などを引き起こす場合があります。
やはり入れ歯が痛む場合は、できるだけ早くかかりつけの歯医者さんに相談し、調整や修理をしていただくことをお勧めいたします。
日常の診療をしていて、無理しながら我慢して使っていて、大きな傷を作る人を度々みることがあります。
どうか無理をしないで、歯科医院に行きましょうね。
2022/05/03
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院では僕も副院長の笹川先生も補綴と言われる処置で、入れ歯やブリッジ、冠などを得意としています。
しかしながら、この処置は半永久的な処置とは言えません。
どうしても消耗品というものになってしまうものでもあるわけです。
所詮は人工物ですからね。
残念ながら永久的なものにはなり得ません。
でも、長持ちさせる方法がないわけでもないです。
多くの入れ歯やブリッジを必要としている人は、部分入れ歯や少数歯欠損であります。
つまりは、残存歯が残っているのですね。
もし、その残存歯を抜歯しなければならないことになると、入れ歯やブリッジの再製作を要することが多いです。
そうなると、患者さん自身も大変ですよね。
また最初から、やり直さなくてはならない可能性が強くなります。
でも、その入れ歯を入れなければならない部位は何で抜歯になったのかを知っている人は少ないのが現状です。
虫歯で歯を抜いたのか、歯周病で歯を抜いたのか。。。
もしくは、その両方が併発していたために抜かなければならなくなったのか。。。
それを知らずに、通り一遍等の歯磨き指導等のケアをしてもあまり良い結果が出ませんね。
そうであるならば、当院のSMTという機械で唾液を採取させていただき、そのリスク判定をしたほうが良いと思います。
患者さんの唾液を採取し、その成分から細菌の質、タンパク、緩衝能、酸性度、アンモニア、白血球の性状が解ります。
それにより、虫歯や歯周病、口臭のリスクが解ることによって、使用するべき歯ブラシや歯磨き粉、その他のデンタルグッズの提案ができます。
そのリスクを知って日常の歯磨きを考えてもらえたら、再度、入れ歯やブリッジを短期間に再製しなくても良いかと思いますよ。
本当の意味での予防につながると考えます。
気になる方は、当院スタッフに気軽にお尋ねください。
☆写真は唾液検査用のSMTのキットです。
SMTの唾液検査は1000円(税込み)でできます。
2022/05/02
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯が自分の器官として機能するには相当な時間がかかります。
どうしても人が作った咬み合わせですからね。
神様が与えてくれた自分の歯の咬み合わせとは雲泥の差があります。
当たり前といえばそれまでですが。。。
それでも、入れ歯があることによって自分の歯と同じようにはいかないにしても、慣れてもらえればかなり咀嚼に貢献することは可能なはずです。
今までそう信じて頑張って入れ歯製作をしてきましたからね。
ただ保険診療ではこうすればもっと良くなるのにな。。。ということができないジレンマはあります。
例えば、入れ歯を金属床にしてあげられれば、それほど発音に困らないだろうなとか、もっと、丈夫にできるのにな等々。。。
金属床入れ歯には、たくさんのメリットがあることを知ってほしいなと思います。
患者さんの「生活の質」を上げることを考えると本当は自由診療で行うのがいいのだとは思います。
もし、これから入れ歯を作り替える予定があるのならば考えていただけたらと思いますよ。
当院での精密入れ歯治療の案内は
自由診療 料金表の案内は
歯科の医療費控除とは
2022/05/01
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
総入れ歯のケースでよく見かけることですが、上顎の歯が全部無く、下顎の歯はほとんど残存しているようなケースを見かけます。
恐らくこれは、元々、歯周病はあったのでしょうがそれだけが原因でなく、恐らく強い咬合力があったのでしょうね。
これを咬合性外傷と言いますが、咬み合わせる際に動くのは下顎です。
その力が強くて上顎の歯が揺さぶられてしまい、歯が動き、そして歯周病も手伝って歯が抜け落ちてゆく。。。
このような人は割と咬筋という筋肉が発達していてその顔貌はエラが張っているように思われることが多いものです。
この場合、総入れ歯になると非常にやっかいですね。
歯を抜くと歯槽骨という歯を支えていて骨は吸収し、痩せていきます。
上顎の場合、口唇頬側の方から吸収が起こります。
しかしながら、下顎はほとんど歯が残っているためその吸収があまりないです。
そのため、下顎の残存歯を基準に正常咬合にしようと歯を並べていくと本来咬合圧を請け負ってくれている歯槽頂よりも頬側に外れて歯を並べることになります。
そうなると、咬んだときに上顎総入れ歯の中央部分に応力がかかるようになり、真ん中で割れます。
そうならないようにするためには、臼歯部の咬合関係を下顎臼歯の内側に人工歯を排列する交叉咬合排列をしたりして対応します。
しかしながら、この排列方法で歯を並べると舌の感覚が違うと言うことがあって発音や嚥下に問題が出たりすることもあります。
やはりできることなら、正常咬合で並べてあげた方が良いかとは思いますが、保険診療では以上の理由からこの入れ歯が割れてしまいやすいという問題が必ず出ますね。
それを回避するために、口蓋部分の入れ歯の床部分を厚くしたり補強線という物を入れ歯の内部に入れたりしますが、それで問題が無くなることもほぼないですね。。。
口蓋部分の厚みが増すと、それこそ違和感の方が大きくなりますから。
このような人には、自由診療とはなりますがチタンという金属を使用した金属床入れ歯がお勧めではあります。
チタンという金属は非常に軽く、強度も強いです。
アレルギー反応も出にくい素材です。
金属床入れ歯でよく使われるコバルトクロムだと重さがあって、貧弱な顎堤には不向きですね。
このようなケースの場合は、チタンを使用した入れ歯でかなり解決できると思いますので気になる方は、是非、ご相談くださいね。
2022/04/30
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
僕は入れ歯治療に特にこだわりを持って診療しているつもりです。
それは保険診療や自由診療に関わらずに、頑張っています。
入れ歯と一言で言っても残存歯がある部分入れ歯と自分の歯が全くない総入れ歯とは維持や支持の取り方で粘膜負担か歯牙にも負担を求めるかで違いがありますね。
歯が多くないほうが難しいと言われていますが、歯があっても対合する歯が1本もないとその難しさは倍増します。
その両方に対して、言えることで主にどういうことにこだわっているのかを紹介したいと思います。
とこの二つは絶対に成し遂げられるようにしたいと頑張っていますよ。
もちろん保険診療では使用できる材料の制限がありますから材料的に何ともできないことがないわけではないですし、適切な設計というのは違いがありますので自由診療をお勧めすることもあります。
もし、入れ歯製作に対して不安があるのならば、その不安を聞かせていただけませんか?
もちろんできることとできないことはありますが、一度診させて頂きたく思います。
その際には、精一杯頑張る所存ですよ。
これからも多くの入れ歯製作をすることになるかとは思いますが、自分の力を最大限に出せるよう頑張っていきたいと思います。
2022/04/29
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院は本日は祝日のため、休診です。そのため、今日はいつもの診療とは違う話をしますね。
何卒、ご容赦ください。
ゴールデンウイーク期間の5月1日から5日までは当院も休診となります。
この休診日に僕の実家にある埼玉県の方に帰省しようかなと考えていましたが、僕の両親、兄弟が新潟に来て「お前の歯科医院を見てみたい。」ということで、僕の家族は新潟で両親、兄弟を待ち一昨年に移転した新・りんご歯科医院を見てもらおうと思っています。
このコロナ禍で3年近く会っていませんからね。
何か嬉しく思いますね。以前の旧・りんご歯科医院には来たことがあるのですが、言い方は悪いですがあまりきれいなテナントではなかったですし、2階で入りにくかったですからね。
親父は体を悪くしてしまい、埼玉から新潟に来れるのは今回が最後かもしれませんね。。。高齢ですし。
この新医院を見てりんごファミリーであるスタッフとの集合写真を見ていただけたら嬉しい限りです。
僕の父は埼玉で開業をしている歯科医師です。
今は現役を退き、隠居生活ではあります。そこは、兄が継いでいます。
僕は歯科医師になって28年経ちましたが、開業して11年目です。
それまでは大学病院の入れ歯の講座に10年、その他は開業医や病院歯科に勤務していた時期もありました。
親父は時代もあったでしょうが、僕が子供のころは毎日、100人くらいの患者さんを診ていて、本当に大変そうな毎日を過ごしていました。
大変そうでしたけど、歯科治療が好きで夜には患者さんの技工をやっていたりして、その働きぶりは本当にすごいなという気持ちでいました。
そういった意味では尊敬していましたし、自分もそうなりたいと心のどこかで思っているのでしょうね(それがいいかどうかは解りませんが。。。)。
だから、歯科医師になって親父の背中を追っていましたよ。
移転前の旧歯科医院を両親が見に来た時に、親父が言ったコメントは「俺が一切、お金を出さなかったから、こんなところでの開業になってしまったのか。。。これじゃ患者さんが来ないだろう。。。ごめんな。」でした。
なんか、逆にこっちが申し訳ない気持ちにもなりましたね。
それを聞き、このままこの場所で歯科医師人生を終えてはいけないなと思い、一生懸命に働き、一昨年の夏に移転開業した次第ですからね。
でも、現状はそこまで患者さんは来ませんし、まだまだ親父のようにはなれていないなと思います。
それでも、その尊敬する親父に少しだけ近づいたなと思えたのは、この新・りんご歯科医院に移転できた時なのですね、僕の中では。。。
ここを親父が見て何を感じたかを聞くのが今から、心配でもあり、期待もしています。
もし、親父が喜んでくれたら、歯科医師としてほんの少しだけ夢が叶えたかもしれないなと思えるはずですからね。。。
2022/04/28
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
部分入れ歯を製作する際には、クラスプという金属のバネが残存歯にかかりますね。
この金属のバネは保険診療内ではつけないわけにはいきません。
でも、残存している歯の部位にもよりますが、前歯のみが残存している場合はそこに掛けないわけにはいかないのが実情です。
それを行うことによって前歯に銀色の金属のバネが見えて、入れ歯だとわかりやすくなるという人が多いです。
その場合の対処法としては、自由診療になりますがノンクラスプ入れ歯はいかがでしょうか?
金属床の入れ歯に比べて、それほど高額ではなく審美性には非常に優れています。
ちょっと、柔らかい素材の樹脂で作るので耐久性はあんまり良くないですが、簡単に壊れるものではないです(もし、補強が必要ならば見えないところに金属を組み込んだハイブリッド型もできます。)。
ぜひ、再度、部分入れ歯を作るご予定があるのならば考えていただけたらと思います。
(歯周病が進行していて残存歯に大きな動揺がある場合は、このノンクラスプ入れ歯が不向きなこともあります。)
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歯科の医療費控除とは
2022/04/27
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
新しい入れ歯を入れて何の問題もなく使用できるというのは、すごく恵まれたことでしょうね。
運がいいということもできます。
なぜなら、新しい入れ歯を難なく使いこなしている人というのは実は少数派だったりしますからね。
特に今まで長い時間歯が抜けても放っておいて、入れ歯を入れていなかったりしたならば必ず何らかの問題が出やすいですし、なかなか慣れませんね。
でも、諦めてはいけません。
調整をしっかりやっていただき、使用するようにしていけば必ずいいものになると思います。
当院では新しい入れ歯を製作するのに、それなりに長いステップを踏んで製作してます。
入れ歯の型取りは二回は必要ですし、咬み合わせ取りも二回必要なことが多いです。
そして、仮合わせをして良ければ完成へとなります。
ここまで、だいたい6回はかかるのですね。
技工操作もかかるので、その時間もかかるので出来上がるまでは週に一回来てもらったにしても、1月半はかかるのですね。
中には、この説明をしても一回目の型を取ったら次回はもうできていると思う人が少なからずいます。
そんなに簡単に入れ歯はできませんし、しっかりと良いものを作るには長い時間がかかることを知ってほしいものです。
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歯科の医療費控除とは
2022/04/26
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
金属床入れ歯は非常に喜ばれることが多いものです。
そもそも、保険の入れ歯と何が違うのかを考えたことはありますでしょうか?
例えば総入れ歯で言うと口蓋部分や、舌足部分に違和感や厚みを感じて話しにくいことはないですか?
その部分が薄くならないかなーと当院に相談に来られる方も多いですよ。
しかしながら、保険の入れ歯ではその部分がピンク色のプラスチックになるため、それなりの厚みが必要になるのですね。
厚みが必要なのは、どうしても強度が弱いからというのが主な理由です。
その強度を増すために補強線というものを入れますが、それでも十分な補強は難しいです。
そのため、入れ歯を誤って落としてしまったりして割れてしまったり、咬合力の強さに耐えられなくて割れてしまったりすることが往々にしてあります。
そこで自由診療となりますが、その部位を金属床にすると相当薄くできますし、違和感も少なくなり発音や嚥下にも良い影響があります。
また、金属であるがために熱の伝導性もいいです。
例えばおでんや鍋物を食べるときには、熱いから美味しいというものがありますよね。アイスクリームなどは冷たいから美味しいわけですよね。
その熱伝導性が良いことにより、おいしく感じやすいというのはあります。
ただ、金属であるがために重いのではないですか?という質問をよく受けますが、それも、金属の種類としてチタンを使用したものにすれば相当軽くすることができます。
また、チタンは生体親和性も良いためアレルギーの心配も少ないですし、貧弱な顎堤にも向いていると思います。
また、金属部分も口蓋だったり、舌側に露出するので他人に見えることはありませんからね。
このようなメリットの多いものをできれば、皆さんに紹介したいと思ってはいます。
ただデメリットとして、金属床入れ歯は自由診療となります。
それなりに高額なものといえます(歯科インプラントよりは安いものかと思いますが。。。)
ただ、毎日使用して、それこそ自分の咀嚼や咬合に良いもので、審美的なものを使っていただくのが良いのではないでしょうか?
それが健康に繋がりますし、生活の質の向上に繋がると思います。
2022/04/25
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
ノンクラスプ入れ歯は、部分欠損に対応する入れ歯です。
これは前歯の金属のバネ(クラスプ)が気になるので、目立たないようにしてほしいという希望があって行うことが多いです。
特に前歯しか残存していなくて、そこにクラスプをかけざる負えない場合は、目立たなくするということの方が難しいですね。
しかしながら、部分入れ歯は歯に維持や安定を求めるため、クラスプの代わりとなる特殊な材料の床部分を伸ばしたものが必要となります。
それをノンクラスプ入れ歯は、残存歯の歯肉部分まで覆い、入れ歯の着脱方向を見て歯の歯頚部まで覆います。
そのため、歯が短く見えてしまって、逆に自然で無くなることもあります。
これを回避するため、当院ではこの部位を半透明(クリアアームと言っています。)にし、歯の色を極力、消さないようにしています。
これにより、歯があまり短く見えることもなく、患者さんにも喜ばれていますよ。
(しかしながら、全く解らないようにするというのは難しいケースもありますが。。。)
もし、ノンクラスプ入れ歯にしても以上のことであまりきれいに見えないようなことがあるならば、一度相談に来ていただけたらと思います。
完全に解らないようにすることは無理かもしれませんが、大分、その辺りを改善できると思います。
※ノンクラスプ入れ歯は自由診療となります。