2017/09/05
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
最近、入れ歯の新製希望の患者さんが多く来院されます。
歯の欠損様式は様々で、総入れ歯の人もいれば、1本だけ欠損という方もいます。
入れ歯はどのような欠損様式でも、対応が可能とされています。
当院でも、入れ歯治療に力を入れて製作を頑張っています。
でも、患者さんに意識していただきたいのは、「どうして歯を失ったのか?」を常に意識してほしいです。
恐らく歯を抜いた原因は重度歯周病か重度虫歯だったと思います。
であるならば、自分の歯が存在する限りそのリスクは付きまとっています。
リスクを完全に0にすることは、誰にもできません。
患者さんと歯科医院が協力して、歯科衛生士の指導の下、それを目指して努力していきましょう。
入れ歯は確かに消耗品かもしれません。
でも、しっかり定期健診に通っていただき、入れ歯の点検と調整をさせてもらい、日常のブラッシングに注意をして継続し、衛生士のプロフェッショナルケアを受ければ、入れ歯も自分の歯も守れます。
これ以上、歯を失わないためにも定期健診には来られてください。
2017/08/29
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
最近、30代そして40代の方からも、入れ歯を作ってほしいという依頼が多いです。
若いうちから、そのような状況だと60代、70代になったらどうなるのか、僕らが不安になります。
歯を失った歯茎は、どんどん吸収していきますからね。。。
歯茎そのものの変化が大きいため、恐らく、一生のうちに何回も入れ歯を作り替えなければならないでしょうね。。。
口腔内を診てみると、やはり重度の歯周病にかかってしまっており、確かに保存が無理と思われるぐらい歯がプラプラ動いています。。。
そのような歯は正直、抜歯するしかないので抜歯を行います。
そして、入れ歯製作になり、それをセットして安心している方が多くおられます。
入れ歯はあくまで人工物ですし、自分の歯と比べたら異物感があるものです。
どんなに良い入れ歯でも馴染むまでは、凄い時間がかかりますし、大変です。
僕らとしては、一生懸命に機能できるように製作し調整していきますが、これ以上、悪くならないように残存歯のためのブラッシング指導と、定期健診、クリーニング、そして入れ歯の点検をさせてくださいね。
また、歯が抜けたり、歯周病や虫歯ができたら、入れ歯も最初から作り直しになるケースが度々あります。
そのような方は、ほぼ定期健診には来ず、日常のブラッシングもおろそかにされている方が多いです。
特に入れ歯を装着されている方は、今以上に悪くしないという「予防」の意識を強く持っていただきたく思います。
2017/08/27
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
最近、よく思うのですが入れ歯の成功例って何でしょうかね。。。
今まで、入れ歯ってキレイにできていて、機能させて、それが違和感なく使えれば取りあえず成功って思っていましたが、それだけではあまりにも一時的です。
歯を失った歯茎は時間とともに、吸収(痩せること。)され、変化していきます。
これは、生理学的なもので現代歯科医学ではどうすることもできません。入れ歯はある意味、消耗品なのですね。
だから、どんなに自由診療で高額な入れ歯を作って一時的に良いものだったとしても、時間の経過とともに人工の歯はすり減り、入れ歯は緩くなっていきます。
また、部分入れ歯の場合、残存している歯そのものが抜けてしまったり、歯周病が進行するようでは良いものとは成りえませんよね。。。
せめて5年間は、大きなトラブルもなく過ごせられることを目標としていますが、なかなか簡単な事ではないです。
それを実現可能にするのは、やはり患者さんのモチベーションと、定期健診に通っていただき入れ歯の点検と残存歯のクリーニングが絶対的に必要です。
痛い時にだけ来るような方は、正直、早く作り替えなければならない人が多いのを経験的に感じます。
今まで僕自身もそれ程、そのことに疑問を感じなかったのですが、それではいい入れ歯になりえませんね。
だからこそ、定期健診に来ていただけるよう、来院患者さんには力を込めて伝えています。
多少、口うるさい気がするかもしれませんが、本当に大切な事です。
是非、このことは理解していただいて、メンテナンスに来ていただきたく思います。
実際そうすることによって、入れ歯を長く持たせることができてきています。
2017/08/24
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院では40代、50代の会社員の方が多く来院されていますが、その中にはほとんど歯のない方も多くいらっしゃいます。
その歯を失った原因として多いのは、重度の歯周病によるところが多いです。
欠損している部分は入れ歯を入れるとして、セットや調整を頑張りますが、保存可能な歯を残すためには医療者側の努力だけではどうにもならないのが現実です。
是非、治療が終わってもメンテナンス(定期健診)には来ていただき、残存している歯の歯周ポケット内をクリーニングをし、日常のブラッシングについてアドバイスさせていただきたく思います。
当院では口腔内の状況に応じて、1~3ヵ月毎のメンテナンス(定期健診)をお薦めいたしております。
2017/08/19
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
いろいろな歯の欠損様式があります。1本だけ歯のない人もいれば、28本、全ての歯がない人もいます。
入れ歯はどのような欠損状態でも対応は可能とされています。
でも、できればすべての歯が自分の歯で、健康な状態でいる方が良いに決まっています。
どんないい入れ歯でも、健康な歯には勝てませんからね。
そのためには、どうしたらいいでしょう?
僕の中の答えは、決まっています。
定期健診に通い、歯茎の点検と日常のブラッシングをチェックしていただき、プロフェッショナルクリーニングをしてもらう。。。
これが一番です。と、僕達は考えています。
2017/07/19
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
以前に、重度歯周病になり左側上顎臼歯部を数本抜歯し、金属のバネのないノンクラスプデンチャーをセットされている患者さんがいます。この方は、ある病院の看護師をされている方で、口腔内のケアには非常に真面目に取り組んでいただき、現在も1月に1回のメンテナンス(定期健診)とクリーニングに来ていただいております。かれこれ1年以上続いていますが、大きなトラブルもなく現在に至ります。
この方が言うには病院の内科で日常の診療に取り組んでいると、歯が良くない人はやはり、何らかの全身疾患を抱えている人が多いように感じるそうです(あくまで経験的に思うそうですが。。。)。そのような状況を見ていると、自分はこれ以上、歯が悪くならないように予防を徹底しようと心に決めるそうです。事実、糖尿病と歯周病との因果関係が、近年、取り沙汰されています。皆さんも、今からでも遅くはないと思います。口腔内のケアをしっかりやっていきましょう。
2017/07/07
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院は初めて来られる患者さんに対し、初診カウンセリングを行っています。基本的には、このカウンセリングで患者さんの要望を聞き出し、当院の治療方針も説明させていただいております。
その中での出来事ですが、当院のカウンセリング担当の者が「当院を選んだ理由は何ですか?」と、先日来られたある患者さんに聞いたところ、実はその患者さんは、僕が出入りしている介護保険施設の看護師さんで、「訪問診療に来ていただいて、患者さんに対応している先生の笑顔が素敵だから、この先生に診てもらいたいと思いました。」と言ってくれたそうです。
正直、その看護師さんとは一度しか会ったことがなく、訪問診療での患者さんの投薬の事で、こうしてほしいと説明をさせて頂いただけなのですが、患者さんとのやり取りの中での、僕らの対応を横で見ていた方だったのですね。
そのような方からの、この言葉は本当に嬉しく、テンションが上がりました。若く綺麗な女性の方から言われたというのも多少はありますが、笑顔で優しく丁寧に対応していくのを医院のモットーに挙げていますので、本当に嬉しい限りです。
歯科医師は技術が全てだという考えを否定する気はもちろんありませんが、診る方も診られる方も感情を持った人間なんですよね。ましてや、歯科医師が戦う虫歯や歯周病は慢性病変という自然治癒がなく、定期健診やコントロールを必要とするものなのです。
患者さんが歯科医院を好きになってくれなければ足が遠のくばかりで、その定期健診やコントロールをすることはできませんものね。そのことを踏まえても、相手の気持ちを考えないようなことは、言えないしできません。お互いをリスペクトして、話をするのが基本だと思います。
時には、治療法として厳しい選択をしなければならないこともありますが、それも患者さんの事を思っての事とご理解していただけたら嬉しいですし、そう思われるように、これからも頑張りたいです。
2017/07/01
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
先日、5年ぶりに当院にかかりたいという人が二人、同時刻に急患として来られました。
あまりにも久しぶりの人が、痛みがあるとのことで、飛び込みで二人同時に来られたことはあまり経験がなく、ビックリしたのですが、口の中を診てさらにビックリしました。二人とも治療途中の歯があったのですが、この5年間、他の歯科医院の所には行かないで、治療は一切していなかったようです。当たり前ですが、もっとひどくなっていました。。。その方達は、ニコニコして「また、お願いします。他の医院には行ってません。」と勝ち誇ったように言ってくれましたが、僕は何と言っていいのか。。。でも、その笑顔につられて、僕も苦笑いしながら「今度はしっかり、治しましょうね。」と伝えました。。。もっと、言いたいことはたくさんありますが。。。今更、何を言ってもお互いに建設的な事は何もないですから、これからを見据えてしっかり歯科治療の大切さを伝えていこうと思います。
歯科治療は、虫歯や歯周病等の慢性の病気が主な対象になりますが、これらの病気は、ゆっくりしながらも進行していきます。急性化するともの凄く痛いです。是非、そうならないように、歯科医院での定期健診や歯のクリーニングはもちろんですが、治療途中というのは本当に良くないですよ。しっかり治しましょうね。。。
2017/06/20
2017/06/17
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院では患者さんの立場になって考えるためにスタッフ間で治療~定期健診までを行っています。私は先日、1ヵ月の定期健診だったのですが、「上の一番奥の歯に磨き残しがあります。」と指摘を受けてしまいました。今まで磨き残しの指摘を受けたことがなかったので、ショックでした。
実は1ヵ月前に上の親知らずを抜いたのですが、抜く前と同じ磨き方をしていたために、親知らずと隣接していた面に歯ブラシが当たっておらず、磨き残しができてしまったようです。
定期健診を受けることによって磨き残しを早期に発見できたので良かったです。
次回の1ヵ月健診では指摘を受けないように歯磨きを頑張りたいと思います。
(りんご歯科医院 歯科助手 Y.H)