2020/09/26
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯は自分のモノとして、何でも食べれるようになるには時間がかかると思います。
特に大きく欠損していて、入れる入れ歯が大きいものであればあるほど違和感は大きいように思います。
また、初めて入れ歯を入れる方は特につらいようですね。。。
でも、ブリッジで対応できないような歯の欠損は入れ歯が必要になりますね。
患者さんの中には、簡単に抜いてほしいという人も少なくはないですが、入れ歯は最後の砦ですね。
どうしても抜かなければならなくなったケースや抜いたほうが痛みから解放されて、そのほうが良いと思われる方にしか適応ではないですね。
自分の歯というのは、替えがきかないという認識が必要です。
だから、先ずは予防。
入れ歯にならないように、自分の歯をしっかり磨き歯周病や虫歯にならないようにすることが大切です。
仮に、もしなったとしても、早目に治療してもらい、その後は定期健診と歯のプロフェッショナルクリーニングをしてもらうことが大切です。
さらにいうと、仮に部分入れ歯や大きなブリッジが入っているならば、それこそ総入れ歯になるリスクは相当に大きいです。
また歯を抜くことがないように予防に徹しましょうね。
当院での精密入れ歯治療の案内は
自由診療 料金表の案内は
歯科の医療費控除とは
2020/09/05
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯診療に本当の意味での終了はないです。
なぜなら、歯茎は歯を抜いている以上、少しずつ痩せていきますからね。。。
従って、入れ歯がセットされた後、違和感や痛みがないにしても定期健診には来ていただき、具合を見ていただいたほうが絶対的に良いです。
入れ歯を装着された人の中には、全く痛みがないから、歯科医院で定期健診を受けることなく、何年もそのまま使用していたという人が多くいますね。
それは、決して良いことではないです。
結局、作り替えなければならない状態まで放っておくと、作り直したとしても前と同じような状態でできる保証はないですからね。
なぜなら、前回作った時の口腔内状況と、現在の口腔内状況は様変わりしているはずですから。。。
しっかりと定期的に健診に罹ってくれれば、恐らく大きな処置は必要なく、少しの調整で済むはずですからね。
その方が、患者さんの負担は少なく、結果的に時間もコストもかかりません。
そのため、仮に総入れ歯であったとしても定期的に健診には来ていただきたく思います。
2020/08/25
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
できるだけ、入れ歯を作り替えることはあまりしたくないです。
自分で作った入れ歯ならば、なおさらにそう思います。
ほとんどの患者さんも、そう思うと思いますよね。。。
できれば慣れ親しんだ入れ歯を使ってはいきたいと思いますよね。
でも、歯を失った歯槽骨は時間とともに吸収してしまい、いわゆる歯茎は痩せていきます。
これは生理的なものなので、現在の歯科医学ではそれを止めることはできないとされています。
時間が経つと、作った当時の入れ歯は適合も良く、口を大きく開けても外れなかったのに何年かしたら緩くなったり、入れ歯の内面に食べ物のカスが入るようになったりと適合面の問題として出てくることがあります。
咬合的に問題が無く、単なる入れ歯の緩みならば裏裝(リライニング)という裏打ちだけで何とかなるかもしれません。
でも、あまりにもブカブカだったり、咬合的な問題も含まれる場合は、作り直しも考えなければなりませんね。。。
その方が、遥かに効率的で審美的だったりすることも多いですからね。
でも、それはそれで新しい入れ歯なので、慣れるのに時間はかかるでしょうね。
やはり入れ歯は人工物ですし、自分の健康な歯と同じものにはなりません、
やはり、入れ歯の患者さんにもお伝えしたいのは、そうなる前に早めに点検を受けていただき、歯茎の吸収が見られたら、早めの調整や裏裝をしていくことが良いと思います。
この歯茎の吸収程度は個人差がありますので、なんとも言えませんが、僕の経験では2ヶ月ぐらいで大幅に歯茎が吸収してしまい入れ歯が緩んだので、裏裝を必要とした人もいます。
特に女性は骨の痩せ方が男性よりも大きく、歯茎が吸収するスピードが速いような気がします(あくまで経験的な意見ですが。。。)。
ですから、入れ歯治療が終わられてからも、せめて3ヶ月に1回は定期健診(メンテナンス)に来られて、入れ歯を診せていただけたら、良いと思います。
できるだけわずかな調整で済むようにし、いつまでも良い入れ歯の状態で維持できるのが一番良いと思いますからね。
できるだけ長く、患者さんが使い慣れた入れ歯でいられることが作る側でも嬉しいことですからね。
2020/08/18
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯診療は自分の中でも本当に大好きな治療です。
入れ歯製作をお願いされると、心の中で「よし、また入れ歯を作れる。」と思えます。
入れ歯が、どんだけ好きなんだろうと、自分でも呆れてしまいます。
それは、自由診療だからとか保険診療だからとかというのは関係ないです(といっても、自由診療の方がやっぱり嬉しくはありますが。。。)。
好きな入れ歯の、診療後はおいしいビールがこれで飲めるなーと帰りの車ではいつも考えています。
反対に、嫌な気分になるのは入れ歯が装着後に痛かったと言われることと、僕が作った入れ歯を作り替えなければならない時ですかね。。。
特に、それがクラスプというバネが係る歯が歯周病などで抜歯をしなければならなくなり、それが増歯だけでは済まなくて、造り替えなければならないというときは、結構嫌なモノです。
それは、そうなったのには恐らく、定期健診には来なくなり、歯周病が進行した歯だと思われることが多いからですね。
つまり、口腔内の衛生管理が悪いと言えるのです。
その管理は、患者さんだけの問題とは言えないかもしれませんね。
でも前から、口腔内の衛生面については患者さんに口頭のみでなく、書面にしたり、データ値を見せたりしていますが、なかなか理解してもらえないこともありますね。。。
それを伝えて患者さんに解ってもらうのも、歯科医院の仕事と考えると、まだまだ患者さんに歯磨きや定期健診の大切さはあまり浸透していないなと思いますね。。。
その考えゆえに、また歯を磨くというのをしなくなる傾向が入れ歯装着している方には多いような気がします。
本当に、ある意味、責任を感じますね。
当院では、できるだけ残存歯は残し、その上で欠損があれば良い入れ歯を提供していくことを目標にしています。
あまりにも重度の虫歯や、歯周病ならば抜歯はしなければならないでしょうが、中程度以下ならば、極力保存することを目指しています。
でも、そのためには定期健診を受け、歯科衛生士によるブラッシングのチェック、プロフェッショナル・クリーニングは必須です。
これをしっかり、やっていただけたらかなりの確率で、残存歯を残せると思います。
実際、部分入れ歯の方で、しっかりメンテナンスに来てくれている方の抜歯はほとんどなくなりましたよ。
是非、この定期健診にしっかり通っていただき、口腔内の衛生管理の徹底を図りましょう。
そして、部分入れ歯だとしても、入れ歯のバネが係る歯はもちろん、残存歯があるのならば、それ以上歯をなくさないことが、入れ歯を長持ちさせるために必要なことと言えます。
これ以上、早い段階で入れ歯を作り替えなくても良いように、一緒に頑張っていきましょう。
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歯科の医療費控除とは
2020/07/08
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入れ歯は自分のモノとして、何でも食べれるようになるには時間がかかると思います。
特に大きく欠損していて、入れる入れ歯が大きいものであればあるほど違和感は大きいように思います。
また、初めて入れ歯を入れる方は特につらいようですね。。。
でも、ブリッジで対応できないような歯の欠損は入れ歯が必要になりますね。
患者さんの中には、簡単に抜いてほしいという人も少なくはないですが、入れ歯は最後の砦ですね。
どうしても抜かなければならなくなったケースや抜いたほうが痛みから解放されて、そのほうが良いと思われる方にしか適応ではないですね。
だから、先ずは予防。
入れ歯にならないように、自分の歯をしっかり磨き歯周病や虫歯にならないようにすることが大切です。
仮に、もしなったとしても、早目に治療してもらい、その後は定期健診と歯のプロフェッショナルクリーニングをしてもらうことが大切です。
さらにいうと、仮に部分入れ歯や大きなブリッジが入っているならば、それこそ総入れ歯になるリスクは相当に大きいです。
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歯科の医療費控除とは
☆当院は8月3日より、現在の場所から新潟駅方向に30メートルほど行った場所のタチバナビル1階に移転開院いたします。
なお、7月23日(木)~8月1日(土)は引っ越し作業のため、休診となります。
8月2日(日)は10時~16時まで簡単ではありますが、内覧会を行う予定です。
ご迷惑をおかけいたしますが、その旨をご理解いただきますよう、何卒よろしくお願いいたします。
2020/07/07
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
初めて入れ歯を入れる人で、入れ歯になって良かったと思う人は恐らくいないと思います。
どんなにいい入れ歯でも、健康な状態の歯には絶対に勝てませんからね。
やはり、神様が与えてくれた自分の歯や咬合が一番いいのではないかと思います(先天的な不正咬合というのもありますが。。。)。
だからこそ、そのための定期健診や歯のクリーニングは欠かさずに行いましょうね。
でも、もし、不幸にも重度歯周炎のために歯がプラプラした状態で残存していた場合、咬合や咀嚼が困難になり食物が上手く食べれないようになった場合は、いっそ保存不可能な歯を抜歯して、入れ歯にした方が良く咬めるようになることもあります。(そのような状態にならないように、健康な状態をホームケアと定期健診で維持するのが望ましいのですが。。。)
ちょっと前の事ですが、多数歯に渡る重度歯周炎のため、多くの歯を抜歯しなければならないような患者さんが来られました。
その方は、50代の女性で人前で話をする仕事をしているため、「歯を抜かなければならないのは、覚悟しています。でも、ないままの状態がしばらく続くのは嫌なんです。それと、歯がなくなると空気が漏れて発音しにくいでしょ。」と言われました。
僕は「本来は入れ歯は抜歯して、その後、しばらく傷の治りを待ってから新製することが一般的な作り方です。
でも、即時入れ歯と言って抜歯後、すぐにセットする方法もあります。
でも、これは、あくまで傷の治りを予測して作るので、あまり良い入れ歯にはなりえません。当院ではこれはあくまで仮入れ歯としてとらえていますが、それでもいいですか?恐らく、傷が治ってきたころは、作り替えか入れ歯の内側を裏打ちするという処置が必要になるかと思います。」と言ったところ、それでもいいという返事をいただきました。
そのため、プラプラの歯に気をつけて型と咬み合わせを取り、模型製作を行いました。
人工歯は今ある歯の大きさと色を確認して、入れ歯製作に入り、入れ歯を完成した状態にして、2回目の来院時に抜歯をして入れ歯のセット、調整を行いました。
抜歯数は上下顎の歯を12本、その後に入れ歯の調整に一時間ほどかけて調整をしました。
多数歯に渡る抜歯後の即時入れ歯の調整は、かなり難しく咬合関係にも不安がありますが、良い状態でセットできたかと思います。
そして1月ほど経ちましたが、現在はほとんど問題なくご飯も食べられ、口元の審美性や咀嚼能力も回復していると思います。
でも、発音はかなりしにくく、自分では思ったように話せていないと仰っていました。
まだまだ、これから歯茎の状態は変化してきます。
最終的には、本入れ歯を新製しなければならないかと思いますが、それまではこの即時入れ歯という仮入れ歯を使いこなしていただき、リハビリをしていただきたく思っています。
この段階を乗り越えられれば、本入れ歯になった時は見違えるほど良いものになっていくと思いますよ。
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歯科の医療費控除とは
☆当院は8月3日より、現在の場所から新潟駅方向に30メートルほど行った場所のタチバナビル1階に移転開院いたします。
なお、7月23日(木)~8月1日(土)は引っ越し作業のため、休診となります。
8月2日(日)は10時~16時まで簡単ではありますが、内覧会を行う予定です。
ご迷惑をおかけいたしますが、その旨をご理解いただきますよう、何卒よろしくお願いいたします。
2020/06/08
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院では総入れ歯でも、当院で製作した入れ歯の場合はメンテナンス(定期健診)に来ていただくよう3ヶ月の間にリコールのハガキや封書が届くようにしております(場合によっては、1月後に来ていただくこともありますが。。。)。
定期的に来ていただいている方はほとんど入れ歯を作り直すことなく、ちょっとした調整や指導で済むことが多いです。
しかしながら、正直、総入れ歯や部分入れ歯でも総義歯に近いような部分入れ歯の方はあまりリコールに来ていただけていないのが現実だと思います。
恐らくこれは「歯がないのだからメンテナンスなんて必要ない。」や、「痛くないから調整しなくてもいい。」という気持ちが、そうさせているのかと思います。
でも、このメンテナンスはあくまで痛くならないようにし、入れ歯を快適に使用してもらうための処置や指導です。
そして、残存歯があるのなら、それを守るための処置と指導です。
過去には、総入れ歯で歯茎の吸収変化の大きい方は、僅か2カ月でもかなり大きく変化するのを経験しています。
そうなると、入れ歯の裏装という裏打ち処置が必要なことがあるのですね。
それでも、あまりにも歯茎がやせてしまい、作り替えなければならないというケースも多いです。
できるだけそうならないように、使い慣れた入れ歯をしっかり使えるようにと考えていただけたら幸いですよ。
僕ら製作した歯科医師もその変化や推移は見たいですし、自分で製作した入れ歯だからその変化がよくわかります。是非、入れ歯の方にもメンテナンスに応じていただきたく思います。
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歯科の医療費控除とは
☆当院は8月3日より、現在の場所から新潟駅方向に30メートルほど行った場所のタチバナビル1階に移転開院いたします。何卒よろしくお願いいたします。
2020/06/05
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院では仮に総入れ歯でも、当院で製作した入れ歯の場合はメンテナンス(定期健診)に来ていただくよう3ヶ月の間にリコールのハガキや封書が届くようにしております。
定期的に来ていただいている方はほとんど入れ歯を作り直すことなく、ちょっとした調整や指導で済むことが多いです。
しかしながら、正直、総入れ歯や部分入れ歯でも総義歯に近いような部分入れ歯の方はあまりリコールに来ていただけていないのが現実だと思います。
恐らくこれは「歯がないのだからメンテナンスなんて必要ない。」や、「痛くないから調整しなくてもいい。」という気持ちが、そうさせているのかと思います。
でも、このメンテナンスはあくまで痛くならないようにし、入れ歯を快適に使用してもらうための処置や指導です。
実際、歯茎の吸収変化の大きい方は、僅か2カ月でもかなり大きく変化するのを経験しています。
特に女性の高齢者は骨が弱いせいか、大きく吸収変化しているような気がしますよ。
そうなると、入れ歯の裏装という裏打ち処置が必要なことがあるのですね。
それでも、あまりにも歯茎がやせてしまい、作り替えなければならないというケースも多いです。
できるだけそうならないように、使い慣れた入れ歯をしっかり使えるようにと考えていただけたら幸いですよ。
僕ら製作した歯科医師もその変化や推移は見たいですし、自分で製作した入れ歯だからその変化がよくわかります。是非、入れ歯の方にもメンテナンスに応じていただきたく思います。
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☆当院は8月3日より、現在の場所から新潟駅方向に30メートルほど行った場所のタチバナビル1階に移転開院いたします。何卒よろしくお願いいたします。
2020/01/06
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院は開業してから9年目となりましたが、今までいろいろな患者さんに来ていただいています。
その中で、特に強く感じられるのは自分が入れ歯を得意としているためか、入れ歯でお困りな患者さんが多いです。
しかしながら、入れ歯を提供した多くの患者さんに共通することとして感じることは、「歯磨きに対する認識が少ない」ことと、「歯磨きが圧倒的に下手」ということが主に挙げられます。
入れ歯を必要とする方の多くは部分入れ歯の人が多いです。
ということは、少なくとも1本以上は自分の歯が存在するわけですよね。。。
そうであるならば、その歯を何とか持たせるように努めるべきです。
残念ながら、部分入れ歯を当院で作られて、痛くないので一応は終了となり、3か月後のメンテナンス(定期健診)にきちんと通ってきてくれる患者さんは多くないです。
忘れたころにやってきて、「また、歯が抜けそうだ。何とかしてほしい。」ということで来院し、診てみるともうすでに手遅れで、また入れ歯の再製作をするということが多いですね。
自分は、入れ歯製作は好きな診療なのでそれほど苦にはなりませんが、患者さんにとってはまた、辛いことが始まるのですね。
入れ歯が出来上がるのにも時間はかかりますし、自分の歯を失うことで、今までの入れ歯よりも大きいものになってしまいますからね。
その分、違和感は否めないものになりますからね。
入れ歯で、残存歯がわずかしかない方でも、3ヶ月に1回、定期健診とプロフェッショナル・クリーニングとブラッシング指導を受けていただき、日常の歯磨きに対するモチベーションを高めそれを実践していたのならば、こんなふうにならないのになあと感じます。
自分の歯で咬めるというのは、本当に素晴らしいことで美味しいものを美味しくいただくには大切なことだと思いますよ。
是非、今一度、自分のお口の中に関心を持っていただき、定期健診にいらしてください。
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※1月6日(月)より、通常通り診療を行います。
なお、新春恒例となった「デンタル福袋」も初売りしますので見ていただけたら幸いです。
予防に役立ちますし、かなりお得な値段設定となっていますよ。
2019/12/27
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯はどんな欠損形態においても、対応が可能であります。
それこそ歯が一本欠損しているだけの部分入れ歯から、全ての歯を失った総入れ歯まで入れ歯の処置として対応できます.。
中には顎骨が一部分欠損していても、入れ歯で対応することもありますからね(大学に勤務していた時、何人か製作した経験がありますよ。)。
しかしながら、欠損歯数が少なければ少ないほど、入れ歯が無くても食べれる事が多いため入れ歯を入れたがらないという現実があります。
そのような欠損歯数が少ない場合は、できればインプラントかブリッジの方が煩わしさはなく嚙んだ感じも天然歯に近いので良いと思います。
確かに、ブリッジにするということで欠損部位の両隣の歯削らなければならないというデメリットがありますし、インプラントも埋入手術が必要となります。
そのため、良いことばかりではないですね。。。
でも、処置後に食べにくいと言うことは入れ歯よりはないですし、ケアさえしっかりやっていただけるならば悪いモノでは無いと思いますよ。
先日も上顎の第二小臼歯を欠損していて、その部位に入れ歯かブリッジかで悩んでいるという患者さんが来られました。
僕は一本欠損のための、部分入れ歯は勧めない旨を説明しました。
その理由としては、着脱が煩わしいこと、経験的に一本欠損だけで進んで入れ歯を入れたがる人は少ないこと、物理的に嚙みにくいことを挙げました。
その患者さんは、メリットとデメリットを鑑みて、家で考えたいと言うことで、一度この案件を持ち帰りましたが、再度予約が入り「やはりブリッジでお願いしたいです。」とのことでした。
保険内のブリッジを希望のため、欠損部の両隣の歯は銀歯になることを説明し、同意を得ました(近年、保険診療の改正により一部分をプラスチックで前装するものも、小臼歯では使えるようになりましたが、噛み合わせの面は金属となります。)。
そして次回、ブリッジをセット予定であります。
このブリッジも大きな意味では、入れ歯の一種ですが適応範囲は限られます。
あくまで少数歯欠損のみ対応が可能なのですね(部位にもよりますが、1~2歯ぐらいまでの欠損ですね。)。
あまりにも大きな欠損には認められないモノです。
もし、このブリッジが認められないならば次の選択肢は、入れ歯と言うことになりますね。。。
ある意味、このブリッジが入れ歯になる前の前処置みたいな所もあるわけです。
この土台になっている歯が駄目になったら、入れ歯になるという人は少なくないですよ。
入れ歯になったら、ブリッジと同じように嚙むと言うことは、まず、できないですからね。
固定性のブリッジと、取り外し可能な入れ歯とを比べたら、噛み心地は雲泥の差がありますから。。。
ですから、ブリッジが口腔内にある人は特に日常のブラッシングには気をつけていただき、定期健診にはしっかりと罹られて下さいね。
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