定期健診

院長ブログ

新潟市の歯医者・歯科・入れ歯・スポーツマウスガードなら「りんご歯科医院」

部分入れ歯でも残存歯を大切にしましょう。

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新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。 

 部分入れ歯を装着し、調整して痛みがなくなるとその後のメンテナンスに応じてくれる人は、多くはないです。

あの人最近、来ていないけど大丈夫かなと思っているとある日突然、入れ歯のバネがかかっている歯が抜けたからなんとかしてほしいということで再来院するようなことがよくあります。

僕たちは必ず、今残っている歯をずっと残していくためには、定期健診とクリーニングが一番大切ですと伝えていますが、なかなか解ってもらえない現実があります。

これは恐らく、この歯が駄目になったらまた入れ歯を作ってもらえばいいやという軽い気持ちと、今更磨いてももう手遅れだと思う気持ちが、そうさせるのだろうなと思います。

また、ある患者さんから「歯周病っていつ治るんだ?そんなにメンテナンスに通わせてどうするんだ?」と言われることもありました。

本当にそうですね、言いたい気持ちも解らなくはないですが、残念ながら歯周病は慢性疾患のため、ほぼ治りません。

痛みが出たのは慢性疾患の歯周病が、ストレスや体調の変化等をきっかけに個人の免疫力が低下したことにより急性化したためで、痛みが引いたのはそれが慢性に移行したためですね。

決して治っていませんし、いつ急性化してもおかしくないのですね。

一度、歯周病になってしまったらそれをコントロールしていかなければならないのです。

この慢性疾患というのは虫歯もそうですが、糖尿病や高血圧と同じ部類ですね。。。

いわば完治は難しい疾患なのです。

高血圧や糖尿病も治すのではなく、お薬や運動療法なのでコントロールしていくわけですよね。

だから定期的に内科にかかり、薬をもらったり生活習慣を見直させられたりするのですよね。

と、いうことはそのコントロールのために歯周病にとって何が必要なのかというと、日常のブラッシングなどのホームケアと定期健診、そして歯周ポケット内の洗浄だと思います。

この歯周ポケット内の洗浄は、通常の歯磨きでは難しく深いポケットにはブラシの毛先が届きません。

歯科衛生士などによるプロフェッショナルクリーニングが必要なのです。

是非、歯の健康のために歯周病菌が悪さをしないようにコントロールしていきましょう。

特に歯周病などで歯を抜いたことがあるような人や部分入れ歯になっている人は、これ以上歯をなくさないようにするにはどうしたらいいのかを、考えましょう。

そして一本でも残存歯が残っているのならば、歯科医院での定期健診とクリーニング、そして入れ歯の点検をしてもらうことが大切ですね。

部分入れ歯セット後の、残存歯を守りたいです。

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 入れ歯診療は自分としては、大好きな診療であります。

初診の患者さんが来て、入れ歯製作をお願いされると、心の中で嬉しく思えます。

入れ歯が、どんだけ好きなんだろうと、思ってしまいますよ。。。

それは、自由診療だからとか保険診療だからとかというのは関係ないです(といっても、自由診療の方がやっぱりうれしいですね。。。)。

好きな入れ歯の、診療後はおいしいビールがこれで飲めるなーと帰りの車ではいつも考えています。

反対に、嫌な気分になるのは入れ歯が装着後に痛かったと言われることと、僕が作った部分入れ歯を作り替えなければならない時ですかね。。。

特に、それがクラスプというバネが係る歯が歯周病などで抜歯をしなければならなくなり、それが増歯だけでは済まなくて、作り替えなければならないというときは、凄く嫌なものです。

それは、そうなったのには恐らく、定期健診には来なくなり、歯周病が進行した歯だと思われることが多いからですね。

つまり、患者さん自身の自己管理が悪いと思われることが多いのです。

その管理は、患者さんだけの問題とは言えないかもしれませんね。

歯科医院で指導をされたにも関わらず、モチベーションが上がらないからですものね。。。

でも前から、口腔内の衛生面については患者さんに口頭のみでなく、書面にしたり、データ値を見せたりしていますが、なかなか理解してもらえないこともありますね。。。

それを伝えて患者さんに解ってもらうのも、歯科医院の仕事と考えると、まだまだ患者さんに歯磨きや定期健診の大切さは浸透していないなと思われますね。。。

本当に残念なことに思います。

当院では、できるだけ残存歯は残し、その上で欠損があれば良い入れ歯を提供していくことを目標にしています。

あまりにも重度の虫歯や、歯周病ならば抜歯はしなければならないでしょうが、中程度以下ならば、極力保存することを目指しています。

日常のホームケアはセルフでやってもらわなければなりませんが、定期健診を受け、歯科衛生士によるブラッシングのチェック、プロフェッショナル・クリーニングは必須です。

これをしっかり、やっていただけたらかなりの確率で、残存歯を残せると思います。

実際、部分入れ歯の方で、しっかり定期健診に来てくれている方の抜歯はほとんどなくなりましたよ。

是非、この定期健診にしっかり通っていただき、口腔内の衛生管理の徹底を図りましょう。

そして、部分入れ歯だとしても、入れ歯のバネが係る歯はもちろん、残存歯があるのならば、それ以上歯をなくさないことが、入れ歯を長持ちさせるために必要なことと言えます。

これ以上、入れ歯を作り替えなくても良いように、一緒に頑張っていきましょう。

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入れ歯を使用されている方は、特に定期健診が大切です。

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 当院には歯周病で多くの歯を失ってしまった人が、かなり多く来ます。

僕は、入れ歯診療を得意としているので、そのような人が数多く来られるのは決して嫌ではないのですが、何か虚しく感じることもありますね。

診たときに、これは抜かないとダメですね、と言う話もほぼ毎日のようにあります。

抜かなければならない歯というのは、重度歯周炎で歯がプラプラだったり、重度虫歯で歯冠が完全に崩壊しているようなケースが多いです。

このような歯は今現在、痛みがないにしても、過去にはあったはずです。

できるだけ抜かないことを第一に考えるようにしていますが、誰がどう見ても抜かなければならない歯は早めに抜歯することをお勧めしています。

過去に、多くの歯が重度虫歯と重度歯周炎で抜歯になってしまい、1本だけ下顎の右側第一小臼歯のみが残存した人がいました。

その人は、多くの歯が抜歯になったことに非常に後悔したみたいで、今はその1本を守るためにしっかり歯磨きをし、定期健診にもしっかり通い、もうかれこれ2年ほど経ちます。

その1本も全く歯周病がないというわけではありませんが、ケアによるコントロールは今のところ上手くいっていますよ。

多くの入れ歯患者さんは、実際のところ、定期健診に通う率はそんなに高くないのが現状です。

でも、その状況を何とか変えたいと常々、僕は思っています。

入れ歯が入っているといっても多くの人は、部分入れ歯であることが多いですよね。

ということは、少なくても1本以上歯が残っているわけですよね。

その残っている歯を、何とか残すには日常のブラッシングはもちろんですが、定期健診と歯科衛生士によるプロフェッショナルクリーニングは必要です。

是非、歯が残り少ない人ほど、この定期健診を重要視して頂き、それ以上歯を失わないようにしていきましょうよ。

入れ歯を作り替えなければならなくなる最大の要因は、歯を抜くことです。

一度、入れ歯を作ったらそれを持たせるためにも是非、定期健診には通いましょうね。

また新しいのを作ってと、患者さんは簡単に言いますが、それ以上に歯を失えば条件はもっと悪くなりますからね。

前と同じようにはいかないケースを、たくさん見てきましたからね。

そうならないように、定期健診は最重要だと認識して頂けたら幸いです。

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後悔の無いよう、今ある歯を本当に大切にしましょう。

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 入れ歯は正直煩わしいものではあります。

患者さんが自分のものとして、慣れるのには時間がかかりますね。。。

歯があったときや、ブリッジと比較したらどうしてもそれに同等のレベルで咬めることはないです。

どんなに良い入れ歯と思われるものでも、自分の健康な歯には勝てないのです(歯周病でプラプラになっている歯には勝てるかもしれませんが。。。)。

僕は、入れ歯の勉強をしてすでに25年経っていますが、そんな入れ歯は見たことがないですね。

正直、従事していた教授が作ったものでも、自分の歯になっているとは言えないものと思います(教授も以前、そう言っていました。)。

でも、なくなった歯を生やすことはできないし、それに変わるものも大幅な欠損の場合、無理がありますね。

ここで、僕が言いたいのは歯がしっかりある人は予防にしっかり励むべきですよね。

入れ歯に期待するのは、やめた方が絶対良いです。

若い人で、多少の虫歯や歯周病があるのを知っていながら、悔い改めることもなく、治療に罹らなくなったりする人は多いですから。

後で後悔してきた人を、どのくらい多く見てきたことか。。。

ある調査で高齢者を対象に、若いうちにしっかりやっておけば良かったな~と感じられることは何ですか?という質問に対し「歯の治療や歯の手入れ」が一番多かったとのことです。

この調査からも、歯を甘く見すぎてしまった結果、そうなったのでしょうね。。。

そしてこの調査からも入れ歯では本当の意味で、満足はしていないと言うことに繋がりますね。

もし、入れ歯で代用できたらそのような回答は得られなかったはずですものね。

もし、虫歯や歯周病になっていて、歯科医院へ通うことが余儀なくされたならば、しっかり通って治療を受けるべきです。

根の治療が長いから、とか、忙しくて何回も通えないからという気持ちも分からなくはないですが、大切な歯ですよね。。。

最後まで、しっかりと治すべきですよ。

そして日常のブラッシングを第一に考えていただき、定期健診にはしっかり通いましょうね。

これを、継続していけば人生の後半になって、同じ質問を受けたときに「若いときに歯の手入れをしておけば良かったな~。」と後悔することはないでしょうからね。。。

また、もし数本の歯がなくなってしまい、部分入れ歯になっている人は、これ以上大きな入れ歯にならないためにも、残存歯の手入れは大事なことです。

歯を数本失っている方は、歯が全て存在している人よりも、もっと虫歯や歯周病になってしまうリスクは高いでしょうからね。

僕としては、入れ歯治療は自分の中で大好きで得意としているところではありますが、これからはその部分入れ歯になった人たちに、極力、歯を抜かずに守れるようなことを患者さんと協力していけるような診療体制を確立していき、この考えをわかってもらえるように、情報発信していきたいと思います。

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落ち着いたら、メンテナンスを再開しましょうね。

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以前に当院である60代の女性が、上下顎に多数歯に渡る欠損のため部分入れ歯を製作いたしました。

その方は非常に満足していただけたようで、「先生、これからもちゃんとメンテナンス(定期健診)に通い、残存歯は抜かないようにしたいと思います。」と言ってました。

僕は非常に嬉しくなり、「そうですね。これ以上歯をなくさないようにしましょうね。」と、その方に言いました。

しばらく2年ほどは、3ヶ月に1回当院にメンテナンスできていただいてましたが、ある時を境に来られなくなりました。

それは、旦那さんが体調を崩し、入院がされてしまうからとのことです。

しかも、思いのほか入院は長引いてしまっているようです。

この方は、口腔内の衛生状況も悪くはなく、そのようなことであれば致し方ないとは思います。

でも、さすがに5,6ヶ月空いているとちょっと心配になりますね。。。

そう思っている矢先に、その方からお中元が届きました。

凄く美味しそうなジュースです。

当院のスタッフも皆、嬉しく思っています。

本当にありがたいことです。

今は、なかなか自由に動けないことと思いますが、旦那さんの体調回復のために頑張っていただきたいと思います。

このお中元を見たときに、その方に感謝の気持ちと、そのような状況でも当院を気に掛けていただいて本当に嬉しく思いましたよ。

この方のように、家庭の事情でメンテナンスに来ることが難しいケースも中にはあります。

でも、一段落付いたら、またお口のメンテナンスを再開することは大切なことと思います。

僕達も、この方にまたお会いできることを心待ちにしています。

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できれば、入れ歯の装着は避けたいですが。。。

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 入れ歯を作製してほしいという依頼で、当院に来られる人は多いです。

僕は、入れ歯診療が大好きで、それを得意としているので嬉しいですが、そうなる前に定期健診をして、できるだけ入れ歯にならないようにしたいですし、仮に入れ歯になったとしても、残存歯はそれ以上悪くならないようにしたいと思っています。

若い方でも、多数歯に渡る欠損を悩んで来られる方もいます。

先日も、前歯にブリッジが入っていて、それが虫歯により根元から欠けてしまい、再度のブリッジは不可能という方が来られました。

この歯に限らず、他の歯も多くの重度虫歯になっていますし、歯周病も重篤なものでした。

レントゲンと鏡を見てもらいながら、「この歯とこの歯とこの歯と、この歯は抜かないとダメですね。その後はここにブリッジをして、この部位は入れ歯にした方が良いかと思います。そして、残る残存歯も歯周病により状態が悪いので、これ以上悪くならないように、日々のブラッシングを頑張りましょうね。そのブラシのやり方としては歯科衛生士の方でしっかり指導もしますからね。」と伝えました。

言われた患者さんは、相当なショックのようで、「そんなに悪いとは思っていなかった。」と仰っていました。

僕らの感覚では、相当悪いのですが。。。

患者さんの感覚とは違うのですね。

口腔内の善し悪しは、痛みがあるかないかではないです。

虫歯が相当重度であれば、歯の神経は死に痛みを感じることはないです(恐らくそうなる前には、痛みがあったはずなのですが時間が経って忘れてしまっているのでしょうね。)。

でも、虫歯の進行は止まらずに歯冠はどんどん虫歯に犯されてしまい、根っこの先に膿の袋を作っている場合が往々にしてあります。

この膿の袋は、痛みがないうちは慢性の病変なので大きな症状はないですが、急性化すると激痛です。

根の治療で何とかなる代物であればまだ良いですが、もはや手遅れという人も実際、よく見ます。

また、歯周病により歯がグラついていてブリッジや被せ物はできない状態だったりする人も中にはいます。

この歯周病も、慢性の病変なので基本的には痛くないです。

でも、これも急性化すると、歯茎が腫れ揺れはさらに酷くなり、激痛が襲ってきます。

こうなってから、治療をしても、その選択肢は恐らく抜歯して入れ歯になると思うのです。

入れ歯は、絶対に元の健康な歯には勝てません。

よく食べれないですし、違和感も強いです。

それは、大学教授の作る良い入れ歯でも、自分の元の健康な歯には勝てないことなのだと思いますよ。

できるだけ、健康な状態で自分の歯でいられれば、それに超したことはありませんからね。

是非、今ある歯を大切にしていくことを考えていただきたいです。

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ある患者さんは二年前に入れ歯を入れて、今も良い状態です。

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 二年前に、遠い場所から来られた患者さんで入れ歯相談に来た中では若い女性の方が3ヶ月に1回の定期健診に来られました。

その市は新潟市から遠く離れているので、当院を選んでくれて本当に頭が下がる思いです。

現在は入れ歯も良い状態で維持されており、口腔内の衛生状態もかなり気をつけてブラッシングしていただいており良好です。

 当時の口腔内は、上顎の歯は5本ほど残存しており、部分入れ歯が欠損部に入っておりました。

その残存歯も全て重度歯周病のため状態が悪く、抜歯した方が良いと判断しました。

下顎も左側の臼歯部は欠損しており、右側の臼歯部も大きな根尖病巣と、重度の歯周病のため保存は無理だと判断しました。

その時の欠損部の歯茎もかなり骨吸収が大きく、抜歯後の入れ歯製作も困難が予想されます。患者さんにその旨を説明させていただき、今後の治療計画をお話しさせていただきました。

その時の治療計画としましては、
1.重度歯周病で動揺の大きな歯は抜歯し、現在の入れ歯に増歯という処置をする。下顎は抜歯前に型を取り、即時入れ歯を製作する。そして、保存が無理な臼歯部を抜歯し、即時入れ歯を装着する。

2.抜歯した傷が治ったら、上顎は総入れ歯、下顎は両側臼歯部の部分入れ歯を新製する。
 
多分、どこの歯科医院でもこのような治療計画が一般的かと思いますが、この患者さんはまだ若い女性です。インプラントで対応するのはどうかとも説明させていただきました。

しかしながら、この患者さんはインプラントには抵抗感があるとのことで、入れ歯製作に同意していただきました。

 しかしながら、上顎が総入れ歯になると現在の歯茎もかなり吸収しているため、下顎に比べて上顎は唇頬側の骨から吸収するため歯列弓がかなり狭いものとなり、生理学的にアンバランスなものになります。

無理して上顎の人工歯排列を正常咬合排列にするとその下にある歯茎部分は吸収されていくため、入れ歯の正中部に応力がかかり真ん中で割れてしまうのですね。

従って、それを防止するためにも上顎は金属床入れ歯となりました。

しかも、貧弱な歯茎のため使用する金属も軽くて丈夫なチタンを使用しました。

また、下顎も残存歯が前歯部のみとなるため、保険の入れ歯だとクラスプという金属のバネが見えてしまいます。

そのことも踏まえてノンクラスプデンチャーという金属のバネを使用しない入れ歯を入れていきました。

上下顎とも最終入れ歯は、保険診療が使用できるものではありませんが、金属床にしたことにより、入れ歯が壊れることなく今も安定しています。

 審美と機能、これを追及して行くためにも使える金属、使う場所には慎重に選択することが必要なのだと思います。

否定するつもりはありませんが、現在認められている保険診療では、入れ歯に関してはそのあたりがちょっとあべこべになっているようで、僕自身は何か疑問を感じます。

 いずれにしても、施術する僕としては、金属床入れ歯とノンクラスプデンチャーを同一口腔内で行うことはあまりありませんね。

審美と機能をある意味最高レベルで回復させなければなりませんしね。

でも、この患者さんが笑顔になって、日々の暮らしを楽しく過ごされているのを聞いて、嬉しく思いました。

3ヶ月に1回の定期健診は、今後も続きますが患者さんと一緒に頑張っていきたいと思います。

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☆7月19日(木)の診療は医院研修のため、休診となります。ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。

本来は、入れ歯でいいとは思えないはずですよ。。。

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 重度歯周炎や重度の虫歯により多数の歯を抜かなければならない患者さんは、抜歯後、次の選択肢として入れ歯を入れると考えることだと思います。

間違いではないのですが、今まで入れ歯を入れたことがない人が大きな入れ歯を簡単に受け入れてくれるかというと、そうではないです。

入れ歯を使用したことのない人が、それこそ大きな入れ歯に馴染むまでは相当な時間がかかりますし、それ相応の努力が必要です。

どんなに形態的にも機能的にも良い入れ歯でも、あくまで異物です。

神様が与えてくれた、健康な時の自分の歯には勝てないものです(歯周病で骨の支持がなくプラプラしている歯よりは、良いかもしれませんが。。。)。

咀嚼力も発音のしやすさも、何一つ勝てないのは、今までの研究論文や経験にも裏付けられています。

 ですから、部分入れ歯でも残存している健康な歯は1本でも多く残し抜歯を極力避けるようにしていきましょう。

そのためには、僕らだけの努力ではどうにもなりません。

虫歯や歯周病は糖尿病や高血圧と同類の慢性疾患で生活習慣病なのですから。

もし、糖尿病や高血圧だとしたら、根本的な治療はほぼできないですよね。。。

つまり完治が難しいため、服薬や運動療法でのコントロールが必要なのですよね。

歯周病や虫歯も、同じです。

日常のホームケアと定期的な健診とプロフェッショナルクリーニングがそのコントロールになるのですね。

その患者さんの日常生活のなかで、歯科医院で習った指導を基に歯磨きはきちんとやっていただき、歯科医院のメンテナンス(定期健診)にはしっかり通うようにしましょうね。

あくまで、入れ歯は歯が抜けた後の歯の代わりの処置なので、できるだけそうならないように一緒に気をつけていきましょうね。

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入れ歯作りに頑張っています。

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 入れ歯は必ずしも、すぐに満足に機能するわけでは無いと思います。

一生懸命に入れ歯を製作して調整していますが、なかなかすぐに満足はいただけないことがあります。

どうしても慣れの問題もありますからね。。。

新しい入れ歯を装着した後、当院では必ず調整の時間を取ります。

何事もなくても、一度は診せてもらうようにしています。

たまに、患者さん自身でも気づかないような粘膜の傷を作ってくる人がいなくもないですからね。。。

入れ歯を入れて物を嚙むと、しょっちゅう舌を嚙むとか頬を嚙むというのは患者さんの口腔周囲の神経筋機構が上手く調和していないことが考えられます。

総入れ歯が、くっつかないのは唾液の量やその他の要因であったりもします。

単純に歯科医師の腕の問題でもなかったりすることが多いのですね。。。

僕は、入れ歯を得意として日々の患者さんも多くの入れ歯の患者さんが来院されますが、一筋縄で物事が進展するほど易しいケースは少ないです。

でも、患者さんがこの医院を選んでくれて足を運んでくれている事実には感謝しておりますし、時折、優しい言葉をかけられると凄く嬉しいですよ。

全ての患者さんが満足するような入れ歯は多分、作れていないかと思いますが、自分の持てる力を最大限、出し切るように頑張りますよ。

それこそ、あらゆる手段を駆使していきたいと思います。

また、当院に来ていただいた患者さんには、必ず言っていますが、ほとんどの方は総入れ歯ではなく、部分入れ歯です。

その方達は、まだ歯が一本以上残存しているわけです。

重度の虫歯や歯周病でなければ、できるだけ保存を図るように当院では行っています。

でも、それを保存するためには患者さんの協力が必要です。

具体的には、ブラッシングによる日常のホームケアと定期健診に来ていただきたいです。

是非、一緒に頑張っていきましょう。


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入れ歯でも、定期健診は必要です。

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 入れ歯でお悩みならば、自己解決しようとはしないことが大切です。

痛いのを我慢してご飯を食べていても美味しくはないでしょうし、良く噛めないまま食物を飲み込んでも、胃や腸にかかる負担は大きいですからね。。。

できるだけ早めに、歯科医院で入れ歯を直してもらう事が大切ですね。

当院では、新製入れ歯を装着後は必ず一度は調整に来てもらっています。

患者さん自身でも気づかないような傷が粘膜にあったりする事がありますからね。

できるだけ、そのようなこともないというところで終われるようにしたいですからね。

でも、入れ歯治療には、正直終わりがないです(虫歯治療や歯周病治療もそうですけど。。。)。

入れ歯が乗っかっている歯茎は、歯を失った以上、少しずつ痩せていきます。

これは失った歯茎の下にある骨が吸収されるからですね。

これはあくまで生理学的な骨吸収なので、仕方がないものではあります。

でも、個人差はありますが、短期間での吸収量がかなり大きい人もいます。

これに対応するために、やはり定期健診と調整は必要なのですね。

多くの患者さんは、定期健診というと入れ歯だから必要ないと思っている人が多いようです。

反って、入れ歯だからそれを長持ちさせるために必要なのですね。

入れ歯を良い状態で維持するためには、残存歯の状態も良い状態で維持することも大切ですし、それと同時に入れ歯の乗っている歯茎の状態も確認させて下さいね。

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