2023/06/16
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
親知らず歯や他の歯を抜いた場合、痛みは術後3〜4日から1週間位で徐々に引いてきます。
まれに、それを過ぎても痛みが段々と強くなってくる事があります。その場合、ドライソケットの可能性が考えられます。
通常は、抜歯後の治る過程で抜いた穴は血餅という血の塊でかさぶたのようにふさがってきます。
それが上手くいかずに歯が抜けた穴の骨がむき出しになることがあります。それをドライソケットといいます。物が入ったり触れたりすると骨に直接当たるため痛いですし、ニオイがしたりします。
原因は、
・うがいのしすぎで血が流れてしまう。
・抜歯した周囲の歯を強く歯ブラシをして血餅が流れ
てしまった。
・抜歯後の飲酒や喫煙
血は液体ですから、すぐに凝固を始めますので、やさしくうがいをしていれば流れることはありません。
当院では、抜歯後の注意事項の用紙をお渡ししています。
抜歯後は、洗浄で来院して頂きますが、心配や不安な事があれば遠慮なくご相談下さいね。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 S.N)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯を抜いた後にはカサブタができて、止血されていくわけですが、口の中で血の味がするのが気持ち悪くてうがいを過剰にする人がいますね。
そうなると血餅(カサブタ)が剝がれてしまい、また出血が続きドライソケットになることがありますね。
そうならないように抜歯窩は気をつけるようにしましょうね。
もし出血等が気になるようであれば、脱脂綿を丸めて患部に当てて10分くらい噛んで圧迫止血を図りましょうね。