2024/10/09
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
TCHとは、“Tooth Contacting Habit”(歯列接触癖)の略で、上下の歯を“持続的に” 接触させる癖のことです。
何もしていないとき人間の上下の歯は接触していません。
上下の歯は会話や食事をする際の接触する時間を含めても一日20分程度が正常だと言われています。
上下の歯の接触と聞くと一般的には「かみしめ」や「食いしばり」を思い浮かべる方が多いと思いますが、実際にはグッと強い力でなく上下の歯が接触する程度の力でも口を閉じる筋肉は働いてしまうのです。
微弱な力でも接触時間が長時間になれば筋肉は疲労してくるため、顎関節は押えつけられることになり、感覚が敏感になって痛みを感じやすくなってしまいます。
TCHは無意識な習慣なのでやめようとしてもすぐにやめられるものでもありません。
日常のストレスを発散させるためにTCHをしてしまっているとも言われているので、まずは、自分に合ったストレス解消方法を見つけましょう。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.T)
上記ブログについての院長の追加コメント
日中の歯ぎしりや喰いしばりは上記に記すTCHと言われることが多いですね。
これも、無意識にしてしまったりする方が多いのですが、だいたいは何かに集中している時とかが多いようですね。
もし、それに気づいたなら歯を離すというのを意識しましょう。
それを繰り返していくことにより、TCHは改善されることが多いようですよ。