2018/07/03
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
デンタルフロスを使っていて、歯間部でデンタルフロスが引っかかる感じがしたことはありませんか?
実はそれ、虫歯かもしれません。
歯と歯の間に虫歯ができてしまう方は多いですが、なかなか見た目では解りません。
そのため、痛みが出てから歯科医院に行くなんて事も多いと思います。
しかしデンタルフロスのっしようじの引っかかりなどの違和感で虫歯が早期に発見できれば、痛みのない段階で早期に治療ができます。
デンタルフロスを使うことにはこういったメリットもあるので、是非、毎日のブラッシングに取り入れて下さいね。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 R.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
デンタルフロスは、細い繊維(フィラメント)を束ねて糸状にしたものです。
歯ブラシではどうしてもこの歯間部の汚れは取りきれません。
デンタルフロスは歯と歯の間の狭い隙間に通して、歯ブラシでは落としきれない歯垢をかき出すことができます。
歯ブラシに加えてデンタルフロスを使うメリットは、4つ程あります。
1. 歯と歯の間の歯垢除去効果がアップ
歯と歯の間はハブラシの毛先が届きにくいため歯垢が残りやすい場所です。
でも、、ハブラシとデンタルフロスを併用することで、歯と歯の間の歯垢を落とす効果は大幅にアップします。
ハブラシとデンタルフロスを併せて使うことで歯と歯の間の歯垢除去率が1.5倍にアップしたという報告もあります。
2. むし歯や歯周病の予防になる
歯垢はむし歯や歯周病の原因になります。
その歯垢をよりキレイに落とせるということは、虫歯や歯周病の予防につながります。
3. 口臭の予防や改善につながる
口臭も、食べかすや歯垢などの汚れが原因になります。
毎日のフロッシングで歯垢をしっかり取り除くことで、口臭を予防したり、改善したりできます。
4. むし歯や歯周病、詰めものなどの不具合を早期発見できる
デンタルフロスを使っていて、「いつも同じ場所で引っかかる」、「フロスが切れてしまう」などがある場合は、むし歯ができている、もしくは詰めものや、かぶせものに不具合がある可能性があります。
また、デンタルフロスを使うと歯茎から血が出る場合は、歯周病の疑いがありますね。
もし、そのようなことがあるようならば、まずは歯科医院で診てもらうようにしましょう。