2018/08/04
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯ブラシの毛先は、開いてきたら交換しましょうとよく耳にすることがあります。
では、なぜ毛先の開いた歯ブラシではダメなのでしょうか?
歯ブラシの毛先が開いてしまうと、上手く歯面に毛先が開いてしまうと上手く歯面に毛先が当たらず、プラークの除去が難しくなるからです。
新品の歯ブラシと比べ、プラークの除去率は4割も減少すると言われてます。
せっかく時間をかけて、ブラッシングをしてもプラークを落としきれなければ意味がないので、もったいないと思わず、歯ブラシはちゃんと交換しましょう。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.M)
上記ブログについての院長の追加のコメント
私たちはお口の中の多くの菌を、歯ブラシで毎日落としています。
いくら洗って乾燥させたとしてもブラシの毛束の根元には細菌が付着し繁殖してくるのです。
また毛が開いたり、コシがなくなったものは清掃能力が落ちるだけではなく、歯や歯茎を傷つける恐れがあります。
使用するブラシの毛の硬さや歯磨きの際の圧力のかけ方によっても、どのくらいで毛が開いてくるかは変わってきます。
歯ブラシの後側から見て毛がはみ出ているようであれば交換、はみ出ていなくても1ヶ月経ったら交換するようにしましょう。
物持ちが良いというのは良いことですが、歯ブラシに限っては当てはまりませんね。
しっかりと虫歯予防をするために、歯ブラシなどのお口の清掃道具の管理もしっかりと行っていきましょう。