2018/10/17
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
「昔はよく虫歯を治したけど、最近は虫歯の治療をしたことないなー。」と、健診の時によく耳にする言葉です。
パッと見た目には虫歯は見当たらないのですが、ある日、突然、歯に穴が開くことがあります。
これは歯と歯の間でじわじわと虫歯が進行し、何らかの力で残っていた歯の上部が抜け落ち穴が開くといった感じです。
歯間でおこる虫歯は間食の取り方や、甘い物の取り方でリスクを下げることもできます。
健診を受けて早期発見はもちろん、間食の取り方も、是非、スタッフから聞いてみて下さい。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.O)
上記ブログについての院長の追加コメント
世の中には、いくら甘い物を食べても、歯ブラシをしなくても虫歯にならない人もいれば、一生懸命歯磨きを頑張っても、すぐに虫歯になってしまう人もいます。
なぜだと思いますか?
それは、虫歯は、虫歯菌による感染症だからです。
虫歯菌に感染していなければ、歯ブラシをしなくても虫歯にはなりません。
しかし虫歯菌に感染してしまうと、除去するのは難しく、結果として、虫歯の発生・再発を繰り返してしまうのです。
虫歯の主な原因菌であるミュータンス菌は歯のみに付着してバイオフィルムという細菌膜を形成して歯に粘着するため、歯ブラシだけで完全に除去するのは大変です。
また 虫歯菌は、ほとんどが垂直感染(親から子など家の人からの感染)であることが分かっています。
特にお母さんのお口に虫歯がある場合は要注意です。
今、虫歯がなくても虫歯になる可能性は高いと言えます。
残念ながら虫歯菌に感染しまった場合もあきらめてはいけないです。
歯ブラシ、食べ方などを工夫するだけで虫歯はある程度、防ぐことができます。
予防方法はお口の中の環境により、一人一人違います。
でも、基本的には歯磨きが基本となりますし、間食の取り方や甘い物の取り方が重要です。
また虫歯菌をある程度、除菌する方法もありますので、お気軽にご相談ください。