2020/06/25
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯石は白いというイメージがあるかと思いますが、黒い歯石というのも存在します。
そして白いものより黒い方がたちが悪いです!
まず歯石とは歯垢が唾液のカルシウムやリンと結びついて白く石灰化したものです。
歯石自体が歯や歯茎を攻撃することはありませんが、ザラつきがでるので、歯垢がたまりやすくなり歯周病を悪化させる1つの原因となります。
そして白い歯石は歯茎よりも上にできることがほとんどです。
黒い歯石は歯垢に血液が混ざったことが、原因ともいわれます。血液中の赤血球が含まれているため黒く見えます。
つまり出血することが多い人ほど黒い歯石ができやすく、出血する原因の90%が歯周病と言われているので、黒い歯石は歯周病の特徴ともいわれます。
皆さんのお口の中はどのような状態でしょうか。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.O)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯石は歯肉縁上にあるものと歯肉縁下にあるものに分けられます。
それぞれ、縁上歯石、縁下歯石という言い方をします。
白い歯石は縁上歯石に多く、黒い歯石は縁下歯石に多いです。
縁下歯石は血液成分を含んだ歯垢が石灰化するために起こるものです。
この縁下歯石は、病原性も強く徹底的に摂る必要がありますが、なかなか一筋縄にはいかないです。
是非、そうなる前に定期健診にしっかりと通い、歯科医院で口腔内を清掃してもらいましょうね。
☆当院は8月3日より、現在の場所から新潟駅方向に30メートルほど行った場所のタチバナビル1階に移転開院いたします。何卒よろしくお願いいたします。