2020/11/18
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
被せ物は入れてしまえば違うのは色見だけ、と思っていらっしゃる方も多いかもしれません。
実は歯茎の部分にも影響を与えていることが多いのです。
私たちが被せ物を作るときは歯茎の部分に被せ物の縁を持ってくることが多いです。
被せ物が外れないようにだったり、虫歯がそこまで来てしまっていたりと理由は様々です。
そういった意味で歯茎の縁の部分に来る材料の種類はとても大事になります。
そこが金属の場合はどうでしょうか。
金属は表面がピカピカに磨いてあるので最初の内は問題なく使えるのですが、表面が歯磨きや食べ物などで荒れてくると汚れが付きやすくなってしまいます。
プラスチックの材料はどうでしょうか。
現在保険で使われている材料はある程度強く、単純なプラスチックではないためお口の中である程度安定しています。
しかしながらプラスチック自身は水を吸うために汚れや色がついてしまいます。
セラミックスの材料はどうでしょうか。
セラミックスはほとんど汚れが付かず、色見の変化もほとんどありません。
しかしながら、他の治療に比べると高額になりやすいのと、割れてしまったりというリスクも多少はあります。
歯周病の予防や、汚れの付きにくさを選ぶのであれば少し被せ物の種類も考えてみてもいいのではないでしょうか?
何か気になることがあればお話ししてみてください。
何を選ぶといいのかご提案させていただけると思います。
(りんご歯科医院 歯科医師 A.S)
上記ブログについての院長の追加コメント
被せ物の種類はいくつかあります。
保険がきくものからきかないものまであります。
ただそういった金銭的なものを抜きにして言わせてもらうならば、金属であるならばゴールド冠が良いですし、白いものを望むのならばセラミックやジルコニアが良いと思います。
それぞれ、特徴があり患者さんの希望に沿うもので考えていただけたらと思います。
その際には歯周病や虫歯の兼ね合いもあって、縁をどこまで伸ばすかのお話もさせていただけたらと思います。