2021/08/01
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
日常生活の中で、上下の歯をかみしめていませんか?
歯の噛みしめや喰いしばりは、歯と顎の関節や筋肉に大きな負担をかけます。 またグッと強い力でなく上下の歯が接触するだけでも接触時間が長時間になれば大きな負担になります。
人は何もしていない時、上下の歯列間に1~3㎜の隙間があるのが正常で、上下の歯が接触するのは、物をかむ時と飲み込む時だけです。
その時以外に上下の歯を接触させる癖を歯列接触癖(Tooth Contact Habit : 通称TCH)といいます。
TCHがあると顎関節症や歯及び歯周組織の病気(知覚過敏、歯の破折、歯周病など)につながる可能性があります。
TCHはパソコンやスマホの使用時、テレビを観ている時などのように何かに集中している時に起こりやすく、他にストレスや緊張なども原因であると考えられています。 クセとして無意識にやってしまう事なので、自分で自覚することは難しいです。
なので、まずは自分にこのクセがあるか知ることがとても大切です。
そしてTCHを止める最も効果的な方法は、唇を閉じて歯を離す事を意識することです。
唇を閉じて、上下の歯を離すこと、1日に何度も練習して下さい。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 R.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
日中の歯ぎしり、喰いしばりは自分で治すことは可能とされています。
就寝時のものは難しいですが。。。
もし、日中に自分が噛みしめをしていることがあったら、すぐに歯を離してみるということを意識してみてくださいね。
時間はかかるかと思いますが、練習が大切ですね。