2018/04/17
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
市販に売られている歯磨き剤の約9割は研磨剤が入っていると言われています。
研磨剤は歯の表面からプラーク(細菌の塊)や、着色(ステイン)を落としやすくする効果があります。
ですが、ブラッシング圧が強すぎる方、歯の根が露出してしまってる方、歯がしみる方は研磨剤が入った歯磨き粉を使用してしまうとさらに歯が削れてしまい、しみる原因になる可能性があるので、できれば研磨剤無配合の歯磨き剤か、低研磨の歯磨き剤を選んで使っていただけたらと思います。
永久歯とは一生、付き合っていかなければならない大切なものなので、その大切な歯を守るためにも自分に合った歯ブラシや歯磨き剤を選んでいきましょう。
自分の口腔状態がどうなっていて、どんなものが自分に合うのかは分からないことも多いと思うので、私たちスタッフにお尋ね下さいね!
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.H)
上記ブログに対する院長からの追加コメント
多くの歯磨き剤は研磨剤が入っていることを皆様はご存じですか?
研磨剤が多く入っていて、強いブラッシング圧で歯をこすっていると、歯と歯茎の境目にくさび状欠損というものを作ってしまうことがあります。
このくさび状欠損ができると歯がしみる(知覚過敏)原因になりやすいです。
歯がしみると大抵の方は虫歯を疑って、それを進行させまいと一生懸命に力を込めて歯磨きをしてしまう傾向にあると思います。
そうなると、また自分のブラッシング圧と、研磨剤が配合されている歯磨き剤の影響でさらにしみるようになってしまいますよ。
ですから、僕達としては極力は、研磨剤が入っていない歯磨き剤を使っていただきたく思っています。
当院では、研磨剤無配合の歯磨き剤も扱っていますので、もし、気になる方は見ていただけたら幸いです。