義歯(入れ歯)ブラシを使ったことはありますか?

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義歯(入れ歯)ブラシを使ったことはありますか?

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新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

 歯ブラシでも汚れを落とすことはできますが、形が複雑な入れ歯には義歯(入れ歯)ブラシがお勧めです。

義歯ブラシのメリットは
1.柄が太くて持ちやすいため、どんな人でも磨ける。
2.ブラシ部分が大きいため、短時間で汚れを落とせます。

その他にも義歯ブラシは植毛部分が2カ所あり、大きいブラシの部分は毛の硬さが普通なので、入れ歯のピンク色の部分や歯の部分など全体を傷つけることなく磨くことに適しており、小さい植毛部分はブラシが硬く、金属部分などの硬い部分を磨くことに適しています。

気になる方は、ご相談下さい。
             
   (りんご歯科医院 歯科衛生士 M.H)

上記ブログについての院長の追加コメント

入れ歯は人工の歯なので、虫歯や歯周病にはなりません。

それでも、きれいに見えても細菌は付着しています。

いわゆるプラークや歯石は付いてきます。

汚れたままにしておけば、口臭の元となったり、黒ずんできたりしますから、長持ちさせるためには、正しいお手入れは必要です。

汚れを付着したまま、入れ歯を使用しているとカンジダ菌などの細菌により、粘膜が荒れ義歯性口内炎などを発症することがあります。

義歯性口内炎になると、粘膜が真っ赤になって腫れあがります。

痛みはそれほどないようですが、ぴりぴりした違和感が続きます。

入れ歯を清潔に保てば、そうなることはありませんから。

通常の歯磨きのように毎食後に洗うことが理想的ですが、せめて寝る前に1日一度は丁寧に洗いましょうね。

毎日のお手入れは、できるだけ入れ歯専用ブラシを使って水で洗い流します。

就寝するときは、洗った後に水の中に入れて保管します。

清潔に保つために、水は毎日取り替えてください。

そして、せめて3日に一度は入れ歯専用の洗浄剤の溶液につけてお手入れしましょう。  
洗浄剤で汚れを浮かし、その後、ブラシでこすって、流水で洗浄剤と汚れを洗い流します。

熱湯や漂白剤につけるのは変色や変形のもとになりますので止めましょう。

また、乾燥も変形のもとになるので、必ず水の中に入れて保管しましょうね。

そしてよく聞かれることですが、歯磨き粉を使って入れ歯を磨くのも止めましょうね。

その理由は、ほとんどの歯磨き粉には研磨剤が入っています。

その研磨剤により、天然歯よりも硬度が弱い人工歯は削れてしまいますから。

以上の点に注意して、入れ歯を清潔に保って快適な生活を送りましょう。

もし、残存歯があるならば、残存歯の歯磨きもお忘れなくお願いいたします。

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