2018/05/28
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
皆様は、歯を磨いた後、デンタルフロスはお使いでしょうか?
残念ながら、どんなに歯ブラシでブラッシングを一生懸命頑張ってもプラークを完全に落としきることが出来ません(やく6割と言われています。)。
キレイに磨くことができたと思っていても、フロスを通してみるとプラークがフロスについてきます。
先日、患者さんにフロスの使い方をお話しさせていただいたところ、「お口の中がサッパリする。」、「汚れがまだ、残っていたのね。」と言っていました。
歯と歯の間は磨き残しが多く、ここから虫歯になってしまう方も多いです。
フロスにもいくつかタイプがございます。
使い方が解らないという方、お気軽にご相談下さい。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 R.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
日常のデンタルケアの基本は歯ブラシを使った歯磨きです。
でも、ブラッシングだけよりも、デンタルフロスを併せて使った方が虫歯が予防できます。
今では定番のデンタルケアとして患者さんに勧めていますよ。
デンタルフロスは歯と歯の間など、歯ブラシの毛先が届かない歯間部にも届き、歯磨きでは歯垢除去率がおよそ6割なのに対し、8割程度にアップするといった試算もあるようです。
また、デンタルフロスを使うと、初期の虫歯や歯周病などの早期発見につながります。
その理由は、歯ブラシでは気づくことができない、以下のような症状に気づくことができるからです。
以下の項目に当てはまるものがあれば、虫歯などの初期段階である可能性が高いです。
もし気になる点があれば、歯医者さんに相談しがてら、歯科健診などを受けるといいでしょう。
・歯の表面が凸凹していて引っかかる。
・歯同士が重なる箇所以外の毎回同じ部分でフロスが引っかかる。
・出し入れの時に糸がひっかかって切れてしまう。
このようなことで、もし当てはまる点があれば、一度歯医者さんに診てもらうようにしてください。
初期の虫歯であれば治療も軽く済み、通院期間も短くて済みます。
虫歯は磨きにくい部位からできてきます。
このデンタルフロスの使用は、歯磨きの際に毎回使ってもらう事が理想ではありますが、せめて一日一回は、デンタルフロスを併用して歯磨きをしましょうね。
この汚れを完全に除去することは、口臭予防にも大切なことです。
当たり前のことですが、いつも同じ部位にモノが引っかかっていて、そのままにしていたら、当然臭いも出ますからね。
より口腔衛生を向上させるためにも、頑張りましょうね。
もし、使用法がよく解らなかったりする場合は、是非ご相談下さい。