2018/06/12
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
音波ブラシとはプラーク(歯垢)を簡単に除去するだけのモノではないのです。
音波を生じさせることによって、手用歯ブラシや電動ブラシでは取り除けない歯の表面に付いたバイオフィルムを破壊してくれて、歯周組織の炎症を軽減、歯茎の細胞を活性化する作用もあります。
また歯茎や歯を痛める事が少なく、振動によって唾液の分泌量も増やす効果があるのです。
唾液が出にくい人には良い効果があると言えます。
音波ブラシは触る程度の優しいタッチで少しずつ動かしていくだけで歯ブラシや電動ブラシよりも簡単に素早く落としてくれるので、矯正をしている方、細かい動きが苦手な方などにお勧めです。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.H)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯ブラシには手動用のモノもあれば電動用のモノもありますね。
この電動用のモノの中には電動歯ブラシ、音波ブラシ、超音波ブラシが分類されるようです。
手用のモノに比べて、この電動ブラシは勝手に動いてくれるので楽ですよね。
でもこれにも注意が必要です。
結構、磨き残しがある場合があります。
恐らく、歯と歯茎の境目にきちんと当たっていないのが原因と思います。
しっかり当てないでやっているつもりと言うのが一番良くないです。
また、力の入れ方にも注意をしましょうね。
かなり高速でブラシのヘッドは動きます。
それこそ人間でこの動きを再現することはできません。
それ故に、力を入れてこすってしまうと歯が削れる可能性もありますからね。
あと、このブラシも劣化はしますので、ブラシが開いているようだったら交換をしましょうね。
それらの注意点を気をつけて使用してもらうのであれば、非常に良いものだと思います。
是非、効果を最大限に発揮するためにもメーカーの指示には従うようにしましょうね。
どうしても、電動ブラシを使用しても磨き残しが気になるようでしたら、手用の歯ブラシを使って仕上げ磨きできたら良いかと思います。