2018/06/16
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
スーパーやドラッグストアなどで、とてもたくさんの歯に関するグッズを見かけますよね。
患者さんから、特に歯ブラシや歯磨き剤はどれを選べば良いのか、聞かれることがあります。
ブラシ部分の形や大きさ、毛の硬さはそれぞれ歯茎の状態や歯並びによって使い分けた方が良く必ずベストのモノがあります。
是非、ご自分に合った歯ブラシを見つけるお手伝いさせてください。
磨きやすくて、快適に過ごせます。
一緒にお口の環境を良くしましょう。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 C.K)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯ブラシは、何が良いのか迷いますね。
僕自身も、好みによるところが大きいと思います。
ここでは、一般的に言われていることを挙げるとすると、歯ブラシの柄の持ち手部分には、形が角ばってるものや丸いもの、湾曲していたり、手元に飾りや絵がついていたりと、さまざまな形状、デザインのものがあります。
まずは自分が実際に持ってみて、持ちやすく、使いやすいものを選びましょう。
ちなみに、湾曲しているものは、上の奥歯の後ろ側を磨くのが難しく、また突起があると指を動かすときに邪魔になる傾向があるので、基本的にはストレートで突起のない単純な形状がおすすめです。
ブラシのネック部分は、力がしっかり伝わるよう、あまり細くなくて、しならないものを選びましょう。
歯ブラシの毛の材質もいろいろありますが、お勧めなのは一般的に多く使われているナイロン素材のもの。
動物の毛や色の付いた毛のものもありますが、動物の毛はたんぱく質でできているため細菌が付着しやすく不潔になりがちですし、乾きにくいのも欠点です。
また、色の付いた毛は、混入されている色素の成分によって弾力性が低下します。
ただし、ナイロンも吸水性があるので、交換時期を必ず守って使用するようにしましょう。
一般に口にあう適正サイズとされているのは、横が親指の幅もしくは人差し指の第一関節までの長さというもの。
ヘッド部分が大きすぎると、奥歯や細かい部分に毛先が当たりにくく、磨き残しができやすくなります。
また、毛が密集していると、乾燥しにくく不潔になりやすいと言われます。
毛先の切り口はギザギザになっているものよりも、均一になっているほうが、圧力が均等にかかり、よく磨けるといわれています。
なお、毛先を軽く歯に当て、小刻みに動かすブラッシングを行う場合は、毛先の長さが短いタイプがよいと思います。