2018/06/18
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
皆さんはフッ素入りの歯磨き剤をお使いでしょうか?
今、市販されている歯磨き剤の約9割がフッ素入りです。
フッ素入りの歯磨き剤の効果を十分に発揮させるためには正しい使用法が大切になってくるのでいくつかポイントを紹介します。
1.磨く前に歯磨き剤を歯面全体に広げる
2.歯磨き剤の泡立ちを保つように磨く
3.歯磨き剤を吐き出した後、10~15ミリリットル(大さじ一杯くらい)の水を口に含み5秒程度軽くぶくぶくうがいをする。
4.洗口は1回のみとする。
その後、1~2時間程度は飲食しないことが望ましいとされています。
このポイントを守っていただくと、口腔内のフッ素濃度を高く保つ事ができ、虫歯予防に効果的です。
是非、フッ素入りの歯磨き剤を使う際はこのようにして使ってみて下さい。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 R.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
フッ素は、むし歯予防に関する様々な働きをしてくれます。フッ素配合ハミガキ剤を継続的に使用して、むし歯を予防しましょう。
フッ素は、歯磨きで落としきれなかった歯垢(プラーク)が作るむし歯の原因菌の働きを弱め、歯垢(プラーク)が作る酸の量を抑えます。
また、歯から溶け出したカルシウムやリンの再石灰化を促進させます。
そして、歯の表面を酸にとけにくい性質に修復します。
特に乳歯や生えたての歯は軟らかく虫歯菌に感染するリスクが高いので、フッ素含有の歯磨き剤を使い、歯質強化に努めましょうね。
そして、定期健診に行って、その人に合った歯ブラシ方法を歯科衛生士に聞いて、お家でしっかり実践することが大切です。