2018/07/05
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
被せ物・詰め物・入れ歯の型取りをした後、「どうして次の予約まで期間が開いてしまうのか?」と疑問に思ったことはありませんか?
なぜかというと、型取りをして模型になった段階で歯科医院とは別の歯科技工所に製作をお願いしているからなのです。
また、物によってはさらに外注に出すという工程を踏まなければならないケースもあります。
これらは全て、オーダーメイドになります。
いくつもの工程を経て、一人一人にあった物を作っていただいてますので、ご理解の程、よろしくお願いいたしおます。
(りんご歯科医院 歯科助手 Y.H)
上記ブログについての院長の追加コメント
被せ物や、入れ歯等は基本的に型取りが必要な処置です。
型取りのことを印象採得と言いますが、この後は石膏の注入操作が必ず必要になります。
その石膏が固まって印象面から石膏を取り外し、トリミングをして石膏模型を作るのですね。
入れ歯と被せ物についても、その後の模型製作の仕方は変わります。
その後、様々な工程を経ていわゆる補綴物という物が作られていくのですね。
最近では、光学印象と言って口腔内にスキャナーで歯を削った後の、画像を取り込みコンピュータ上でデザインし、製作される被せ物も存在します。
これだと時間も日数も大幅に短縮できますが、まだ一般的な物とは言えないようです。
特に保険内で作られるブリッジや銀歯の被せ物は、歯科技工士によるワックスアップや鋳造操作、入れ歯であれば人工歯排列や歯肉形成、重合操作などが必要です。
歯科技工士さんの中には、もの凄く咬合に詳しく、それを再現するテクニックを持っている人もいます。
でも、それを人の手で再現するのはやはり大変な時間がかかるのは事実です。
そのため、当院では1週間から10日間くらいの間隔をいただいていますよ。
中には、セットを急ぎたいという人もいますが焦って作っても良いものはできません。
それなりのお時間はいただきたく思います。