2018/08/02
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
虫歯や歯周病などで、歯を抜いたときはできるだけ、その箇所を人工の歯で補う治療をお薦めします。
「1本くらい無くても。。。」と考える方がいらっしゃいますがこれは禁物。
抜いた歯をそのままにしておくと時間が経つにつれ、歯並びが変わってくる可能性が高いです。
歯には周囲にできたスペースを埋めようとする性質があり、残っている歯がこのスペースに倒れ込んできたり咬み合わせがなくなった歯は次第に伸び飛び出してきます。
1本抜けただけでも、周囲の歯の生え方が変わりその変化を受けて他の歯も動く。
その結果、歯と歯の間に隙間ができたり、歯並びが凸凹になったりで咬み合わせのバランスが崩れていく。
歯磨きもしにくいので、当然、磨き残しも多くなるのです。
歯が抜けたら、歯並びが悪くならないうちに人工の歯を入れることをお薦めします。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.O)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯が抜けても、気にされないと言う人も確かに存在するようですね。
1本くらいなら、別にいいやと思うのでしょうかね。。。
でも、それが咬合の崩壊の始まりだと思います。
上記に記すように、歯がなくなるとその周囲の歯は傾斜、捻転、挺出という移動を起こします。
そうなると、歯並びにも影響しますね。
そうすると、咬合の不調和からいろいろな問題が出てきます。
顎関節症になることも多いですからね。
もし、そのようなことがあれば、早めに歯科医院で診ていただくべきと思います。