代用甘味料としてのキシリトール。

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代用甘味料としてのキシリトール。

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新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

 甘いものは美味しいですね。

でも、特に飴やキャラメルなど、甘いものをダラダラと食べてしまうと虫歯の菌が活性化され、虫歯の進行を早めてしまいます。

甘いものを食べたいときは、、、

砂糖の代わりに、キシリトールを使っているものがお薦めです。

キシリトールも甘味料ですが、プラーク(歯垢)中のミュータンス菌を減少させ、虫歯の原因となる酸を作らせない働きがあります。

良い食生活をして、ずっと丈夫な歯を目指しましょう。

         
            (りんご歯科医院 歯科衛生士 C.K)

 上記ブログについての院長の追加コメント

 最近では、飴やガムなどにもキシリトールが配合されているものが多く見られますね。

このキシリトールは、虫歯予防に有効なのはよく知られていますね。

そのキシリトールのメカニズムについて、簡単に紹介します。

1.口腔内細菌に対して発酵しない

 砂糖を摂取した時、口腔内のpHレベルは急速に低下します。そのため、歯のエナメル質の脱灰が生じます。キシリトールは口腔内細菌によって全く発酵されませんので酸は生成されずpH値も変化しないです。

2.虫歯菌の成長を抑制
 キシリトールはプラークとその中の虫歯菌を減少させることがキシリトールガムでの研究などで実証されています。このような効果が実証されている甘味料はキシリトールのみです。

3.歯質再石灰化の促進
 キシリトールは唾液の分泌を刺激し、それによって口腔内のカルシウムレベルが増大
し健康な歯の脱灰防止と再石灰化効果を促進することにより、虫歯の発生を防止する
ことがWHOの研究などで実証されています。

4.口腔内細菌が順応できない
 非う蝕性の甘味料も継続的に摂取し続けると、口腔内の細菌が順応して砂糖と同様に
発酵され、酸を生成することが知られています。でも、このキリシトールだけは他の甘味料と異なり、継続的に摂取しても全く口腔内細菌は順応しないことが、研究で実証されています。

もし、甘い物が好きでよく食べていると思われる方は、このキシリトール配合のものを考えていただけたら良いかと思います。