よく嚙むことは唾液の分泌促進に重要です。

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よく嚙むことは唾液の分泌促進に重要です。

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新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

 よく嚙むことで唾液の分泌が促進されるということは、耳にされたことがあると思います。

この唾液にはどのような働きがあると思いますか?

1.食べ物を飲みやすくする。
2.味を感じやすくする。
3.汚れを洗い流し、清潔に保つ。
4.食べ物を消化しやすくする。
5.pHを保ち、虫歯になりにくくする。
6.細菌の発生、活動、増殖の抑制。
7.歯の石灰化の促進。

こんなにもの働きがあり、口の中はもちろん全身の健康に影響します。

唾液の量が減少しないようによく嚙んで食べましょう。


            (りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.O)

 上記ブログについての院長の追加コメント

唾液には様々な作用があります。

上記に記したことがそうですね。

その中に清浄作用があります。

歯の表面は常に唾液で覆われており、唾液が歯の表面のエナメル質に触れている限りは虫歯にはならないのです。

では、「唾液もしっかり出ているのに、なぜ私は虫歯になったの?」という疑問がわく人も多いですよね。

実は、それには理由があるのです。

それは虫歯菌が口の中にいると、砂糖という「エサ」を得て、唾液をさえぎる膜のようなものを歯の表面に作ってしまいます。

これを「バイオフィルム(プラークと同義語)」といいます。

このバイオフィルムができてしまうと、歯のエナメル質が唾液に触れることができなくなり、清浄作用が効かなくなります。

虫歯菌は、このバイオフィルムの中で食べ物などから糖分を吸収して、自分が生きていくためのエネルギーを作り出します。

糖は最終的に乳酸や酢酸、エタノールにまで分解されて外に放出されます。ところが、バイオフィルムが育ってしまうと、できた酸は外に放出されずにバイオフィルムの中に残ります。

そして歯のエナメル質を溶かし始めるのです。

これが虫歯となっていくわけですね。

この状態がエナメル質を越えて象牙質にまで進行し、歯髄と言われる神経に近い位置にまで及ぶと猛烈な痛みが出てくると言うわけです。

このバイオフィルムは器械的に破壊するのが効果的です。

そのためには歯ブラシによる正しい歯磨きはもちろん、定期的なプロフェッショナルケアをしっかり行いましょうね。