2018/10/03
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
私たちの食べ物を消化しやすくしたり、口の中の細菌の増殖を抑える役割をしているものは何でしょう。。。
それは、「唾液」です。
唾液は一日に約1~1.5リットルほど分泌すると言われており、かなりたくさんの働きをしております。
ですが、ストレスや疲れ、加齢などが関係して唾液が出にくくなることがあります。
口の渇きが気になったら、食べるときはよく嚙み、耳下腺、顎下腺、舌下腺という唾液が分泌されるところをマッサージすると効果的です。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 C.K)
上記ブログについての院長の追加コメント
口臭が気になる、口の中が渇く、歯肉が腫れている・・・。など、お口の中の状態が悪くて、思い切り笑えない、食べられない、しゃべれないといった経験はありませんか?
こうした悩みを解消し、口の中も体の中も元気にするために役立ててほしいのが、誰もが持っている「唾液」です。
唾液には食べ物を分解して吸収しやすい形に変える「消化作用」や傷を早く治す「抗菌作用」、病原菌を寄せ付けない「清浄作用」などがよく知られております。
さらに唾液には、筋肉、内臓、骨などの育成を助ける「パロチン」、脳を活性化して若返らせる「NGF」、皮膚を修復して新陳代謝を促進する「EGF」といったホルモンが含まれ、《唾液がたくさん出る=若返る》と言えるのです。
そこで、皆様にこの副作用ゼロの万能薬の「唾液」を増やすために生活習慣で気を付けていただきたいことを下記に記します。
1. お茶や水で食べ物を流し込まない。
最近はレストランで食事をするときも、水やお茶が出てきて、水分と一緒に食事をとることが当たり前になっていますね。しかし、かつての日本人はよく噛んで唾液をしっかり出し、唾液と一緒に食べ物を飲み込んでいました。よく噛まずに、水やお茶で流し込む習慣は意識してやめましょう。
2. 食材を工夫して噛む回数を増やす。
唾液をしっかり出すためには、口の周りの筋肉が発達していることが大切です。その筋肉を発達させるためには、簡単に飲みこめる状態にならない噛みごたえのある食材です。よって、食材の工夫も大切です。
3. 正しい姿勢で奥歯だけでなく前歯も使って、しっかり食べる。
食事中の姿勢が悪い人は前歯を使って食べることがなく、唾液が出にくくなります。食事中は両足をしっかり床につけて、正しい姿勢で食べましょう。
これらの事を気に掛けていただき、実践してみましょう。
きっと効果が出てきますよ。