2018/11/12
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
健康な成人の場合、唾液は1日に平均1.5ℓほど分泌されます。
でも、それが何らかの理由によって唾液が減少し、口腔内が乾燥した状態をドライマウス「口腔乾燥症」などと呼んでいます。
ドライマウスの原因としては、まず緊張やストレス、口呼吸、薬の副作用などがあります。
また、ドライマウスになると歯周病、虫歯のリスクが高くなる、食事が困難になる、舌の痛み、口臭の悪化などの症状が現れることも。。。
心当たりのある方はご相談を。。。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.O)
上記ブログについての院長の追加コメント
口臭が気になる、口の中が渇く、歯周病が気になる・・・。など、お口の中の状態が悪くて、思い切り笑えない、食べられない、しゃべれないといった経験はありますか?
こうした悩みを解消し、口の中も体の中も元気にするために役立ててほしいのが、誰もが持っている「唾液」です。
唾液には食べ物を分解して吸収しやすい形に変える「消化作用」や傷を早く治す「抗菌作用」、病原菌を寄せ付けない「清浄作用」などがよく知られております。
さらに唾液には、筋肉、内臓、骨などの育成を助ける「パロチン」、脳を活性化して若返らせる「NGF」、皮膚を修復して新陳代謝を促進する「EGF」といったホルモンが含まれ、《唾液がたくさん出る=若返る》と言えるのです。
そこで、皆様に万能薬の「唾液」を増やすために生活習慣で気を付けていただきたいことを下に記しますね。
食事の際の新習慣の提案
1. お茶等の水分で食べ物を流し込まない。
最近は、ジュースやお茶を食事の際に、飲まれる方が多いですよね。でも、かつての日本人はよく噛んで唾液をしっかり出し、唾液と一緒に食べ物を飲み込んでいました。よく噛まずに、水やお茶で流し込む習慣は意識してやめましょう。
2. 食材を工夫して噛む回数を増やす。
唾液の分泌を促すには、口の周りの筋肉が発達していることが大切です。その筋肉を発達させるためには、簡単に飲みこめる状態にならない噛みごたえのある食材です。よって、食材の工夫も大切です。
3. 正しい姿勢で奥歯だけでなく前歯も使って、しっかり食べる。
食事中の姿勢が悪い人は前歯を使って食べることがなく、唾液が出にくくなります。そして、食事中は両足をしっかり床につけて、正しい姿勢で食べましょう。
これらのことを意識して、皆様も是非やってみてくださいね。万能薬の唾液量を増やすことによって、体にもお口の健康にも良いことずくめですね。