2018/11/19
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
最近、涼しい日を通り越して、寒い日も増えてきましたね。
それに伴い、水道水も冷たくなってきたので、うがいをしたり、お水を飲んだりすると歯がしみるというお話を聞く機会も増えてきました。
歯がしみる原因の一つとして、歯ぎしりや喰いしばりの可能性もあります。
就寝時の歯ぎしりによって、過剰な咬合力が歯に加わるために歯がこすれたり、歯の根元がすり減ってしまうことにより、歯がしみたりすることがあるのですね。。。
夜間、就寝時の歯ぎしりや喰いしばりは無意識のうちに行われているので、自分で気づくことや治すことは難しいです。
そのため、対症療法となりますが就寝時にはナイトガードというマウスピースをお薦めいたします。
スポーツ用のマウスピースと異なり、薄くできているため違和感も少ないです。
お悩みの方は、是非、ご相談下さいね。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 R.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
多くの方が歯ぎしりや喰いしばりを就寝時に行っている疑いがあります。
特に現代人は、ストレス社会のせいか、本当に多く感じます。
しかしながら、はっきりしたことは現代医学ではまだ、解明されていません。
でも、この歯ぎしりは歯や顎に強い力がかかり、体にも悪影響を与える場合があります。
歯がすり減ってしまったために、歯がしみたり、歯そのものを割ってしまい、治療が必要なケースもあります。
特に歯周病で、歯を支える骨が痩せてしまって揺れている歯に、歯ぎしりによる側方力が働いてしますと重篤になりやすいですね。。。
自己判断として、どのような場合に治療が必要なのかと言うと、舌で触れると歯がすり減っていると感じられる方や頬の筋肉がだるいと自覚する方、しょっちゅう詰め物や被せ物が外れる方、知覚過敏症で歯がしみるという方は要注意です。
また、歯ぎしりが肩こりや頭痛の原因になることがあり、こうした症状がある人も受診を考えた方がいいと言えます。
睡眠の質が悪いと、歯ぎしりが多いと言われ、日中に眠くなるのならば、睡眠障害を合併している可能性もあります。
歯ぎしりは、本当に全身に悪い影響を及ぼします。。。
治療法としては、マウスピース(ナイトガード)といわれる医療器具を使います。
患者さんの歯並びに合わせて作り、寝る時に着けると、プラスチック製の器具が歯のすり減りを防いでくれます。
歯ぎしりと言うと、ギリギリと音が出ることを想像してしまいますが、音がしないタイプの「喰いしばり」もあります。
歯ぎしりは、単に周りの人がうるさいというだけでなく、本人の体にも大きな負担が掛かっています。
また、欠損している歯が多くある方で、歯ぎしりが疑われる場合は入れ歯を装着して寝てもらう事もあります(一般的には入れ歯を外して寝てもらうように指導することが多いですが、このようなケースの場合は、入れ歯を洗浄していただいた上で装着して寝てもらうように指導することもあります。)。
マウスピース(ナイトガード)を使用した治療には保険診療が適用されます。
気になる方は、是非、ご相談下さい。