2020/05/06
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
唾液は、口の中を潤すだけでなく、汚れや細菌を除去する自浄作用、口の中の細菌の増殖を抑える抗菌作用、酵素アミラーゼがデンプンを分解し、消化しやすくする消化作用、飲食により溶けかかった歯の表面を修復し虫歯を防ぐ再石灰化作用などの働きがあります。
唾液が減ると虫歯、歯周病が進行しやすくなる他、口臭が強くなったり、口内炎もできやすくなります。
唾液が少なくなる原因としては、加齢、女性ホルモン低下、ストレス、生活習慣などがあります。
糖尿病、甲状腺、シェーグレン症候群などの病気が原因で起こる場合もあります。また、口呼吸、過呼吸。開口などの原因の場合もあります。
過度なストレスにより交感神経が刺激されると、唾液分泌が低下してしまいますので、ストレスを上手に解消して、十分な睡眠、休息が大切です。
口呼吸を改善するには、意識的に鼻で呼吸をすることを心がけて、就寝時はマスクを着用するなど工夫して口の中の乾燥を防ぎましょう。
過度なアルコールや塩分は脱水を引き起こし、唾液減少の原因になりますので、適量を心がけてください。
少しの心がけで皆様の健康に繋がりますので、気になることがございましたら、いつでも当医院へご相談ください。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.K)
上記ブログについての院長の追加コメント
唾液は生体が持ち合わせている万能薬です。
しかも副作用がありませんね。
この大切な唾液が、出にくいと感じられているのならば注意が必要です。
気になる方は、ご相談くださいね。