2021/01/17
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
りんご歯科医院の技工士です。
日本では吸着義歯を16世紀から使っていたようですが、欧米での吸着義歯は1808年にパリで実用化された蒸和ゴム義歯です。
この技法は1874年(明治7年)に日本にも紹介され、1935年(昭和10年)にアクリルレジンが出現するまで使われていたそうです。
実物を日本歯科大新潟生命歯学部の博物館で触らせてもらいました。
タイヤの一番硬い部分と同程度の硬さだと予想していたのですが、ゴム製とは思えない硬さで驚きました。
(りんご歯科医院 歯科技工士 T.I)
上記ブログについての院長の追加コメント
入れ歯の歴史は奥深いですね。
僕もこのゴム製の入歯というものは知りませんでした。
現在では、もちろん使っていないので当たり前と言えば当たり前ですが。。。
もし、ご興味があったら日本歯科大学新潟生命歯学部の「医の博物館」でご覧になったらいいかと思います。