2021/02/05
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
りんご歯科医院の歯科技工です。
今回は、口の中の型取りする材料について書かせてもらいます。
木製義歯の使われていた頃は蜜蝋などワックスなどを温めて型取りしていた記録が残っています、しかし、弾力性がないので外す時に変形して正確な型は望めなかったそうです。
現在は、寒天やアルジネート印象材シリコン印象材などをハイブリッドに使っています。
寒天もアルジネート印象材も海藻由来の物で乾燥に弱く、型取りしたら可及的速やかに模型にしなければいけません。
アルジネート印象材は、先の大戦で寒天を日本から輸入できなくなった欧州が昆布系の海藻から作った代替品だとか、軽くうんちく挟んで今回はここまで。
(りんご歯科医院 歯科技工士 T.I)
上記ブログについての院長の追加コメント
型を取る作業は歯科医院では日常的に行われています。
被せ物や入れ歯を製作するためには必要不可欠でありますからね。
今の型取り材は非常に精度が良いものだと思います。
ドンドン改良されているので、今後がもっと楽しみです。