歯石取りで出血する理由。

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歯石取りで出血する理由。

新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

歯と歯茎の隙間に汚れがたまると歯茎が炎症を起こします。

なぜ炎症が起こるのかというと歯垢中の細菌が細胞と戦っているからです。

炎症とは生体の防御反応という、捉え方もできます。

炎症を起こした歯茎は弱く、触れただけで出血しやすくなります。

歯石取りの出血は悪いことではありません。

歯石をとって歯ブラシをしっかり当ててあげれば出血はなくなります。

 

(りんご歯科医院 歯科衛生士 R.Y)

 

上記ブログについての院長の追加コメント

歯石はいわば死んだ細菌が積みあがっているようなものです。

それ自体には病原性はそれほどないのかもしれませんが、新しい細菌の足場となってしまうのですね。

その細菌と体の細胞が戦っている状態が、炎症というものです。

腫れとか出血しやすいのが炎症の特徴です。

細胞はこれ以上、炎症が広がらないように限定的に抑え込もうとしているわけです。

従って、そのために熱を発して、血流量を増やし白血球などが戦っているため、出血しやすいと言えますね。

ですからこの出血を怖がって、ブラッシングしない、歯石取りをしないというのは良いことがないわけですね。

是非、しっかり歯垢や歯石を積極的に除去していきましょうね。